ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2024.10.21フェスゴ11回目5日後のこと 祭りの後 ひねもすのたりのたりかな・・・ 

2024-10-21 22:41:03 | 日記

 昨夜はブログアップした段階で既に日付が変わっていた。今日が出勤の夫に先の入浴を譲ってから仕舞い湯に入り、手足のケアを済ませてベッドに辿り着いたのは1時を大きく廻っていた。なんだか興奮して眠れず、2時過ぎまで起きていたと思う。

 明け方5時半過ぎにお手洗いに起きる。あと少し眠れる、とスマホアラームが鳴るまでウトウト。そこで消したのが失敗だった。次に目覚めたのは夫が出かける時間。慌てて部屋を出て夫と鉢合わせ。「死んでいるかと思った」などと軽口を叩かれながら、なんとかパジャマ姿で送り出す。

 寝て起きたばかりなのに、かなり疲れている。冷え込んでいるのか何やらコンコンと咳が出る。一つ一つの動作が遅くて全然切れがない。洗濯をしようと思っていたけれど、窓の外はあまりぱっとしないお天気だし、洗濯機を覗くとそれほど溜まっていないし、昨日ほどではないようだがかなり気温が低そうで、また浴室乾燥やら乾燥機のお世話になるのも面倒だし、と諦める。

 朝ドラを視終え、ゆっくり時間をかけてたっぷり朝食を摂る。
 夕飯のお米を研ぐ。明後日、夫が大腸内視鏡検査(奇しくも同じ日に私は胃内視鏡検査)のため、今日明日はかなり厳格な食事制限がある。野菜はほぼダメとのことなので、サラダも作れない。メニュー例を見ると、スープも味噌汁も具なし、となんだか可哀想すぎるもの。夕飯に手間をかけることも必要なさそう。
 メールチェックをしたり、ネットニュースを読んだり、LINEでお友達に連絡したり、とノロノロしていたらあっという間に昼近くになる。

 ソファと一体化して溜まったドラマの録画を視始めたけれど、気づけばいつの間にかウトウトして終わっている。うーん、2週連続の合唱イベント、さらに昨日は治療直後週での参加で、楽しかったとはいえ、やはり大儀だったようだ。
 来週の挙式・披露宴が終わるまでは、と気を張り詰めているが、いざ終わったら、ガックリ来てしまいそう。ちょっと怖い。それは息子夫婦も同じことだろう。昨夜会った時、かなり顔が疲れていた。改めて挙式・披露宴、新婚旅行、引っ越しを全部一緒にやるなんてことはとても無理だった、ずらして良かった、と言っていた。

 朝食が遅かったし、動かないのでお腹も空かず、すっかり籠城蟄居の省力モード。3時近くに冷凍麺とフルーツゼリーの定番お昼をお腹に入れた。お腹は下痢が治って快調だ。

 夫は出張先から直帰なので、いつもより帰りがちょっと早いと言っていたが、ちょっとどころではなく1時間以上早いご帰還だった。だらだらとドラマの録画を流して、階下に新聞も郵便物も取りに行かずじまい。
 夕食を摂るにはまだ早いので、夫と一緒にドラマを1本視てから夕食の支度をパパッと済ませる(揚げ出し豆腐と煮魚とかかき玉だけの味噌汁で、野菜のヤも字も、ネギの薬味さえない茶色い食卓)。

 食後は母にMeet通話。今日は予定通りデイサービスに行ったそう。転んだ膝はまだフロントの方に消毒と湿布をしてもらっているそう。骨折だの入院だの縫合だのと大ごとにならずに本当によかったが、転んで10日以上経つから結構酷い擦り傷と打撲だったのだな、と思う。
 昨日のステージの写真は母にLINEしていたが、既読になっていた。ちゃんと見られるようになったらしい。こちらは疲れ果てて寝坊をしてしまい、更には一日ゴロゴロしていたことを白状する。
 土曜日は挙式・披露宴ホテルに前泊するし、日曜日は一日がかりなので疲れ果てるだろうから、月曜日のデイサービスもお休みするとのこと。ハイ、そうしてください、と通話を切った。

 夫は野球中継に夢中。私は送られてきた昨日の舞台動画を視たりして過ごす。本当に便利な世の中である。もちろん、それを撮影してくれていた現役生に感謝あるのみ、なのだけれど。

 ひねもすのたりのたりしていたので、なんだか膝関節が固まっている感じ。明日は久しぶりに夫も誘ってジムに繰り出し、ヨガクラスに参加して大きなお風呂でリラックスしてきたいと思う。
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2024.10.20フェスゴ11回目4日後のこと 校友会音楽祭今年も無事終了、その後は・・・ 

2024-10-20 23:57:15 | 合唱

 昨夜は、レストラン街に繰り出して落ち着けそうな中華料理店でセットメニューを頂く。これまたボリューミーでとても食べ切れず。途中でお腹の調子が快調すぎて不安になる。
 部屋に戻り、今日の楽譜を見ながら口パクしているうちに急に腹痛。あっという間に下痢になった。練習を早々に諦めて入浴してお腹を温め、早めに消灯する。部屋の冷房を切っていてもホテル全館で冷房が効いているようで寒い。ブランケットを届けてもらい、何とか凌ぐ。

 またしても1時過ぎ、5時過ぎとお手洗いで目が覚める。その都度下痢がちょっとずつ続く。気づけばもうすぐ、いつもの時間にスマホアラームが鳴るタイミングだ。夫もお手洗いに起きた模様。外はいいお天気のようだ。朝焼けからだんだん青空が広がっていく。遠く筑波山や男体山まで見える。

 今日の最低気温は10℃だという。少しでも足の血流を良くしておこうと久しぶりに浴槽足湯をセットして入り、夫にも勧めた。ホテルで浴槽足湯をするのはドセタキセル投与開始後、焼け付くような足裏の痛みで中止して以来のことだ。足の痺れは依然として残っているが、時薬であってほしいと思う。

 昨日調達したサンドイッチや果物等をテーブルに広げて頂いてから、身支度を整える。お腹が心配なので、ロペミンを飲もうかどうか迷う。朝食後、とりあえず下痢も腹痛も収まっているようなので、様子を見ることに。
 夫が外に出て、どのくらいの寒さか見てくるという。昨日の真夏日、半袖シャツ姿だった夫は今日は長袖シャツの上にバックスキンのブルゾンを羽織っている。それでちっとも暑くないという。
 会場到着後に着替えをしないで済むように、舞台衣装の白いブラウスと黒いミモレスカート、黒の靴で出かける。ストッキングはタイツに替えて、カーディガンの上にコートを羽織るという、この時期としては万全の態勢だ。
 荷物を極力減らすため、バッグも夫に預け、体力温存のため持ち物は最低限の貴重品や薬等を入れたポシェットと、楽譜が入るショルダーバッグのみにする。

 例年通り夫が路面電車の駅まで送ってくれる。なるほど風が冷たい。コートの襟を立てて歩く。着てきて大正解だ。お天気はどんどん良くなっていく予報だが、途中ポツポツと雨が降った。晴雨兼用日傘があって良かった。乗れたらいいな、くらいだった車両に余裕で間に合う。席も確保出来た。

 路面電車の終点で降り、朝日が眩しい講堂の写真を撮り、今日のパンフレット等を頂きながら合唱団の控室である高層棟に向かう。今年の舞台は、例年使っているエレベーターがない4階建ての教室棟ではなく、何年か前にも一度お世話になったことのある新しい講堂だ。

 11階の控室までエレベーターで直行。集合時間より若干早い到着だ。既に何人かの先輩、後輩、現役の助っ人たちの姿が。今日のスケジュールを7期下のアルトのIさんがホワイトボードに板書してくれる。
 二期上のA先輩やY先輩の傍に呼んで頂き、席に着く。既に着替えも済ませているので、30分後からスタートの体操や発声まで余裕がある。

 学生指揮者経験者だというアルトの現役生が体操と発声を担当してくれる。例年男女一緒に実施だったので、女声だけで、というのはなかなか新鮮である。
 30分弱で会場の講堂へ移動開始。今朝ようやく決まったステージオーダーに則り、ステージの立ち位置を確認する。1列目の端っこが3列目になったり2列目になったり。最終的に2列目の左から2番目に落ち着いた、と夫にLINE連絡。

 代表のKさんが少しずつ曲の触りを指揮され、持ち時間終了。照明が眩しい。そのまま、オープニングセレモニーの講堂へと移動する。 外はブラウス一枚では風が冷たい。カーディガンを羽織ってきて良かった。ここで風邪をひいては大変だ。
 講堂の客席で待機の後、ステリハ。今年も合唱3団体合同で校歌や応援歌等の3曲を歌う。構内はどんどん賑やかになり始めているようだ。

 3曲の指揮をするのはグリーのOB。注意事項をまとめつつ3曲を軽く歌って終了。本番ステージ迄、舞台袖で待機し、緞帳が降りている状況で整列する。
 無事3曲を歌い終えたら次の集合時間まで小一時間。昼食時間である。学食やカフェ等、皆、好きな場所に散る。迷ったけれど、コンビニで何か買って控室で摂る方がゆっくり出来るかも、とA先輩とコンビニに向かったが、あいにく頂いた昼食チケットは今年はコンビニでは使えないという。
 お寿司と赤いヨーグルトを買って控室に戻った。そのままでは無駄になってしまうところだった昼食チケットは、控室番をしてくれていた後輩に貰って頂く。無駄にしないで済んで良かった。

 ぱぱっと食べ終わり、食後のミヤも飲んで、食休みである。皆さんが三々五々戻ってくる。更に男性が合流して、最後のリハーサル。指揮者Y氏の登場だ。例年のことだが、本番の日は、始まったらもう終わるまでほぼノンストップのまっしぐらだ。
 せっかくのホームカミングデーではあるが、会場となる新しい講堂が、メインの構内から少し離れた場所だったこともあり、模擬店等は一切見る暇なく(同期のNちゃんはいつもの通り精力的に回ったらしい。凄い。)、2つの講堂と控室を往復するだけになった。結果的に体力温存にはなったけれど・・・。

 Y氏による練習は1時間ほど。立って歌ったが、途中座っている先輩に交じって、私も無理せず座れるときにはこっそり座らせて頂いた。会場の講堂へ移動して舞台袖で待つ。進行は10分遅れの模様。それでも前の合唱団の数曲を袖で聴いたらすぐに私達の出番だ。舞台袖でステージオーダー順に並び、舞台へ進む。
 自分の立ち位置に着く。客席には同期のS君の姿が見える。更には夫の姿も確認出来た。照明が当たる。一度始まれば瞬く間に終わってしまう僅か20分という時間。今年はドセタキセル治療中でもあり、6月、7月は1回ずつしか練習に出席出来なかったけれど、それ以降はドツレクとの2足の草鞋で、5か月間ほぼ毎回練習に参加してきた。
 
 今年は2列目で、女声がソプラノ・アルト・ミックスの配置だったので、普段は後ろや横からは聞こえてこないアルトの声を身近に感じながら、先輩たちや、可愛らしい現役や後輩たちに囲まれ、楽しく幸せな時間を過ごすことが出来た。
 足は浮腫み、足裏は痺れ、かなり腰がしんどかったし、お腹も心配だったけれど、去年のような胸痛がなかったせいか今年も無事最後まで歌いきることが叶った。
 練習の時不安を感じていたミサ曲の一部分はやはり最後まで心配だったけれど、なんとか楽しく歌えたので良しとしたい。願わくば来年もまた皆さんと歌えますように、と満ち足りた思いで楽譜を閉じた。

 終了後は、講堂の階段で記念撮影。聞きに来てくれたS君に挨拶。その後、夫がスマホを構えているのが判った。聴きに来てくださった先輩たちも入った写真撮影の後は事務連絡。風が冷たい。急いで控室に戻り、打ち上げは欠席させて頂くことにして荷物をまとめ、皆さんにお礼のご挨拶をして、控室を後にした。

 夫に連絡すると講堂近くのカフェにいる、とのこと。急ぎ向かうと一人でケーキとお茶中だった。お腹が心配だし、お手洗いを考えて水分もあまり摂らずにいたので、喉はカラカラ。夫がご馳走してくれるというのでカフェラテを美味しく頂いた。
 それにしても、この辺りは街路樹の銀杏を皆が踏みつぶして、その臭いといったら、ない。鼻が曲がりそうである。一服して路面電車の駅まで急ぎ、荷物を預けているホテルへ。お手洗いを済ませ、JRの駅へ向かう。

 息子が結婚式の打ち合わせもしたいので、一緒に夕飯を摂りたいとの連絡があり、合流することに。お嫁ちゃんはドレスを着て歩く練習と美容院で忙しいのだそう。時間通りに合流出来て、そのままレストラン街へ。
 先日夫と入った和食屋さんで今日は息子が松茸御膳を、夫はすき焼き御膳を。私は季節限定のお弁当を頂く。夫と息子はワインとビールで、私は氷なしのグレープフルーツジュースで乾杯。
 息子の好物をあれこれ横流しし、3人の夕食を済ませた。食後、丁度良い時間のライナーも予約出来て、息子にホームで送ってもらって帰宅した。

 最寄り駅に到着し、その場で母に連絡。携帯に出ないので、またしても固定電話。変わりなく大丈夫とのこと。こちらはOB・OG合唱が無事終わり、息子と3人で夕食を摂って帰宅した旨を報告した。
 帰宅後は、昨日乾ききらずだった洗濯物を畳んで、収納。諸々片付けて、お茶で一服。そして、止めれば良いのにこうしてブログを書いている。

 今年も無事恒例行事が終わった。何より全力で応援してくれる夫には感謝してもし過ぎることはない。
 今年は、先週が本番だったドツレクの舞台もあり、いつになく中身の濃い合唱の年となった。願わくば来年10月も歌えていることを。
 
 こうして2週連続のイベントが終わり、残すは来週の息子挙式・披露宴。3週連続のハードスケジュールだが、気温の乱高下にもめげず、今のところ風邪もひかず、コロナにもかからず、治療4日後にもかかわらず、副作用にもめげずに頑張れている私の心と身体に感謝だ。
 
 夫をはじめ、一緒に舞台に乗った先輩や後輩、裏方で頑張ってくれた現役、沢山のスタッフの方たちのおかげで成り立った今日という一日が間もなく終わる。心から感謝したいと思う。
 
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2024.10.19 フェスゴ11回目3日後のこと OB・OG合唱前日、最後の練習の後は前泊ホテルへ・・・

2024-10-19 19:33:06 | 合唱
 昨夜は口も利けないほど疲れており、ブログをアップ後は這う這うの体で入浴を済ませた。ジムで入浴を済ませ、再び家で入浴する気配はおろか寝る気配もない夫を横目に、手足のケアを終えてさっさとベッドに直行した。
 普段より2時間近く早い寝室入りで、BGMにはいつものように瞑想CDをかけたものの、なかなか眠れず、結局1ラウンド終了まで寝付けなかった。さらに1時過ぎ、5時過ぎと2回もお手洗いで目が覚めた。いつもの時間にスマホアラームが鳴るまで二度寝は出来なかった。
 気づけば、昨夜日付が変わった頃、昨日のオフ会で撮って頂いた写真がMさんから沢山送られてきていた。嬉しいこと。お礼の連絡をする。

 10月も残すところ10日ほどというのに、今日は真夏日になるという予報。観測史上最も遅い真夏日記録を更新しそうとのこと。なるほど、カーテンを開けると、朝から日差しが強い。パジャマ等もポンポン放り込んで洗濯機を廻し、夫と朝食を摂る。明日は最高気温が今日より10℃も下がるという。今日・明日で一体何を着ていけばよいやらと悩みつつ、パッキングする衣装等を準備した。

 洗濯が出来上がったところで洗濯物を干し、身支度を終え、急ぎ出かける準備だ。昨日より更に早い出発である。夫が今日も駅まで送ってくれた。有難いことである。お腹は快調。
 予定した特急に乗り、しっかり席を確保する。ドツレクが鳴り続ける頭を切り替えて、今日もミサと邦人曲の楽譜を見ながら口パクをする不審なおばさんである。

 JR乗り換えもスムーズで、予定通り練習開始時間10分前に駅に到着し、練習場まで歩く。日傘を差して、坂道を上るのも今年はこれが最後になる。来年もまた来られるだろうか、と踏みしめて歩く。そこかしこで金木犀が香っている。
 前方に、卒業間もないと思しき後輩の姿が見える。息が上がり、歩く速さがとても追いつかない。それでも幸いなことに若者たちと一緒のエレベーターに乗り込めて、滑り込みで練習場に入る。出席にマル印をつけて、荷物を置き、後方の席を陣取る。

 今日は、明日を本番に控えた最後の練習であり、本番プロ指揮者Y氏による3回目の練習だ。早速、準備運動と発声練習が始まる。昨日のお出かけで身体がバキバキしているが、少しずつ身体が解れていくのが気持ち良い。

 30分弱で曲の練習に入る。まずはソプラノ・アルト・テナー・ベースの定番並びを、ソプラノ・アルト・ベース・テナーの並びに変えて、信長貴富作曲「新しい歌」「Ⅱうたをうたうとき」からスタート。まだ朝なのでなかなか声が起きていないけれど、Y氏の表情豊かな指揮で歌が動き出すのを感じる。

 30分ほど歌い込んだ後は、明日最後に歌う予定の、同じく信長氏作曲の「こころよ うたえ」。まだ1回しか通していないが、かなりエネルギーを使う歌なので、歌う順番がラストになった。リズムを感じながら裏拍のビートを利かせてレガートに、時にマルカートに歌う。40分ほどの練習で最初に比べて曲が仕上がっていく感じ。
 ここで練習開始から1時間半が過ぎ、10分間の休憩。途中更に並び順を変更して、女声がミックスになる。今まで同じパートが固まっていたので周りの音を聴きやすかったけれど、隣がアルト、後ろから聞こえるのもセカンドソプラノだけではない、ということで、自分の声だけが頼り。かなり不安になる。

 後半は「新しい歌」「Ⅲきみ歌えよ」からスタート。15分ほどざっと流した後は、Palestrina作曲「Missa brevis」へ。「Agnus DeiⅠ」からスタートして「Agnus DeiⅡ」へ流れる。本番もこのままのアルト・ソプラノのミックス並びが良い響きのようだというY氏の意向で、ステージオーダーを任されたそれぞれのパートの担当者はスマホで写真を撮ったりメモしたり、と忙しい。
 今日はセカンドソプラノが3人お休みとのことで、トップソプラノより人数が少なく、バランスがいまいち。傍に同じパートを歌う人がいない心細さが募る。ハイ、今晩ちゃんと復習しておきます、という感じだ。
 「Kyrie」をさらった後は、もう一度「Agnus DeiⅠ、Ⅱ」を通し、最後にもう一度「うたを うたう とき」を通してみっちり3時間の練習が終了した。楽しかったけれど、かなり消耗して声はかすかす、がっくり。

 終了後は明日の事務連絡やら来月Y氏が指揮されるというコンサートのお誘いやら。午後は別の団の練習があるということで、最低限の片づけで解散した。先週ドツレクをご一緒し、このホールを貸してくださっているK先輩がいらしていてご挨拶出来た。二期上の先輩たちと少しお話しをして、ホールの入り口でお別れする。
 そのまま歩いて前泊ホテルへ向かう。外は本当に暑い。本当に30度ありそうだ。夫は洗濯物をある程度片付けて出かけるので、少し到着が遅くなるというLINE連絡をくれていた。

 こちらは予定より少し早くホテルロビーに到着する。冷房がかなり効いているが、快適だ。ダメ元でチェックイン出来るかどうか確認すると、小一時間早かったのにもうお部屋の用意が出来ていますということで、チェックインさせて頂けた。ラッキー。
 32階のツインルームからは遠くスカイツリーも見渡せる。毎年宿泊する反対側の向きの部屋のようだ。

 あれこれ片付けているうちに、夫から駅に到着したという連絡が入り、時間を見計らってロビーに迎えに降りる。荷物を整理して、ペコペコのお腹を抱えて昼食へ。夫の希望でラーメン屋さんに入ってぱぱっと済ませる。かなりボリューミーだったけれど、完食。歌を歌った後はやはりお腹がすくのである。

 その後は、いつも招待状をもらいつつ、一度も行ったことのなかったアパレルセールが隣のビルで開催中だったので、行ってみることに。入場制限をしていて並んでいる。どれだけの人に招待状を送っているのか不明だが、かなり混雑をしている模様。
 断捨離断行以来、すっかり物欲がなくなっており、アウトレットモールでも何も買っていないけれど、まぁたまには目の保養でもよいかな、と。
 3階から成るだだっ広い会場を上がったり降りたりあちこち歩き回って、あまりの物の多さと春夏秋冬あらゆるシーズンのものが並べられている中で、だんだん頭も足も疲れてくる。結局2時間近く滞在して、夫のコートとカシミヤマフラーだけ買って、会場を出た。

 すっかり疲れ果てて喉もカラカラ。糖分・水分補給が至上命題だ。夫がケーキとお茶をご馳走してくれたので有難く頂く。少し元気になって、お使い物を用意してから明日の朝食等を調達して、部屋に戻ってきた。

 母にご機嫌伺い兼生存確認のMeet通話を済ませ、これから夕食を摂りに出る予定だ。部屋に戻ったらもう一度口パク練習をして、今日も早めに休まなくては。明日の集合も早いのである。

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2024.10.18フェスゴ11回目翌々日のこと 断捨離トレーナー主催オフ会・大人の遠足初参加の後は・・・

2024-10-18 21:54:06 | 断捨離

 昨夜はブログアップ後、夫とお茶を飲んでリラックスしてから今日のお出かけに備えて早々に入浴し、日付が変わる前にベッドに入った。
 お茶を飲んだせいで、夜中と明け方お手洗いに起きる羽目になったが、平日仕様のスマホアラームが鳴ってすんなり起きる。やはり朝起きられるかどうかは予定があるかどうかなのだ、と改めて思う。朝ヨガを済ませ、BS朝ドラを視ながら夫と朝食を摂る。お天気はあいにく小雨模様だ。

 予定した私鉄に乗り、JRを2線乗り継ぐ。乗り換えがすんなりいったのか、集合時間10分前に到着するつもりがさらに7分早く到着した。お腹が快調すぎるほどなので、お手洗いタイムが確保出来た感じ。
 集合時間前に今日の参加者が全員揃う。主催の断捨離トレーナーMさん(昨年自宅サポートをしてくださった)とHさん、そして近県、都内から参加のYさん、Rさん、Mさんと私の4名、計6名だ。

 この駅を降りたのは数十年振りのこと。伯母の家に行くのに乗るのと同じ方面のバスに乗る。皆でゆっくりバス停に向かい、しっかり6人で席を確保して、今日の行き先、江戸東京たてもの園へ向かう。大昔、小学生の頃、社会科見学だか遠足だかで訪れたこともある。また、夫と一緒に桜を観に来たこともある広大な都立公園内の施設だ。

 当時は武蔵野郷土館といったか。平成3年に惜しまれつつ閉館し、今の施設にリニューアルしたとのこと。トレーナーMさんのブログで告知を見、懐かしい思いで飛びついた形で申し込んだ。その時は、治療翌々日に参加するつもりではなく、息子の結婚式が終わる迄治療を延期して頂く予定だった。
 けれど、ドセタキセルを止めたことで、大分副作用が軽減したこともあり、先生は3週間毎にきちんと投与した方が良いというご意見だった。そのため、スキップすることなく一昨日、当初の予定通りフェスゴ治療を行った。お腹が心配だし、疲れやすいのも心配で、体調万全ではないけれど、Mさんには病気や治療のことはお伝えしてあるし、無理はしないということで参加させて頂くことにした。

 今回この場所を選んだのはトレーナーMさんの同期トレーナーHさん。私が住む隣の市にお住まいで、20年ほど前にご家族でいらしたとか。今日は案内役でおられる。
 まずはビジターセンターのエントランスでチケットを購入し、中へ入る。大きな金木犀の木が2本、馥郁たる香りを放っている。傘をさすほどではないけれど、小雨がちらちらと降ったり止んだり。空気はしっとりと喉に優しい。

 都指定有形文化財である旧自証院霊屋を見ながら、高橋是清邸へ。お屋敷には靴を脱いで中に入れる。住まいの主屋部分は総栂普請で、食堂の床は寄木張り。2階は是清の書斎や寝室として使われ、2・26事件の現場になったという。床の間には本人筆の掛け軸も飾られていた。明治時代のすりガラスから見える外の庭園の緑が美しかった。

 そのまま、東ゾーンへ。上野消防署望楼上部を見ながら、赤いポストが脇に立つ万世橋交番の中に入る。仮眠室には寝具一式が置いてある。化粧品屋、荒物屋等、皆さん声を揚げながら、しっかり見学。ここはさながらミニチュア明治村のようだ。都立だからとてもリーズナブルな入園料なのが有難い。
 ここでいい匂いが鼻をくすぐってくる。おうどん屋さんに入ってランチタイム。6人で大きなテーブルに陣取り、それぞれ食券で購入した温かい手打ちのおうどんを頂く。

 お腹一杯になったところで、生花店、文具店、乾物屋、和傘問屋・・・と下町中通りと称する通りを進んでいく。一人(もしくは夫と)で見に来ていたら、もうちょっと簡単にスルーするだろうところも皆さん真剣にご覧になるので、なかなか先に進まない。さらにそこかしこにいるスタッフの方が説明してくださったりするので、一層見学に熱が入る感じ。

 午前中は空いていてほぼ貸し切りだったが、午後からは子どもたちの社会科見学の一団や外国人観光客が。
 旅館もあり、醤油店もあり。なんとその醤油店はトレーナーHさんが子供の頃実際にお使いにいらしていたお店なのだそう。初めてここにいらした時に、このなつかしさは何?と思われたという。
 通りの突き当りには銭湯があり、男湯、女湯、それぞれの空の浴槽に入っている方も。大人の遠足、なかなか凄い。かなりの深さで、溺れそうに見えた。お腹が快調すぎて、一旦お手洗いに行って皆さんと離れる。
 居酒屋さん、仕立て屋さん等の見学を終え、今度は西ゾーンへ向かう。ここでRさんがお子さんのお迎えに行くということで、お帰りになった。

 西ゾーンは西洋風の建築群だ。田園調布の家や建築家前川國男氏の自邸等、どこも靴を脱いで、履いて、階段を上って・・・とだんだん腰が痛くなるし、顎も出てくる。三井八郎右衛門邸は3階建て。ここは1階だけ見学し、皆さんが階段を上がるのを横目にパスさせて頂く。見ればエレベーターで2階までは行けたのでそちらだけ拝見したが、急な階段を上り下りする元気がない。玄関で皆さんが戻ってくるのをお待ちした。
 3階は蔵で窓もなく、圧迫感が強かったらしい。断捨離的に空間から放たれる感じが全然違ったという。
 ここで今日の解散予定時間迄30分ほど。時間通りに解散するのか、お茶をして解散するのか確認して、ドイツ人建築家デ・ラランデ邸内の茶房に入る。

 大きなシャンデリアと赤い絨毯の素敵なカフェで、皆でケーキとお茶を頂く。お話をしている間に、瞬く間に1時間以上が過ぎる。既に予定解散時間を1時間近く過ぎている。
 閉館まであと30分。皆さんまだお元気で、ここだけ見てから、と仰ったが(その写真館を見ればほぼコンプリート)、私はかなりへばっていたので失礼することにして離脱。来た道を戻ってバス乗り場へ急いだ。

 10分近く待ってバスが来る。来た時はガラガラだったが夕方のバスは混んでいる。1停留所過ぎた所で座れてラッキー。けれど、車内放送で、JRが人身事故で50分ほどの遅延だという。なんと。けれど、少し待つと乗換駅止まりの電車が来てくれて、ラッキー!と乗り込む。ここでも1駅過ぎた所で席が確保出来た。
 随時夫にLINEで連絡する。ところが、急遽途中駅でその駅止まりとなってしまう。特急も2時間近く遅延している等と車内放送がある。アチャーと降りて、次の電車を待つ。ここでもそれほど待たずに電車が滑り込んできて、何とか乗り込んだ。今度は乗換駅まで無事運んでくれて、別の路線に乗り換えた。
 既に皆さんと別れてから1時間以上経っている。途中でMさんにJRが人身事故で遅延しています、というLINEを打つと、バスに乗っておられるところだった。閉館ぎりぎりまでおられたようだ。

 私鉄に乗り換え、最寄り駅に到着したのは皆さんとお別れしてから1時間半以上経っていた。夫が迎えに来てくれて重いバッグを籠に入れさせてもらえて助かった。一人で出かけると、当たり前だけれど、荷物を自分で持ち続けなければならないのがネックである。つい色々心配で荷物が増えてしまうのだけれど、これも断捨離していいのかも、と思った。まぁ、一人で出かけると、いつもどれほど夫に甘えているかを実感する。

 最寄り駅では雨が降った跡はあったが、すっかり止んでいた。帰宅して、もろもろ片付け、夫が作ってくれたパスタとサラダを有難く頂く。1万歩以上歩き、お腹はぺこぺこ。綺麗にたいらげて洗い物は担当した。

 母にMeet通話や携帯電話をするがなかなか出ずに、またしても家電にかけて漸く繋がった。今日は運動会イベントのため、イレギュラーでデイサービスに行ったが、今迄で一番豪華なお弁当だったそう。50人もの利用者が皆赤白ハチマキを巻いて、座ったまま、お手玉で玉入れ等をしたらしい。母は白組で負けたそうだ。明日も行くのだという。月木金土と週4日のデイサービス、お疲れ様だが、楽しそうなので何より。

 夫は野球中継を観てからジムまで入浴に出かけた(というか、行くように背中を強く押した。)。
 その後、オンラインで<教えて先生! -知っておきたいがん自由診療の問題点->を視聴した。既にスタートから30分ほど過ぎていたが、“がんに関する情報が溢れる中、知り得た情報が信頼できるものかを正確に判断するのは非常に困難です。皆様もインターネットや書籍、広告で「自由診療」について目にしたことがあるのではないでしょうか。「絶対に治る」「標準治療と併用可能」と一見魅力的に映る自由診療ですが、多くの問題点や注意点が潜んでいます。 今回は、皆様に必ず知っておいてほしい自由診療の問題点や根拠のある治療を見極めるためのエッセンスについて、国立がん研究センター がん対策情報センター本部 副本部長の若尾文彦先生にご解説いただきます。”という触れ込み。

 グループ・ネクサス・ジャパン 理事長・全国がん患者団体連合会 理事長の天野 慎介氏が聞き手で、興味深く聴けた。質問も沢山出ていて、時間が若干オーバーしてお開きになった。すがりたくなる気持ちは分かるが、今現在、エビデンスのある有効な自由診療はないのだ、という先生の言葉が重かった。

 明日は日曜日のOB・OG合唱団のゲネプロのため、朝から都心までお出かけ。そのまま都心ホテルに前泊する。今日のお出かけはちょっと冒険だったが、新鮮なオフ会だったので、良しとしたい。
 今日は早く休もうと思う。
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2024.10.17フェスゴ11回目目翌日のこと 籠城蟄居 家事と休息の一日

2024-10-17 21:37:47 | 日記

 昨夜も、治療で疲れているのだからさっさとベッドに行けばよいのに、なんだかんだとやっているうちに、夜更かしモードの夫につられて入浴が遅れ、日付が変わってからの就寝となった。
 明け方4時半頃、お手洗いで目が覚める。もう一度寝直して、平日仕様のスマホアラームが鳴って条件反射的に消す。その後、寝ぼけ眼でBS朝ドラを点けたが、いつの間にか終わっていたので、次は地デジの朝ドラをこれまたぼーっとしながら視た。
 夫がまだ寝ているようだったので、もう少しいっか、とウトウト。

 お天気はイマイチのようだが、洗濯をしておきたいのでそうそう寝坊もしていられない。疲れが取れていない感じはあるが、頑張って起きる。
 夫は食べ切れずに余ってしまったバナナでジャムを作っている。随分沢山あったのに出来上がったのは小さな瓶ひと瓶と少し。洗濯機を廻し、出来上がるまでの間、メールチェックやネットニュースのチェックを。

 洗濯物が出来上がり、2人で干してからブランチだ。先月のマレーシア旅行中に壊れたキャリーケースの修理を保険会社が代行してくれるということで、着払いでキャリーケースを送る手配をする。必要書類を記入して宅配業者に連絡をすると、今日午後集荷とのこと。
 お米を研いで、サラダを作る。

 日曜日に迫ったホームカミングデーOB・OG合唱の本番に備え土曜日は前泊するが、例年は午後からの練習なのに、今回は前回に続いて午前中スタート。パッキング等の準備は、練習終了後にホテルで落ち合う夫に衣装等を入れたスーツケースを持ってきてもらうから、明日中に終えておかないといけない。いまだにドツレクのメロディが頭の中で鳴り続けていて、OB・OG合唱で歌う曲に切り替わらない。困ったものだ。

 来月予定している旅先でのレストランやショートトリップの予約をしたり、夏物を入れ替えながらWさんにお譲りする物を選んだり、花の水切りをしたりごみをまとめたり。籠城蟄居でも休息以外にやることは沢山。

 午前中に洗濯物を外干しした後は、曇りの予報に反して日差しが出てきて良かった!と思っていたのに、だんだん雲行きが怪しくなってきて、夕方前に薄物以外のなんとなく乾きかけのものは浴室乾燥に緊急避難。
 その間、夫は一人黙々とお蕎麦を茹でて食べていた。私は朝が遅かったのでお昼を過ぎても空腹ではなかったけれど、夕方近くにこのまま夕飯までは持たないと冷凍麺を作ってお腹に入れた。お腹は快調に戻った。
 浴室乾燥に避難させて漸くしっかり乾いた洗濯物を畳んで、収納する。

 夫は漸く重い腰をあげて、今月3回目(前回3回目、と出かけたのにジムのボイラー故障でお湯が出ずにすぐに戻ってきた)のジムに出かけた。

 夫が出かけた後は生協の注文書を記入したり、夕食の支度をしたり、録画したドラマを視たり暫しマイペースの時間。
 母にMeet通話をすると、今日は予定通りデイサービスに行ってきて、食事もしっかり食べられたという。明日もデイサービスの運動会イベントに声をかけて頂いたので行ってくるそう。お昼は昔懐かしの運動会に持っていくお弁当が振舞われるのだそうだ。色々趣向を凝らして頂き、スタッフの方々には頭が下がる。

 実家のお向かいの奥様が転倒し、あちこち骨折して大変だという話をご近所の方から聞いたそう。今回、母が転んで膝の擦り傷と打撲で済んだのは本当にラッキーだったのだ、と思う。注意一秒、怪我は回復までにどれだけかかることか。さすがに反省して、外出するのも怖くなったと母は言うけれど。

 着替えを家に置いてきた、と忘れ物大王得意フレーズのLINEを受け取って暫くして夫が帰宅した。全く無傷で忘れ物やら何やらがなく、無事往復するのは何回に1回なのかしら、とからかったら、そんなことはない、と憤慨していた。
 一緒に夕食を摂る。

 今夜はオンライン断捨離読書会はお休み。明日は断捨離トレーナー主催のオフ会に初参加する予定である。
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