つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

古葉竹識監督について

2021年11月16日 | スポーツ
古葉竹識元監督が85歳でご逝去されました。
東京国際大学硬式野球部監督として
全日本大学選手権大会に準決勝戦に出場した時の思い出です。
ご冥福をお祈り申し上げます。
がっしょう


応援席に挨拶する古葉竹識監督(神宮球場)

4年前に東京国際大学野球部の監督に就任して、東京新大学春季リーグで初優勝を果たした古葉竹識監督が注目を浴びている。

神宮球場で開催されている全日本大学野球選手権大会に初出場して、第1回戦で龍谷大学に3対2で勝利した。初白星を獲得すると、第2回戦は東京情報大学に3対1で勝った。2試合とも延長戦に突入してタイブレーク方式で勝利した。
タイブレーク方式とは、東日本大震災での原発事故の影響で節電対策として、延長戦は1アウト満塁の状態からスタートするもの。緊迫な状況でのゲーム展開が繰り広げられる。
第3回戦は日本体育大学戦で投手戦となった。
接戦となり1対0でエース伊藤和雄投手は完投完封で勝利した。
試合終了後、古葉竹識監督は応援席に感謝の挨拶にきた。
メディアの記者とカメラマンが追いかけてくる。
ベンチ前では、テレビのインタビュー取材やコメントを求める新聞社に取り囲まれていた。
毎日のスポーツニュースで古葉竹識監督のことが放映されている。
朝の情報番組では特集で報じている。

プロ野球で広島カープの監督時代に3度日本一にした古葉竹識監督が、大学野球の監督となり指導をしている話題性はある。
学生達は孫のような年代であり75歳となる古葉竹識監督の奮闘振りが、毎日のように各新聞紙上に採り上げられている。
スポーツ紙はじめ一般紙、そしてスポーツとは縁遠い日本経済新聞まで古葉竹識監督のことは大きく掲載している。

神宮球場で3勝して、ベスト4まで登りつめた。
準決勝戦の相手は、東京六大学リーグ優勝校の慶応義塾大学である。
優勝候補のトップに上げられている慶應義塾大学の胸を借りるつもりで戦いに挑むナイン。いい試合を見せてもらいたい。

(エピソード)
慶応義塾大学の江藤省三監督の長女・優花さんは東京国際大学出身。
東京国際大学の古葉竹識監督の三男・隆明氏は慶応義塾大学野球部OB。
浅からぬ因縁である。

(6月11日記)
コメント
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