草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

今の日本保守党は保守勢力の結束を乱すだけだ

2025年01月22日 | 日本保守党
 日本保守党の百田氏や有本氏は、飯山あかりさんに向かって、事実に基づいて反論できない。文藝春秋が提案した、飯山さんとの討論に応じない。これではしっぽを巻いて逃げたといわれても、それは仕方がないだろう。
 日本の保守が結束して石破内閣を倒し、トランプとまともに交渉できる政治勢力の結集が急務なのに、それを実現するためにも、日本保守党の存在が、あまりにも迷惑この上ない。
 百有党と呼ばれているように、公私のけじめがまったくないからである。さらに、夫婦漫才のように、何をするにも一緒である。そんな政党がこれまであっただろうか。政策などそっちのけで、金の話と品のない暴論の連発である。
 ようやくネット民の多くの人が気付き始めている。あれだけLGBT法案に反対したにもかかわらず、今では、ほとんどそのことを口にせず、驚くなかれ、それに賛成している減税日本と組んでいるのだ。
 日本保守党離れが加速しているようだが、犬笛に騙されてはならないし、常識が通用せず。政治資金規正法を理解していないような人間の後を、ノコノコ付いていくことはできないのである。
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寒い朝は辛い

2025年01月21日 | 
寒い朝は身体が
とりわけ痛い
薬を飲み横に
何とか生かされて
ここまできた
それでも一日が
愛おしいから
ひたすら仕事を
老いの身は
悲しくも辛い
自分の世界に
引き込もるのは
もう少し後に
じっと雪景色を
静かに眺める

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厳冬の中でも日々の暮らしは変わらず

2025年01月20日 | エッセイ
 ここ二、三日の会津は寒い朝が続いています。大地が冷えて寒々としています。朝の食事をし、薬を飲み、それからパソコンに向かいます。午前中はたわいもない文章を書き、寝不足なので軽く休憩してから散歩に出ます。そして、いつもの喫茶店で珈琲を飲んで帰ってきます。本格的に仕事をするのは夕食の後からです。
 毎日がその繰り返しですが、本一冊分の原稿をまとめるためには、それなりの努力が求められます。日々書き溜めるしかないからです。ノンフィクションを書きますから、取材と膨大な資料を読み込まなくてはなりません。期限が決まっていますから、これまた大変です。
 能力のあるなしにかかわらず、売文の徒というのはそんなものなのです。読書も調べ物が中心ですが、息抜きには今は、井上靖の小説を読んでいます。
 これからどれだけ仕事を続けられるか分かりませんが、一日元気で過ごせれば、それだけで満足です。
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百田氏と日本保守党による飯山さんへの虐めは目に余る

2025年01月19日 | 日本保守党
 卑怯者を断じて許してはなりません。自分たちに向けられた質問に、まったく返答せず、勝手な妄想をふくらませて、特定の個人を、遠回しに批判する。それが国政政党の代表がすることでしょうか。
 百田尚樹氏はXで「昨年の衆院戦後、自民党の東京都連に参院選の公認申請をしたと聞いています(真偽のほどは不明)。その話を聞いた時は、さすがに驚きましたが、半信半疑ながら、もし事実だとしたら『ああ、そういうことやったんかい』」と発信しています。
 誰であるか特定せず、(真偽のほどは不明)としながらも、飯山あかりさんであることは明確で、「もし事実だとしたら」と言い訳をしながら、あてこすりをしているのです。
 これに対して、多くの良識あるネット民から、反論のコメントが相次いでいます。そうした虐めはあまりにも陰湿で、常識がある人間のすることではないからです。
 保守には保守としての矜持があります。言葉に責任をもつということと、徹底したリアリストとして、事実を重視するということです。百田氏と日本保守党は、党名をすぐに変更すべきだと思います。保守を名乗って欲しくはないからです。

※自民党の東京都連は参議院の公募などしていないそうですから、これまたデマの可能性が高いです。
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保守と左翼との違いは「誠」があるかどうかだ

2025年01月18日 | 日本保守党
 藤岡信勝氏が日本保守党批判を強めているが、これでほぼ勝敗は決した感がある。日本保守党は保守層から相手にされない存在となりつつある。
 そこまで追い詰められてしまったのは、飯山あかり氏の日本保守党への質問に対して、何一つ返答せず、飯山氏への個人攻撃で乗り切ろうとしたからである。自分たちが正しいと主張するのであれば、その根拠を示せばいいのである。
 政党交付金を半額にすべきだ、と公約に掲げておきながら、自分たちが国政政党になったら、それを反古にしてちゃっかり全額もらう。これでは信用されなくて当然である。
 三島由紀夫の言葉を借りるならば、左翼との違いは「誠」があるかないかであった。それがなければ左翼と同類なのである。「嘘も方便」という言葉がないわけではないが、嘘ばかり吐いている人間を、どうして支持することができるだろう。東アジアは危機的な状況下にある。保守は団結しなければならないが、三島が言った「日本人といううのは自分の主義主張のためには体を張るものである」という根本原則がなければならないのである。
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雪かきの人の気配で目覚めけり 5句

2025年01月17日 | 俳句
雪割って峠を越えて一仕事

雪かきの人の気配で目覚めけり

一日を無駄にすまいと雪の朝

雪国は日本列島隅の隅

労苦だと思わぬ人が雪をかく

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ストイックさに欠ける日本保守党

2025年01月16日 | 日本保守党
 長谷川幸洋さんが日本保守党と新左翼の違いをユーチューブで論じていました。僕も共感する部分が多かったですが、そもそも日本保守党が政治運動をしているかとなると、それ自体問題です。
 僕は新左翼も新民族派も知っていますが、どちらに属しても、活動家はストイックでした。中核派や革マル派の人たちも、ある種の使命感に燃えていたし、日学同や全国学協のメンバーも、金に汚いと破門のように扱いを受けた、と聞いています。左右を問わず、若者らしく純粋であったのです。
 日本保守党の百田氏や有本氏は、すぐに金の話を持ち出しますが、それとはまったく無縁な人たちが、新左翼や新民族派の活動家でした。
 一度口にしたら、後には引けないというので、三島さんは市ヶ谷で死んで見せたし、中核派は内乱的暴動を引き起こしました。元号法制化のために、大東塾の影山正治氏は自らの命を差し出したのです。
 それと比べると、日本保守党には真剣さに欠けます。長谷川さんが違和感を覚えるのは当然だと思います。
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韓国の異常な事態は対岸の火事ではない

2025年01月16日 | 朝鮮半島
 国民から選ばれた大統領が、任期途中で逮捕されるということは、まさしく前代未聞ではないだろうか。韓国のユン大統領に拘束令状を執行させる権限が、どこにあるか問われるのは、いうまでもないことである。
 北朝鮮や中国の息のかかった左派勢力が、法にもとづかない形で権力の奪取を試みたのである。国会が左派勢力に握られ、何もできなくなってしまっているなかで、孫大統領が乾坤一擲の思いで戒厳令を布告した。それ以外に自由と民主主義を守る手立てはないからである。
 ユン大統領を守り抜こうとする人たちは、若者が中心である。自由と民主主義の恩恵に浴してきたからである。韓国有事は日本有事である。今まさに香港の二の舞になろうとしているときに、石破内閣は、韓国の左派勢力との接近を図ろうとしている。
 カール・シュミットが言うように「主権者とは、例外状況にかんして決定をくだす者をいう」(『政治神学』)のである。
 日本も安閑としてはいられない。そこでエセ保守を排除するのは当然のことである。韓国の出来事は対岸の火事ではない。国家として身構えるためには、党派を超えて保守派が団結しなくてはならないのである。そして、自衛隊は、戦後体制によって栄誉の大権が与えられなくても、国体を守り抜く軍隊として矜持を持たなくてはならないのである。
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保守を名乗っているのは政治に期待しないからだ

2025年01月15日 | エッセイ
 政治には期待し過ぎてはならない。その通りだと思う。バラ色の夢など誰も実現してはくれないからだ。耳障りのいいことを主張しても、大半は期待外れに終わるからだ。
 それでも選ぶしかないから、消去法で保守的な政党を選ぶことになる。甘い幻想は抱かずに、リアリストに徹するのである。断じて許せないのは、お上が威張り散らすことであり、私たちを監視し、平気で牢獄にぶち込む体制である。それだけは断じて阻止しなくてはならない。
 代々木の共産党を批判するのは、党官僚の下僕となる根性を軽蔑したからだ。新左翼の諸党派に与しなかったのも、革命ごっこの限界を感じたからである。
 自民党の中枢が、中国に媚びているのは、財界を喜ばすためとか色々あるだろうが、権威主義的全体主義の恐ろしさを知らないからだろう。欧米が絶対であるわけもないが、それよりは益しなのである。そして、虚無主義者の辻潤が「私はこれでも少しばかり自分の同胞や生まれた国のことを心配しているつもりだ」の一言が、今考えている全てなのである。

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日本人の根本の倫理観は義を重んじることだ

2025年01月14日 | 思想家
 日本人を根本において支えるものは何であろうか。ルース・ベネディクトは「日本の文化を恥の文化」と位置づけ、「恥は他人の批評に対する反応である」(『菊と刀』)と述べた。
 しかし、それだけでないと言い切ったのは、三島由紀夫の盟友であった村松剛であった。村松は「恥という理念は、単に『他人の批評に対する反応』ではない。それは中核の部分では、世間の眼を突き破ってまさに天まで達している」(『死と現代』)と書いたのである。
 武士が登場した段階では、当初は恩賞が目的であったが、死ねば遺族が優遇されたからである。しかし、それが実利主義から離れて行動の美学が生まれてきた、というのが村松の主張であった。それが義の理念であり、日本人の「天地に俯仰(ふぎょう)して恥じないように進退せよ、ということ」(同)になぅたのである。
 それを考えると、石波茂や日本保守党の嘘について、もっと私たちは怒るべきだろう。権力の維持に汲々とするとか、金儲けを最優先するという政治は、あまりにも浅ましいからである。
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