つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

畠山記念館

2011年11月17日 | 日記
                     桃山志野現代に焼く「藤田登太郎茶陶展」

土井慈功住職を東銀座から都営浅草線で高輪台まで案内した。
そこから歩いて5分ほどで畠山記念館に着いた。
途中の道は、北側が港区で南側が品川区となっている区境のところを通る。

大きな樹木が覆い繁っている一角が畠山記念館の敷地である。
荏原製作所の創業者である畠山一清(号・即翁 1881~1971)は、実業家として活躍した。
同時に裏千家流の茶の湯や宝生流の能楽に親しみ、茶人としても造詣を深め、茶道具を中心とする東洋の古美術品を蒐集するなど、独自の美の世界を築く。

畠山記念館の敷地の中に茶室 翠庵・明月軒がある。
そこの茶室で、桃山志野現代に焼く「藤田登太郎茶陶展」が開催されていた。
志野とその周辺の茶碗たち
志野茶碗を中心に井戸、唐津、萩、瀬戸黒などの各種お茶碗を展示。
お茶碗は手にとってご覧ください。と案内されている。

一般的には、茶陶展などでは自由に作品に手を触れることが出来ないのが普通であるが、ここでは自由に触ることが出来た。

(11月17日記)
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