つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

高機能携帯に主役交代

2011年01月03日 | インターネット
                         スマートフォン(高機能携帯電話)

(日本経済新聞から)
2011年に情報端末の主役が交代する。
高機能携帯電話(スマートフォン)の世界出荷台数がパソコンを上回る見通しとなった。
データを保存する半導体メモリーや、指で画面に触れて操作ができるタッチパネルなどの電子部品需要が拡大。
日本の電機各社もスマートフォンシフトを急ぐ。
 
10年のスマートフォンの世界出荷台数は2億9306万台となる見込み。
パソコンは3億4873万台で、5000万台以上多い。
11年はスマートフォンが44%増の4億2098万台と大幅に伸びるのに対し、パソコンは10%増の3億8503万台にとどまり、情報端末の主役の座を明け渡す。

スマートフォン人気は米アップルが07年に発売した「iPhone(アイフォーン)」が火をつけた。
スマートフォンはパソコンのように様々なソフトをインターネット経由で取り込んで、自分の仕事や趣味に合わせて機能や使い方を変えていくことができる。
パソコンメーカーは「仕事で使うような提案資料などを作れないスマートフォンと、市場は食い合わない」とみる。だが、持ち運びや操作が簡単で価格も安いスマートフォンがあれば「パソコンは要らない」という人も若い世代を中心に増えているようだ。

高機能携帯に主役交代―アップルVS.アンドロイド、2陣営競い、市場が拡大。 スマートフォン市場では、米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載した端末も急拡大している。
韓国のサムスン電子や英ソニー・エリクソンなど主要メーカーが新製品を続々投入。
世界販売台数シェアは2009年の4%から、今年7~9月期には26%に伸びた。

端末各社はグーグルが無償で公開しているアンドロイドを自由に自社製品に組み込んで、ソフトの開発費用を抑えることができる。
サムスンの「ギャラクシーS」や、ソニー・エリクソンの「エクスペリア」などは日本でも人気を集めている。
アップルとアンドロイド陣営が製品やアプリの魅力を競うことで、市場拡大に弾みがつく構図だ。
一部の基幹部品は不足気味で、端末メーカーが安定調達先の確保に走っている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする