創作日記&作品集

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枕草子5段「中間(ちゆうげん)なるをりに」

2016-02-01 21:03:01 | 枕草子
枕草子を現代語訳していて、こういうのがとても気になるのです。
中間(ちゆうげん)ってなんだろう?
忙しい時から暇な時まで、解釈は色々です。180度違います。
―余談ですが、野球評論家の堀内さんは、360度違うって解説していました。元に戻っている―
清少納言は「女房」という仕事をしています。
中宮とのお喋りだけでなく、色々と雑用があった。
役人との打ち合わせ、里からやって来る女房の親兄弟のお世話、大工さんの手配。
それはみんな枕草子に書いてあります。
中間とはそんな仕事の合間なんです。
長すぎるか短すぎるか分かりませんが、中途半端な時間。
それが中間。言い切っていいのかなあ。
まあ、360度違わないでしょう。
労作「枕草子解読」はこちら