つれづれなるままに

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レアアース輸出申請を再開

2010年09月30日 | 経済
                  レアアース輸出申請を再開 

(産経新聞から)
中国から日本へのレアアース(希土類)輸出が滞っている問題で、輸出申請を自粛していた中国の輸出業者が、同国当局への申請を再開したことが分かった。
尖閣諸島周辺での中国漁船衝突事件を契機とした対日報復とみられる対日禁輸が解かれる可能性が出てきた。

申請を再開したのは、中国の鉱山会社から輸出枠を割り当てられている現地の輸出業者。
ただ、中国当局は、輸出レアアースの成分を分析する検査の実施など時事上の輸出規制は継続しており、商社関係者によると、荷動きが停止している状態には変化がないという。

大畠章宏経済産業相もマレーシアにある日本企業向けの輸出が認められたことを明らかにしており、徐々に解除の動きが出てきた。
中国当局は、これまで対日禁輸の措置をとっていることを否定している。
日本側は、輸出の停止を確認し事実関係を調査しており、当局による禁輸措置が判明すれば、WTO提訴も辞さない方針を示している。
レアアースはハイブリッド自動車や電気自動車のほか、兵器などのハイテク製品に不可欠で、世界の生産量の9割以上を中国が占めている。
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