研修会で発表する白鳥勝彦さんの「3本リングマジック」
TAMC(東京アマチュア・マジシャンズクラブ)の合宿研修会に参加した。
毎年9月に平塚の横浜ゴム保養所の施設を借り切って一泊二日のスケジュールで実施される。
講演「これからのTAMCについて」は、都築幹彦前会長からプログラムがスタートする。
6人のメンバーがそれぞれ自分の得意とする奇術演技とその解説を披露する。
白鳥勝彦さんの3本リングを使用した演技はいつも素晴らしいものです。
夕食を兼ねた懇親会は、多湖輝先生のスピーチと乾杯の発声で始まった。
その後は、5組に分かれて分科会研修が夜遅くまで熱心に続けられた。
山本玄一さんの指導による「ロープ切り、飛び移る結び目」に参加した。
演技をする時の目線や体の向きやポージングの研修で勉強になった。
翌日は、昨晩の分科会研修の成果発表となり、それぞれのクラスに参加したメンバーが奇術を演じた。小永井暹さんからは各演技を見ての的確な講評が行なわれた。
多湖輝先生の講演は「韓国のマジック・コンベンションに出て」のテーマであり、いつもながら話術が巧みで面白い内容であった。
参加者による3分間スピーチには多くの人がマジックとの関係を中心に話していたが、スピーチ巧者が多く、3分以上過ぎる人が多かった。
氣賀康夫さんによる「二重のダブル予言」のレクチャーは、映像も用いての講演であった。
マジック界では、かの有名な高木重朗先生のトランプマジックの映像も披露された。
二日間に亘る研修会は、充実な内容であった。
来たる10月31日(日)虎ノ門ニッショーホールで開催される「TAMC第65回マジック発表会」の出演に向けて盛り上がっていった研修会であった。
(9月15日記)