昨夜は若干残業した後、軟弱なことに、病院近くのホテルに前泊してしまった。早めに就寝し、珍しく今朝は5時近くまで目が覚めなかった。早朝覚醒は薬の副作用ではなく、加齢のせいか、と最近思う。
いつもどおり自宅にモーニングコールの電話を入れて、足湯をした後、朝食ビュッフェでしっかりエネルギーチャージ。明日以降、数日間はあまり食が進まないだろうということで、頑張ってちょっと食べ過ぎ。
病院にはいつもより40分ほど早く到着。病院の前にある小さな川の両脇の道は桜が見事。まさに満開であるが、今日の予報では雨風が酷くなるとのこと。花散らしの無情なお天気である。その予報に備えてしっかり大きな傘を持ち、レインコートを着込んで出かけてきた私だ。
ロビーには例年のように兜飾りがあった。そして去年も書いたように「希望」の色紙が飾ってある。いい言葉である。
まずは月初めということで採血受付。早くも20人待ちだ。それでも20分ほど待って順番が来た。今日はフル検査で4本、10mlの採血。初めてお目にかかる女性の看護師さんだったが、針刺しがやけに痛かったし、「5分は押さえてくださいね。」と言いつつ、こちらが荷物を持つ間のフォローもなく、いきなり手を離されてしまった。
そして腫瘍内科受付へ。月初めで保険証チェック。リラクゼーションルームで30分仮眠のリラックスコースも良かったのだが、読み始めた本が面白く、今日は読書、と決め込んだ。自動血圧測定器の結果は92-60、脈は88。
1時間ほどして、「中待合へどうぞ」のランプが点き、その後15分ほどして診察室に入った。
「さて、この2週間はどうでしたか。」の質問に「今回は、おかげさまであまり気持ち悪くなく過ごせました。早朝覚醒は翌日から3日間あり、翌日の木曜日、翌々日の金曜日は朝昼晩とナウゼリンを飲みましたが、土曜日には火照り以外は怠さもあまり出ず、食欲もほぼ回復しました。その後、数回、頭痛のためロキソニンを飲みました。気になるのはいつものように瞼と鼻の爛れで、ステロイド軟膏を塗っています。」と「私のノート」を見ながらご報告。
診察室での検温は36度9分。先生からは「やはりアレルギーのようですね。外出後、眼や鼻をパシャパシャ洗って花粉を落とすだけで大分良いかもしれませんよ。私もやっています。」というアドバイスがあった。早速試してみよう。
気になる白血球は2800。そして前回正常範囲を超えてしまったCA15-3はまた少し下がって正常範囲上限ぎりぎりになった。先生はパソコンのグラフを見ながら「この辺りをウロウロしている」と仰り、問題ない、と。嬉しい。そして今回は、デカドロンを3錠から2錠にしてみましょう、ということになった。さらに5月の初めに、昨年8月以来の心エコー検査が入った。
化学療法室へ移動。夫に「マーカーが下がって正常範囲内に入った!」とメール報告。すぐに「いいね、いいね」とお返事。15分ほど待って窓際の真ん中の席へ案内された。混雑している。
針刺は名人Oさんだったのだが、今日はちょっぴり痛んだ。針に関しては採血に続きアンラッキー・デーであった。1時間ほど待って薬が届いたので、イメンド125mgを看護師Kさんの前で飲む。ハーセプチン、グラニセトロン+デキサート、ナベルビン、生理食塩水の4本だ。
お隣は、カーテン越しに聞こえてくる声から、退院後初めて通院してきた年配の男性だと判る。46時間連続で点滴するため、自宅に帰って自分で針を抜かないといけない様子。針の抜き方を指導されていた。私は通院時だけの点滴で済むので、恵まれているなと思う。
読書をしながらも、目の前の満開の桜が強風のため花吹雪になっているのがちょっと気になる。傘を差している人はいないので、予報より雨の降り出しは遅いようだ。そして途中少しだけ眠気に負けてウトウト。
2時間強で終了。終了時の血圧は107-64、脈拍は57。抜針はKさん。それほど衝撃はなかったので、ほっとする。
会計に移動。やはり混んでいる。30分近く待って精算し、薬局へ移動。ここでも30分ほど待つ。それにしても、たっぷり大きな薬袋を抱えて帰る人たちが「380円です」とか「190円です」とか言われているのが聞こえてくると、僅か3日分の吐き気止めが、前泊ホテル料金に匹敵することにちょっとため息が出る。今日の病院と薬局滞在時間は6時間。やはりしんどい。
ランチタイムに間に合って、読書の続き。なんとか2冊読み終えた。これについてはまた後日。気づけば前回のレビューもしていない。すっかり後追いが通常ペースになってしまった。
最寄駅のスーパーで夕飯を調達して、雨がパラついているのと荷物が多いのを言い訳に、これまた軟弱にもタクシーで帰宅。無理しないイコール贅沢、かもしれないな、と思うけれど、ま、いいか、と自分を納得させる調子のいい私である。
いつもどおり自宅にモーニングコールの電話を入れて、足湯をした後、朝食ビュッフェでしっかりエネルギーチャージ。明日以降、数日間はあまり食が進まないだろうということで、頑張ってちょっと食べ過ぎ。
病院にはいつもより40分ほど早く到着。病院の前にある小さな川の両脇の道は桜が見事。まさに満開であるが、今日の予報では雨風が酷くなるとのこと。花散らしの無情なお天気である。その予報に備えてしっかり大きな傘を持ち、レインコートを着込んで出かけてきた私だ。
ロビーには例年のように兜飾りがあった。そして去年も書いたように「希望」の色紙が飾ってある。いい言葉である。
まずは月初めということで採血受付。早くも20人待ちだ。それでも20分ほど待って順番が来た。今日はフル検査で4本、10mlの採血。初めてお目にかかる女性の看護師さんだったが、針刺しがやけに痛かったし、「5分は押さえてくださいね。」と言いつつ、こちらが荷物を持つ間のフォローもなく、いきなり手を離されてしまった。
そして腫瘍内科受付へ。月初めで保険証チェック。リラクゼーションルームで30分仮眠のリラックスコースも良かったのだが、読み始めた本が面白く、今日は読書、と決め込んだ。自動血圧測定器の結果は92-60、脈は88。
1時間ほどして、「中待合へどうぞ」のランプが点き、その後15分ほどして診察室に入った。
「さて、この2週間はどうでしたか。」の質問に「今回は、おかげさまであまり気持ち悪くなく過ごせました。早朝覚醒は翌日から3日間あり、翌日の木曜日、翌々日の金曜日は朝昼晩とナウゼリンを飲みましたが、土曜日には火照り以外は怠さもあまり出ず、食欲もほぼ回復しました。その後、数回、頭痛のためロキソニンを飲みました。気になるのはいつものように瞼と鼻の爛れで、ステロイド軟膏を塗っています。」と「私のノート」を見ながらご報告。
診察室での検温は36度9分。先生からは「やはりアレルギーのようですね。外出後、眼や鼻をパシャパシャ洗って花粉を落とすだけで大分良いかもしれませんよ。私もやっています。」というアドバイスがあった。早速試してみよう。
気になる白血球は2800。そして前回正常範囲を超えてしまったCA15-3はまた少し下がって正常範囲上限ぎりぎりになった。先生はパソコンのグラフを見ながら「この辺りをウロウロしている」と仰り、問題ない、と。嬉しい。そして今回は、デカドロンを3錠から2錠にしてみましょう、ということになった。さらに5月の初めに、昨年8月以来の心エコー検査が入った。
化学療法室へ移動。夫に「マーカーが下がって正常範囲内に入った!」とメール報告。すぐに「いいね、いいね」とお返事。15分ほど待って窓際の真ん中の席へ案内された。混雑している。
針刺は名人Oさんだったのだが、今日はちょっぴり痛んだ。針に関しては採血に続きアンラッキー・デーであった。1時間ほど待って薬が届いたので、イメンド125mgを看護師Kさんの前で飲む。ハーセプチン、グラニセトロン+デキサート、ナベルビン、生理食塩水の4本だ。
お隣は、カーテン越しに聞こえてくる声から、退院後初めて通院してきた年配の男性だと判る。46時間連続で点滴するため、自宅に帰って自分で針を抜かないといけない様子。針の抜き方を指導されていた。私は通院時だけの点滴で済むので、恵まれているなと思う。
読書をしながらも、目の前の満開の桜が強風のため花吹雪になっているのがちょっと気になる。傘を差している人はいないので、予報より雨の降り出しは遅いようだ。そして途中少しだけ眠気に負けてウトウト。
2時間強で終了。終了時の血圧は107-64、脈拍は57。抜針はKさん。それほど衝撃はなかったので、ほっとする。
会計に移動。やはり混んでいる。30分近く待って精算し、薬局へ移動。ここでも30分ほど待つ。それにしても、たっぷり大きな薬袋を抱えて帰る人たちが「380円です」とか「190円です」とか言われているのが聞こえてくると、僅か3日分の吐き気止めが、前泊ホテル料金に匹敵することにちょっとため息が出る。今日の病院と薬局滞在時間は6時間。やはりしんどい。
ランチタイムに間に合って、読書の続き。なんとか2冊読み終えた。これについてはまた後日。気づけば前回のレビューもしていない。すっかり後追いが通常ペースになってしまった。
最寄駅のスーパーで夕飯を調達して、雨がパラついているのと荷物が多いのを言い訳に、これまた軟弱にもタクシーで帰宅。無理しないイコール贅沢、かもしれないな、と思うけれど、ま、いいか、と自分を納得させる調子のいい私である。