何がストレスになるか・・・これは人によってさまざまだろう。
愛読している朝日新聞の医療・健康サイトのブログ「町医者だから言いたい!」は、前にも、このブログで紹介したことがあったと記憶しているが、先日、長尾和弘先生の記事で、(そうそう!私も同じ!)と思った部分があったので、一部転載させて頂く。
※ ※ ※(転載開始)
【730回】 行列のできる診療所 閑古鳥が鳴くクリニック [12/04/17] 長尾和宏
17年前、尼崎で開業した当時は閑古鳥状態でした。患者さんが一人も来られない日もありました。やっと来られた患者さんとは、1時間話し込みました。
患者さんが来ていただけないという現実は本当に辛いです。やることが無いことほど辛いストレスはありません。業者さんとお喋りするか、昼寝をするくらいでした。
しかし地道に頑張っていると徐々に徐々にですが、患者さんが増えてきました。患者さんはジーと、私を観察していたのです。
開業3年目のある朝、いつものようにシャッターを上げようと、商店街を歩き、近づきました。すると、なんと2人も患者さんが待っていました。
そう、開店前にはじめて、行列が出来ていたのです。たった2人ですが、我が人生にとって初めての行列。嬉しかったあの瞬間を、今も忘れません。
(以下略)(転載終了)※ ※ ※
そう、私にとっても「やることがないほど辛いストレスはない」のだ。「フルタイムで働いて、毎週一日がかりで病院で治療して、土日も体調悪いと言いながらなんだかんだと出歩いて、無理していないですか?」と聞かれることがある。
私は、以前にも書いたが、手帳に予定が入るとほっとする。真っ白だったり、入れていた予定がこなせなくて二重線をひくとガッカリする。我ながら単純で、つくづく貧乏症なのである。
だから仕事でもなんでも、出来ることなら先延ばしにはしないで、先回りしてどんどんやってしまいたい。
四半世紀以上前、新規採用で働き始めた頃(今に比べてゆったりした古き良き時代だったから、仕事の量は本当に加減して頂いていた。)、先回りしていろいろ準備したら、結局、変更されて使えなくなってしまった資料があった。後から、先輩には「だから、そんなに早くから準備することはないんだ!」とお小言を頂いた記憶がある。
もちろん、ずっとそんなペースで仕事を続けてこられたわけではなく、子育て中は保育園のお迎えがあったから、自転車操業で、土日出勤で帳尻合わせをしていた。また、再発治療が始まってからというもの、以前よりずっと緩く暮らしているつもりだ。フルタイムとはいえ、仕事が以前に比べて明らかに残業や休日出勤が少なくなっているし、部下の人事管理等からもフリーの立場となり、マイペースで出来るからなのだと思う。
さらに土日出かけることについては、自分の好きなこと-友人とのランチや講習会、マッサージやリフレクソロジー、ヨガ等自分のメンテのための時間-にほぼ限っているから、これでストレスを感じることは、ない。
そう考えると、今ほど毎日やることがきちんとあってストレスフリーな時間を過ごしていることはなかった、のかもしれない。これで免疫力が下がっていたら申し訳ないくらいだ。今の生活を続けさせて頂いていることに感謝したい。
もちろん人さまざまではある。何もしないでいる時間が必要で(それも沢山あった方がよく)、予定がビッチリ入っているなどとんでもない!という方もいらっしゃるだろう(ちなみに夫も息子がそうである。)。
自分にとってストレスフリーがどんな状態なのか、きちんと見極めることが心穏やかに暮らしていく上で、必要なのだと思う。
さて、体調。昨夜は、息子が今月からようやく通い始めた新しい塾の通塾日。夫もそれに合わせて時間調整の遅めの帰宅だったので、帰宅後はマイペースで片づけものや食事の支度等が出来て、とても有難かった。
治療から帰った時に、誰かが既に家にいて、食事の支度を待っているというシュチュエーションはとてもプレッシャーなのだ。まだ何の支度も出来ていない・・・という強迫観念を持っても仕方ないのはわかっているのだが。
夕食も少なめにとり、マグラックスとロキソニンを飲む。今日は眠れそう、とサプライズプレゼントのアロマバスボムでゆっくり入浴し、夜中に足が攣らないように夫に足をマッサージしてもらって、12時前にはベッドへ。寝付きはそれほど悪くなかったが、2時に一度目覚め、その後もまもなく二度寝が出来たが、さらに4時には目覚めてしまう。それでも、その後も何とか目覚ましが鳴る前まで寝付くことが出来た。分断されたが5時間程度は睡眠が確保出来たということだ。
朝はやはり気持ち悪さがあったが、ナウゼリンを飲んでからゆっくり少なめにお腹に入れて、イメンド80㎎、デカドロン1錠、ロキソニン、マグラックスを飲んで出勤した。
なんとなく火照っていて気持ち悪さはあるが、薬が効いていて順調に仕事はこなせた。このままうまくステロイドとお別れ出来るとよいのだけれど。
昼食もナウゼリンを飲んでから、無事にとることが出来た。当然のことながらムカつきはあるが、とにかく何とか食べられるのは何よりだ。(大丈夫、大丈夫)の呪文が効いているのかもしれない。
けれど夕方帰る頃には火照りが酷くなり、帰宅するとやはり張っていた気が緩んでぐったりする。そうはいっても着替えもまだの私に「腹減った!」と騒ぐ息子の食事の支度。私は空腹感がなく、一緒には食べられず仕舞い。食欲旺盛って羨ましい!
愛読している朝日新聞の医療・健康サイトのブログ「町医者だから言いたい!」は、前にも、このブログで紹介したことがあったと記憶しているが、先日、長尾和弘先生の記事で、(そうそう!私も同じ!)と思った部分があったので、一部転載させて頂く。
※ ※ ※(転載開始)
【730回】 行列のできる診療所 閑古鳥が鳴くクリニック [12/04/17] 長尾和宏
17年前、尼崎で開業した当時は閑古鳥状態でした。患者さんが一人も来られない日もありました。やっと来られた患者さんとは、1時間話し込みました。
患者さんが来ていただけないという現実は本当に辛いです。やることが無いことほど辛いストレスはありません。業者さんとお喋りするか、昼寝をするくらいでした。
しかし地道に頑張っていると徐々に徐々にですが、患者さんが増えてきました。患者さんはジーと、私を観察していたのです。
開業3年目のある朝、いつものようにシャッターを上げようと、商店街を歩き、近づきました。すると、なんと2人も患者さんが待っていました。
そう、開店前にはじめて、行列が出来ていたのです。たった2人ですが、我が人生にとって初めての行列。嬉しかったあの瞬間を、今も忘れません。
(以下略)(転載終了)※ ※ ※
そう、私にとっても「やることがないほど辛いストレスはない」のだ。「フルタイムで働いて、毎週一日がかりで病院で治療して、土日も体調悪いと言いながらなんだかんだと出歩いて、無理していないですか?」と聞かれることがある。
私は、以前にも書いたが、手帳に予定が入るとほっとする。真っ白だったり、入れていた予定がこなせなくて二重線をひくとガッカリする。我ながら単純で、つくづく貧乏症なのである。
だから仕事でもなんでも、出来ることなら先延ばしにはしないで、先回りしてどんどんやってしまいたい。
四半世紀以上前、新規採用で働き始めた頃(今に比べてゆったりした古き良き時代だったから、仕事の量は本当に加減して頂いていた。)、先回りしていろいろ準備したら、結局、変更されて使えなくなってしまった資料があった。後から、先輩には「だから、そんなに早くから準備することはないんだ!」とお小言を頂いた記憶がある。
もちろん、ずっとそんなペースで仕事を続けてこられたわけではなく、子育て中は保育園のお迎えがあったから、自転車操業で、土日出勤で帳尻合わせをしていた。また、再発治療が始まってからというもの、以前よりずっと緩く暮らしているつもりだ。フルタイムとはいえ、仕事が以前に比べて明らかに残業や休日出勤が少なくなっているし、部下の人事管理等からもフリーの立場となり、マイペースで出来るからなのだと思う。
さらに土日出かけることについては、自分の好きなこと-友人とのランチや講習会、マッサージやリフレクソロジー、ヨガ等自分のメンテのための時間-にほぼ限っているから、これでストレスを感じることは、ない。
そう考えると、今ほど毎日やることがきちんとあってストレスフリーな時間を過ごしていることはなかった、のかもしれない。これで免疫力が下がっていたら申し訳ないくらいだ。今の生活を続けさせて頂いていることに感謝したい。
もちろん人さまざまではある。何もしないでいる時間が必要で(それも沢山あった方がよく)、予定がビッチリ入っているなどとんでもない!という方もいらっしゃるだろう(ちなみに夫も息子がそうである。)。
自分にとってストレスフリーがどんな状態なのか、きちんと見極めることが心穏やかに暮らしていく上で、必要なのだと思う。
さて、体調。昨夜は、息子が今月からようやく通い始めた新しい塾の通塾日。夫もそれに合わせて時間調整の遅めの帰宅だったので、帰宅後はマイペースで片づけものや食事の支度等が出来て、とても有難かった。
治療から帰った時に、誰かが既に家にいて、食事の支度を待っているというシュチュエーションはとてもプレッシャーなのだ。まだ何の支度も出来ていない・・・という強迫観念を持っても仕方ないのはわかっているのだが。
夕食も少なめにとり、マグラックスとロキソニンを飲む。今日は眠れそう、とサプライズプレゼントのアロマバスボムでゆっくり入浴し、夜中に足が攣らないように夫に足をマッサージしてもらって、12時前にはベッドへ。寝付きはそれほど悪くなかったが、2時に一度目覚め、その後もまもなく二度寝が出来たが、さらに4時には目覚めてしまう。それでも、その後も何とか目覚ましが鳴る前まで寝付くことが出来た。分断されたが5時間程度は睡眠が確保出来たということだ。
朝はやはり気持ち悪さがあったが、ナウゼリンを飲んでからゆっくり少なめにお腹に入れて、イメンド80㎎、デカドロン1錠、ロキソニン、マグラックスを飲んで出勤した。
なんとなく火照っていて気持ち悪さはあるが、薬が効いていて順調に仕事はこなせた。このままうまくステロイドとお別れ出来るとよいのだけれど。
昼食もナウゼリンを飲んでから、無事にとることが出来た。当然のことながらムカつきはあるが、とにかく何とか食べられるのは何よりだ。(大丈夫、大丈夫)の呪文が効いているのかもしれない。
けれど夕方帰る頃には火照りが酷くなり、帰宅するとやはり張っていた気が緩んでぐったりする。そうはいっても着替えもまだの私に「腹減った!」と騒ぐ息子の食事の支度。私は空腹感がなく、一緒には食べられず仕舞い。食欲旺盛って羨ましい!