昨夜はブログアップ後、即消灯してバタンキュー。3時半頃お手洗いで目が覚め、再入眠には少し時間がかかったが、その後2時間半ほど眠れた模様。合計7時間睡眠。
スマホアラームが鳴り、夫におはようLINEを打って、身支度を済ませ、階下のレストランへ。ちょっとずつ色々和洋折衷のおかずを頂き、水分もスープ、スムージーや黒酢ドリンクとちょっとずつ色々。珈琲と新聞を頂いて部屋に戻った。
昨日採血と心エコーが終わっているから、朝一の予約でもゆったり過ごせる。朝ドラを視て、荷物整理を済ませ、ゆるゆる出かける準備だ。チェックアウトして手荷物を預け、病院へ向かう。
日差しは出ていないものの気温は高め。今日も夏日になるようだ。
予約時間の15分ほど前に病院に到着。受付のIDカード機には若干列が出来ていたが、すんなり腫瘍内科受付へ移動した。
待合椅子はそこそこの込み具合だ。椅子が埋まっていたので、受付正面のソファを確保した。
暫し態勢を整えてから血圧測定。104-65、脈拍が85。血圧測定を終えたら、読書再開だ。今日のお供は昨日の続き「救いたくない命 俺たちは神じゃない2」だ。予約時間丁度に電子掲示板の中廊下へどうぞ、に自分の番号が出る。
あれ? 先日聞いていた先生と名前が違う、と思いながら慌てて移動。また少し咳が出るようになっている。
今日は正真正銘の1番乗りのようだ。すぐに先生が扉を開けて出ていらして「〇〇様(さん、ではなかった。)」と呼ばれる。
「おはようございます。」と荷物をまとめ、「よろしくお願いします。」とご挨拶をして入室する。
席に着く前にフルネームで名乗ってご挨拶。先生もフルネームで挨拶される。Y先生は男性。40代になった頃だろうか。丁寧で優しく穏やかな方。「16年以上A先生にお世話になっていたので、今日はドキドキしていました。これほど長生きさせて頂けるとは思ってもいなくて・・・」と言うと、「薬も効いたのでしょうが、副作用等の自己管理が出来ていたのですね。大変だったと思います。いきなりA先生のようにはいかないと思いますが、一生懸命やりますのでよろしくお願いいたします。」と仰る。
廊下や診察室でも時々咳が出ていたので、その状況を訊かれたが、2月の苦しさや頻度とは全く違うことをお話する。現状維持でフェスゴとタモキシフェンの治療をしていきましょうとのこと。
採血の結果等を細かく画面上で説明してくださった後、検査結果も時系列でプリントアウトしてくださる。貧血や栄養状態は改善傾向で、BNP(心臓から分泌されるホルモンで、心臓への負担が大きいほど多く分泌される。BNPが高い場合は、心臓に何らかの負担が掛かっている~心不全等の疑い)の値は前回よりまた上がっていたが、3桁というわけでもないので、それほど心配しなくてよさそう。
心エコーの結果、EF(左室駆出率)は62%で、心臓の動きは心配ないとのこと。マーカーも前回より上がっていたが、基準値以下だし、安定というご判断だ。ここで、体温とパルスオキシメーター測定。36度5分で96-84。
こちらから補足で、前回治療後、頻尿と残尿感、排尿時の痛みが収まらないため、泌尿器科にかかったところ、急性膀胱炎の診断により、抗生剤2種類を4日間内服したこと、月末に行った子宮頸がん検査は精密検査不要(異常なし)だったことをご報告。内服した抗生剤はお薬手帳をお見せして薬名を記録して頂く。事前の問診票で珍しく口内炎が出来たことを記していたが、うがいの励行を、とのアドバイスがあった。
今後も前日検査と当日治療のスケジュールを踏襲してくださるとのこと。次回3週間後は採血、次々回は採血・レントゲン、年内最後の治療前日に採血・レントゲン、年明け最初の治療前日に採血・心エコーの予約をぱぱっと入れてくださった。
さらに次回治療前に造影CTを、とのことで2週間後の午前中に予約を入れてくださった。あっという間に予約票がプリントアウトされる。2回に1回(6週間に1度)のポートフラッシュも予約されていた。凄い。
薬はこれまで通り、タモキシフェン、ミヤBM、タリージェ15㎎を3週間分。それにコデインを追加して頂く。以前は痛み止めとして頓服乃至は3度3度飲んでいたが、最近は就寝前に咳止めと(その副作用での便秘による)下痢防止の一挙両得で服用していることをお話した。
ということで、初回初めましてのY先生の診察は気づけば25分近くの長い時間を頂戴していた。
「今後ともどうぞよろしくお願いいたします」とご挨拶をして、化学療法室へ移動する。お待ちの方はお一人だけ。受付票ファイルを出して門前薬局に処方箋の写真をLINEで送付して待っていると、化学療法室のAさんからグレーの椅子に案内される。LINEと連携した受付票を出す機械が故障中とのこと。
夫とお友達に報告LINEを打ち、態勢を整えていると、久しぶりに認定看護師のOkさんがいらっしゃる。「ポート針刺ししてしまいましょうか」と。これは心強い。
いつもと少し違う場所を刺してみますねと言われ(ずっと同じ所を刺しているのでポートの上の皮膚が青黒く変色しているのだ)、針が落ち着く迄若干チリチリとした痛みがあったが、無事終了。
「ちょっと痩せた?小さくなった感じがする」と訊かれ、「ドセ前より3キロほど落ちて、下痢もあるせいかなかなか戻らなくて・・・」とお応えする。
門前薬局からは薬の用意が出来ましたという連絡が入った。
その後、フェスゴが届く迄本を読みながら待つ。10分ほどで届き、Aさんが担当。今日は奇数回目なので右腿だ。最初に刺す時、薬が入っていく時は相変わらずチリチリと痛む。5分間ゆっくり時間をかけてお喋りをしながら気を紛らわせる。抜く時はそれほど痛まずだった。
今日は注射の間、奥のカーテンから薬剤師さんの声が聞こえたので、Aさんに薬剤師さんのインタビューとドセタキセル治療迄は月1度頂いていた薬局に渡す書類があるのか確認して頂く。フェスゴだけの場合、薬局への治療情報提供書はないとのこと。門前薬局の薬剤師さんと院内の薬剤師さんとの連携は取れているので問題ないと確認して頂いたので、席を立つ。
化学療法室滞在は45分ほど。腫瘍内科受付で受付票を戻し、頃合いを見て会計待合いに移動する。8万弱をカード払い。
外に出る。日差しは弱いが、何となく空気がむわっとしていて、蒸し暑い感じ。暫しマスクを外して深呼吸する。すっかりマスクなし生活に慣れてしまい、病院や薬局でマスクをするのが苦しい。
門前薬局に寄ると、何人かの方がお待ちになっていたが、ほどなくして担当のIさんから呼んで頂く。体調伺いのLINEのやり取りで状況を把握して頂いているから、話が早いし、このところ体調も良いので、あれこれ補足することも殆どない。
治療情報提供書はなし、を確認したことを伝える。これからはY先生が主治医なのですね、やり取りをしたことがありますけれど、とても感じのいい先生ですよね、とのこと。確かに。そして(息子の)結婚式の話題。いよいよですね、という話になる。
3,000円弱のコード決済を済ませた。今日の病院と薬局滞在時間は2時間強。
ホテルに戻って預けた荷物を受け取り、ロビーで荷物をまとめ、お手洗いを済ませる。
まだ午前中でこのままランチタイムには早すぎる。とりあえず乗換駅まで行ってランチを摂ることに。以前なら時間まで駅ビルをぶらぶらして、ということもあっただろうが、荷物を持ってうろうろする元気がない。各駅停車に座って、文庫の続きを読んだ。昼前の車内は空いていて快適だ。
乗換駅に降り立ち、迷った末、エスニックレストランに入り、ナンとジャスミンライスが付いたグリーンカレーに氷なしの常温チャイを頂いた。
文庫本を切りの良い所迄読んで、最寄り駅まで。タクシーに乗らずに歩いて帰宅した。フェスゴの注射跡で右腿が腫れている感じ。
今日は生協のお届けの日。一旦座ると嫌になってしまうので、そのまま玄関に荷物を降ろして、取り込んで収納を終えた。
荷物を片付け、着替えを済ませ、もろもろ片付けを一気に。薬の仕分けやら家計簿付けやらメールチェックやらすると、あっという間に時間が過ぎる。快調だったお腹は早くも緩い。
疲れてソファと一体化。録画したドラマを視始めたら知らない間にウトウトしてしまった。全然動きたくない。夫が帰宅し、生協から届いたお蕎麦やお寿司等で簡単に夕食を済ませた。
母にMeet通話。今日は伯母(母の2歳年長の姉)から電話があって30分近く喋ったそう。
その後はケアマネSさんから、介護認定の結果通知について心配している旨の電話があったという。ポストを見に行くと、午前中には届いていなかった介護認定の通知が到着していて、要介護1が要支援2にランクダウンしていたのだそう。厳しい人に当たったらしい。
月末にはまた介護サービス会社の方やらデイサービスの会社の方やら複数名が自宅に見えるとのことだが、ちょうどCT撮影の日にバッティングしているので、また立ち会えないことに。
膝の擦りむき傷は1週間経って大分落ち着いてきた様子。何度も消毒して頂いて、今回はフロントの方たちに随分お世話になった。一人で暮らしていたら大変だったと認めていた。
明日から夫は5連休。お天気はあまり良くないようだが、洗濯をしたら後はゆっくり休息の日としたい。