ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2024.10.30 約5か月ぶり造影CT撮影~頚部から骨盤 夜は瞑想ヨーガクラス開催

2024-10-30 22:52:50 | 治療日記

 昨夜は、今朝に備えて早めに入浴して休む気満々だったが、何となく今日が休務日の夜更かしモード全開の夫に引きずられ、日付が変わってしまう。いざベッドに入ると、なかなか寝付けず。瞑想CDが1ラウンド終了してもダメだった。

 眠った後も、2時間ごとにお手洗いに起きる。そしてあっという間にスマホアラームが鳴る。何とか起きるが、全然寝足りない感じ。二度寝したら何時に目覚められるかわからないので、頑張ってリビングへ移動。
 起きたところで朝食を摂れないので、温かいジャスミンティを淹れて薬を飲み、身支度開始。BS朝ドラの後、地デジ朝ドラを視て、さて出かけようとしているタイミングで夫が眠そうに起きてきた。
 
 前回の造影CT検査は6月初めだった。ドセタキセルとフェスゴを3か月続けた結果、左肺の腫瘍はどこも一回り小さくなったものの、右肺は変わらず。腫瘍なのか肺炎だったのか分からなかった影の部分が消えて、縦郭リンパ節の腫瘍も小さく、分からない感じになっていた。
 骨は不変で、総合判定として「効いている」という読影。体調と採血結果等を見ながら、ドセタキセルはもう嫌、というところまでやりたい、という主治医の判断だった(そして7クール迄頑張ってもう無理、と7月末で終了した。)。

 朝から通院だというのに外は霧雨。寒い。薄手のアンサンブルニットに裏付きのコートを羽織って丁度良い感じ。
 予定した電車に乗る。予約時間の15分前に病院に入るように指示されており、その5分ほど前に到着した。自動受付機をすんなり通って、エスカレーターで2階の放射線受付に上がる。まだ空いており、待合椅子にはどなたもおられない。
 紙の受付番号を受け取り、待合椅子に座った途端に受付して頂いた。受付票、IDカードを出すと、CT準備室の前で待つように言われ、そのまま移動する。

 準備室前には数人いらしたが、皆付き添いの方のようで、実際の患者さんはお一人だけ。予約時間通りに名前を呼ばれ、ロッカーに荷物を入れて造影剤注入のためのルート確保の針刺しだ。
 準備室では初めましての看護師さん。今日も検査対応で、ブラトップと無地のアンサンブル、スカートはファスナー付きだけれど、検査の時にずらすだけでOKだから着替えは不要だ。いつものように右腕を差し出して、名前と生年月日を言い、紙テープで、とお願いする。

 造影剤用の針は採血の針より太いから大抵痛むが、今日は刺す時全く痛まず、思わず「全くなんともありませんでした。お上手でした!」とお礼を言う。中廊下に出て5分すると名前を呼ばれた。一番奥の検査室だった。靴を履いたまま、服を着たままCT装置に寝っ転がる。
 この17年近くの間、数えきれないほど受けてきた検査だ。ベッドに寝て顎をやや上げ加減にして、両手万歳の姿勢になったらもうお任せ。静かに目を瞑って呼吸を整える。1回目は造影剤なしで、次に造影剤を入れて2回撮影するが、始まってしまえば10分もかからない。

 ところが、今日はとんでもない間抜けなミスをしてしまった。コートを脱いでロッカーに預け、本当はアンサンブルのカーディガンを脱いでニット一枚になる予定だったのに、プラスチックボタンがついたカーディガンを着たまま寝転がってしまったのだ。
 1回目の撮影後、「ボタンが映ってしまったので・・・」と言われ慌てて起き上がって脱ぐ。何度もやって十分分かっているというのに、まだ結婚式の疲れが残っているのかどうか。トホホの迷惑患者になってしまい、自己嫌悪である。

 ドクターがいらして「造影剤が入ると身体が熱くなります。気分が悪くなったりしたらすぐに教えてください。」といつもの注意をされる。注入が始まると薬液の匂いが鼻を突く。
 幸いなことに、これまで1度もアレルギー反応が出たことはない。造影剤が体中を駆け巡り、体の芯がカーッっと熱くなり、なんとなくじわーんと痺れたような感じがするのはいつも通りの反応だ。「ご気分悪くないですか」と訊かれ、咳き込むと大変なので、静かに頷く。

 「息を吸って。止めて下さい・・・。」を繰り返して終了。「看護師が針を抜きますから、そのままでお待ちください」と言われ、看護師さんが現れる。腕をバンテージテープでぐるぐる巻きに固定して針を抜いてくださったが、それほど痛まず。テープにはちょっと血液が付着していた。

 ロッカーから荷物を出すと、前回同様その場で止血確認のため待機することなく解放される。バンテージテープは10分くらいしたら自分で外してくださいね、とのこと。2階の放射線受付に寄ってファイルを戻し、今日はこれでおしまいなので、会計へ、と言われる。
 
 1階の会計に向かうと、待合椅子はそこそこ混雑している。番号をもらって15分ほど待ち、私の番号が出た。自動支払機で8,000円強をカード支払。本日の病院滞在時間は45分強。
 外に出ると、雨が止んでいて日差しが戻ってきていた。朝はコートを着ていて十分だったが、どんどん気温が上がっている感じ。

 朝は抜きだったので、さすがに空腹だ。駅に行く道すがら、一番近い珈琲店でギリギリモーニングサービスに滑り込み、パンケーキ&サラダセットにポットのブレンドティーを注文。読みかけの文庫を読みながら4人テーブル席でのんびり頂く。お友達とLINEのやり取りをしながら1時間ほどゆっくりして乗換駅止まりのJRに乗った。昼休みの時間帯で、電車は空いていた。
 乗換駅のショッピングセンターで夫のお土産に和菓子を購入する。夫が最寄り駅まで迎えに来てくれた。コートを着ていると暑いくらいになっている。

 遅いお昼を済ませてからまだ2時間ほどだったけれど、夫にとっては遅いランチタイムということで、イタリアンでランチを付き合った。その後、家電量販店等で夫の買い物を済ませて、帰宅した。お腹はとても快調。
 どうにも寝不足で、お腹は一杯だし眠くてたまらない。それでも生協のお届け品の収納等なんだかんだとやることがあり、諸々片付けてようやくソファで横になれたのは夕方近く。録画した断捨離番組等を見ながら何となくウトウト。夜のオンラインヨガクラスの準備を済ませ、届いたばかりのミールキットで慌てて夕食を作り、夫と頂く。

 夕食後、母にMeet通話をするもなかなか出ないので携帯電話に切り替えた。漸く繋がると、何やらやけに疲れた声だ。今日は要介護1から要支援2にランクダウンしたことで、ケアマネさんや包括支援センター、デイサービスの方たち等関係者7人もが、母宅に一堂に会して、ぐったりだそう。ハウス長のMさんも立ち会ってくださったのは良かったそうだ。

 その後は、ご近所の方で実家の庭の手入れをお願いしているSさんが、害虫駆除会社との間に入って調整してくださっていた、実家の和室にある蜂の巣撤去見積もり等の書類を届いたそう。
 なんだかんだで疲れたので、お風呂に入ってもう寝る、だそうだ。明日はまたデイサービスに行くので忙しいようだ。息子夫婦が来月早々にも結婚式のお礼の挨拶に行きたいとのことで、その日程を伝える。

 21時からは「オンラインぐっすり眠れる夜の瞑想ヨーガ」の開催。ASHAREさんは6月から活動休止中だが、私が個人的にクラスを続けさせて頂いている。サポートには事務局のTさんが入ってくださり、今日は代表のHさんも参加者として参加された。15分前に入室し、ハイブリッド開催の打ち合わせ等を若干してから参加者の方が5分前に入室。

 皆さん常連の方なので、ちょっとお喋りをした後、定刻通りクラススタート。45分ほどのヨーガニドラーをメインの夜のクラスは、終了後は、そのままおやすみなさいをする流れ解散だ。眠りに特化しているので緩めな動きばかりである。
 オームとシャーンティを3回ずつ唱え、静かに瞑想しながらヨーガニドラーのサンカルパ(願い事)を決めて頂く。その後は、肩甲骨や股関節を意識して身体を解してから寝っ転がり瞑想のヨーガニドラーに入る。途中何度か咳込みそうになったが、何とか持ち堪えた。

 なんとなく覚醒して頂いた後は、トヴァメーヴァのシュローカを唱い、ぼんやりと聴いて頂く。オーム1回、シャーンティ3回を唱えて45分ほどでクラス終了となる。
 今夜も「おやすみなさい、良い夜を」と締める。今日もリラックスして頂けたようだ。クラス後は事務局のTさん、代表のHさんと今後の打ち合わせ等をしつつ、30分ほど経過していた。ここでミーティング終了。

 明日は夫が変則で出勤。漸くお天気が良さそうなので、お洒落着洗い等に勤しんでおきたいと思う。
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