つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

風祭ゆきさんの写真展

2012年04月01日 | 友人
                                風祭ゆきさんの写真展

女優である風祭ゆきさんから写真展に出展するので見に来てほしいとの連絡がありました。
会場は、渋谷のGllery LE DECO(ギャラリー・ルデコ)。
昨年、渡部さとる先生による写真のワークショップが開催されて参加した。
3カ月の研修で2Bの35期生となる。
今回の写真展は「それから、これから

父親譲りの6×6のカメラを愛用している。
3月1日に片岡秀太郎さんから案内されて新橋演舞場の楽屋へ行ったときに写真展のテーマが閃いた。
歌舞伎役者が楽屋入りして化粧をしていくうちに女形の形が整っていき女性へと変身をしていく。
楽屋から舞台へ出ていくときには完全な女性の役者となっていた。
その状況を7枚の組み写真で表現をしている。
風祭さん曰く「歌舞伎の女形の人の変身は、女優ではわからない特有のものがあります。女優は女性だからそのまま地で行けるが、歌舞伎役者の人が女形となっていく姿が凄いと感じました。化粧をして鏡に映っている秀太郎さんを見るとそこにはすでに女性の人がいたのです」と話していました。

いつもは写真を撮られる女優である風祭ゆきさんが、カメラを持って被写体を探していることが面白い。
最初は愛犬を撮ろうとしたが、昨年亡くなってしまったので実現できなかった。
写真展の日程は決まっているので、テーマは何にしようと日々考えた挙げ句に「秀太郎さん」に決めたとのこと。

とても素晴らしい写真展でした。

(4月1日記)
コメント
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