ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2012.4.15 穏やかな日曜日 義母と「紅茶の本」のこと

2012-04-15 21:20:13 | 日記
 早くも4月中旬になった。
 昨日は本当に寒い一日だったが、今日はまた暖かさが戻った。昨日は治療後の週末、久しぶりにひとりで都心に出かけた。新しい出逢いと経験があり、興奮気味で疲れていたせいか、たっぷり眠った。
 朝のうちはまだ気持ち悪さが残っており、朝食前にはナウゼリンの助けを借りた。そして、すっきりしない感じのまま、予約していたマッサージに出かけた。
 空腹なのになんとなく胃もたれしたような、つっかえた感じが続いている。けれど、今回は、怠さは殆ど感じない。

 マッサージの施術が始まると、いつしかウトウトしてしまう。何ともずうずうしいいつものパターンだ。

 その後、夫と息子と合流してランチと買い物を済ませた。昼食の時間になると、ようやく食べ物の味が分かってきて、美味しさを感じられるようになった。
 2人と別れてヨガスタジオへ。いつも参加しているリンパプラスヨガのクラスを予約していたつもりだったが、行ってみたら、今週は変則でヨガ・ベーシックのクラスになっていた。
 汗を流すうちに、最初は気になっていた胸のつかえや胃もたれの感じがだんだん和らいできた。そして、シャワーを浴びて帰宅する頃には、随分シャンとして気持ちがすっきりした。

 夕食は、食前にナウゼリンも飲まず美味しく食べることが出来た。食後のお茶も美味しく飲んだ。あと2日元気に過ごせば、また治療日がやってくる。
 穏やかな日曜日だ。昨日の雨でいよいよもう終わりかしら、と諦めていた桜も、まだまだ散ってはいなかった。若葉がだんだん優勢にはなってきているけれど。

 昨日、夫は義母の見舞いに出かけた。これまでの話では、6月末の退院と同時に一番近い特別養護老人ホームに入所出来そうということだったので、夫ともどもすっかり安心していた。だが、週末、義妹から連絡があり、待機者が50人いる状況なので、別の老人ホームへの入所も視野に入れて今後のことを相談したい、ということで慌てた。出かけた夫から、もしかしたら別の施設を見学に行くことになるかもしれないので、義妹宅に泊まるかもしれないという連絡もあった。
 結局、先方との打ち合わせでなんとか目途が立ったというが、夫はすっかり憔悴して夜遅く帰宅した。

 6か月あれば何とか・・・と思っていたが、既に入院して4か月半になろうとしている。あっという間である。
 義母は、認知度が大分低下してきているようで、加えて、腎臓機能が下がって尿量が減っているらしい。それもまた心配なことだ。希望の施設に入所出来ることを祈りたい。

 今日は、通販で随分前に予約購入していた「紅茶の本(ブック オブ ティー・フォー レディーズ)」が届いた。女性にお薦めのお茶30種がティーバックで楽しめます、という触れ込み。美しく健康であるために、というハーブティや、お休み前の一杯に、というノンカフェインのもの、食後のデザート代わりの甘い風味のもの、優雅な気持ちになりたいときに、体を温めたいときに、明るい気分になりたいときに、などの効能書きでパステルカラーのグラデーション・パッケージに入った30種類。何となく微笑んでしまう。
 以前、第1弾の「体験する紅茶の本(ブック オブ ティー)」も買ったのだが、その時は産地を代表する銘茶、ブレンドティ、フレーバーティでシックな赤の本の装丁だった。今回は女性のための、ということでピンクの本を模したケースに入っていて、何とも春らしい。ティーバックトレイは両方とも白の陶器だが、マグカップコジーは前回のものがこげ茶で、今回のものはピンク。

 ゆっくりとティータイムを楽しみつつ心穏やかに春の日を過ごしたい。
コメント (2)
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