昨夜も入浴を済ませたら直ぐに日付が変わってしまった。
明け方一度お手洗いに起きた後、二度寝に成功し、土曜仕様のスマホアラームが鳴るまで眠る。目覚めてすぐなのに何やら身体が重い。疲れている。朝ドラの復習を視てからのろのろリビングへ移動する。
夫も起きた模様。洗濯機を廻し、朝食を摂る。お天気は今日もぱっとしない。外干しは諦めてタオル類は乾燥機に、それ以外は浴室乾燥に回す。
キャリーケースにパッキングの準備。母の衣装一式も預かっているし、靴も3人分で結構な荷物だ。
合間に朝ヨガと瞑想を済ませ、ごみをまとめ、花の水切りをし、早めにレンチンで軽いお昼を摂る。タクシーを呼んで、母宅まで移動。ほぼ予定通りの時間出発だ。
隣県から出向いてくれた義妹夫婦は既にホテルに到着し、チェックイン出来たという連絡があった。近辺を散策するようだ。
昨夜母に確認の連絡をした時に、この季節、何を着ていいかわからないから見て欲しいと言われていたが、これかこれ、と候補を出しているわけでもなく、クローゼットを開けて1着ずつ、見せながら、どうのこうの。いやはや、そんなことをしていたら日が暮れてしまう。
夫は靴も脱がずに待っているので、エイヤと決めてタクシーを呼んで駅まで移動する。
今朝、母が孫の結婚式で、と外泊届を出したところ、ハウス長のMさんがとても喜んでくださって、わざわざ新しいスタッフのIさんと一緒にお見送りに来てくださった。有難いことである。Mさんには、母が2週間前に転んで毎日のように傷口の消毒をして頂き、本当にお世話になった。
幸いタイミングよく一番早いJRに乗り込めた。更に母は席を譲って頂け、すぐに座らせて頂くことが出来た。終点までだから小一時間たっぷりかかる。久しく乗っていないので普段利用していない私鉄より、車両が狭くて揺れが激しい感じ。
大昔、勤め始めた頃は、実家から朝夕このオレンジ電車に乗って終点まで、更に1駅乗り換えて通っていたのだった。若かった。
途中で私も夫も席を確保出来て、ほぼ予定した時間に終点東京駅に到着した。そこからタクシーでホテルまで移動。すぐにチェックインして13階の部屋に案内して頂く。息子夫婦も1時間ほど前に到着した模様だが、忙しいと見えて姿は見せない。
ひとまず荷ほどきをして、さてお茶を淹れようかというタイミングでピンポンが鳴り、義妹夫婦が顔を出す。母とは、父の葬儀以来8年ぶりの再会だという。暫しご機嫌伺いの会話を済ませ一旦解散。母と夫には珈琲を淹れ、私は紅茶がなかったので、プアール茶を頂き、ウエルカムスイーツならぬウエルカムおかきを摘まむ。
移動してきただけで疲れてしまう。カツラを外したいと思うが、いつどなたかがいらっしゃるかもわからないので、仕方ない。
暫し休憩した後は、今日明日と宿泊する息子夫婦の部屋へ皆で挨拶に。2人の部屋は18階のスイートだ。リビングが広々。全面の窓からは皇居も見下ろせるロケーション。なんと天体望遠鏡まで備え付けてある。はああ。
お嫁ちゃんとは義妹夫婦は初めまして、母は新年会以来である。お嫁ちゃんのおばあちゃまとも和気あいあいとお喋りしていてなかなかいい感じだ。リビングのテーブルにはシャンパンやチョコレートがプレゼントされているが、それを開ける時間もなく、明日の準備に追われている模様。
息子が子供の頃、8月31日どころか9月1日に宿題をやっていたのを思い出して苦笑する。
2人はホテルのレストランでディナーだというが、我々は、夕食は義妹夫婦と5人で、以前夫と利用してなかなか良かった魚料理の店を予約した。ホテルからゆっくり歩いても10分とかからないが、母連れなので、とにかくゆっくりゆっくり、である。義妹が母の手をがっちり握って一緒に歩いてくれる。有難いことだ。
迷わず歩けば5分の筈がちょっとが、迷って遠周りをしてしまい、予約時間ギリギリの入店になった。奥の個室を用意してもらい、5人で気兼ねなくゆっくり魚尽くしの会席料理に舌鼓を打てた。
前回はコースの前半でお腹一杯になってしまい、食事の握り寿司までとても辿り着けなかったので、今日は途中からペースダウンしてしっかり頂く。そしてデザートも控えめにしてご馳走様。
水曜日の内視鏡検査以降、夫は昨日まで消化の良いもので我慢しており、今日は久しぶりの飽食になった。帰路は、まだラーメンも行けそうだというが、とんでもない。腸がびっくりしなければよいけれど。
部屋に戻ると、息子が明日のタイムスケジュールの説明にしに来た。気づけばあっという間にこんな時間。母を先に入浴させて寝かさなくては・・・。
そして私も少しでも早く休まなくては。明日は長い一日になりそうである。