つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

髙木屋の草だんご

2024年10月18日 | 飲食店

 髙木屋老舗の草だんご

 柴又駅から帝釈天参道に入ると髙木屋老舗の看板が両側に向かい合っています。このお店は、山田洋次監督が映画「男はつらいよ」の舞台にしたモデルとなっただんご屋です。

    髙木屋の店主が亡くなり、女将さんは店の売上げも減り困難な状況を知った山田監督は寅さんの脚本を書いて映画化をしました。映画のヒットと共に髙木屋にもお客が来て、売上げも上がり順調に発展していきました。
 

 髙木屋は、「男はつらいよ」の映画のロケが帝釈天参道であると出演者やスタッフの休憩場所としてお店を提供していました。予約席は渥美清が来た時の場所として今でも確保してあります。店内には山田洋次監督や出演者と一緒に写した女将さんの写真がたくさん掲示してあります。
 

 山田洋次監督はだんご屋を「とらや」と設定して映画を撮っておりましたが、映画がヒットすると髙木屋の3軒先に「とらや」という名の店を出した人がいて、松竹が映画の関係で名前を変えてもらえないかと打診したが、受け入れられず、その後の映画では車寅次郎からだんご屋は「くるまや」として撮影をしておりました。 

 髙木屋老舗の草だんごはとても美味しかったです。


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