つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

木工職人・木村和也さんについて

2014年02月08日 | 日記
                  木売内工房の木村和也さん

池袋東武百貨店で「木工家具展」を開催中の木村和也さんは、岩手県久慈・木売内工房で木工職人として制作に専念しております。
木工家具展の会場に、木売内工房のパンフレットがありました。このパンフレットは本名康友さんが作成したものとのこと。

(パンフレットより)
東日本大震災(2011年3月11日)以降、私は更に志が高くなりました。
岩手の未来のために 東北の未来のために
私はこれからも日本中の皆様に会いに行きます。

◆私と南部赤松
家具職人として仕事をしていた時、ふと・・・自分のカンナを引く手、ヤスリをかける手が「木工機械の単なる一部になっていないか」と感じたのです。そして目の前にある「南部赤松」をゆっくり撫で、耳をそっと充てると、その南部赤松の持つ力強い息吹が感じられたのです。私は大変なことを忘れ、技能だけに走っていた自分を悔い我に返ったのです。それが本当の意味での私と南部赤松との生涯の出会いでした。
南部赤松は白木でやわらかい木材ですが、なんともきれいで美しい木目は、見ているだけで心が和みます。

◆木売内工房のコンセプト
木売内工房の全ての家具は、南部赤松を使った木村和也のハンドメイドです。シンプルで多機能 どんな時代でもライフスタイルが変わっても使える家具 一生使える ゆりかごから老後までもっと日本を愛そう 多機能家具「フローリングベッド」は木売内工房のコンセプト家具 これは木村和也の究極のご提案です。
工房(作業所)は廃校となった木売内小学校の校舎をそのまま利用しております。

(2月8日記)
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