LGBT法案を強行に推進しようとしているのは、稲田朋美レベルではない。岸田首相本人なのである。反対派の国会議員からは性的マイノリティに関する特別委員会での手続きを批判する意見が出ているが、そんな問題にすり替えてはならない。
以前にも提案されたことがあるのならば、なおさら自分たちが先頭に立って国民に訴えるべきではなかったか。国会を取り囲むデモをするくらいの覚悟が必要だったのではないか。相手がとんでもないことを仕掛けてくるのならば、法の許す範囲で徹底抗戦をすべきなのである。
保守派ネット民はそうではなかった。それが開かれる前日に、海乱鬼さんが「LGBT法案に反対します」のツイートデモを呼びかけ、午後9時から11時までのわずかな時間で170651のツイートがあり、トレンド判定サイトのTwittrenndでは日本のトレンド1位にランクインされたのである。
ルールがどうのこうよりも、どうすれば阻止できるかを考えるべきなのである。反対を表明している自民党国会議員は、あらゆる手段で、岸田首相を追い詰めなくてはならないのである。
口だけの反対であれば、保守派ネット民は自民党そのものを見限るだろう。今回の岸田首相の暴挙に怒り心頭に発しているのである。米国の駐日一大使の発言に振り回されるようでは、日本は属国と同じではないか。それに立ち向かう勇気がなければ、岸田首相と同類であり、同じ穴の貉といわれても仕方がないのである。