仙石線のドアボタン
仙石線の榴ヶ岡駅から乗車して終点のあおば通り駅で下車をする時に、一番前列にいた人は都会の人だったのか。ドアが自動で開くものと思い開くまでじっと待っていたが開かない。
後ろの人が「ボタンを押してください!」と言ったが何のことか分からない。他の人がボタンを押してドアが開いた。他のドアは到着するとすぐにドアを開けて電車内の人がホームに降りていた。
都会で自動扉に慣れている人は、電車のドアは駅に到着すると自然に開くものと思っている。所が変わればその地域の智恵が電車のドアにも工夫されて設置してある。
駅に到着してドアボタンを押してホームに出て行く人は優越感を体で表しているようにも見えた。ドアが開くまで待っていた前列の人は何か気まずい思いをしていたようだ。
電車のドアの横のボタンひとつでも地域の文化の違いが垣間見られた。今は自動ドアが増えている。
(8月24日記)
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