今日は花祭り・・・・・西行法師がその日に死にたいとまで願った日・・・・・春風に吹かれて、どこからともなく花弁が舞い散っています。
と今日は、書き始めた日から10日もたって18日になってしまいました。最近は何とも気が乗りません。書きたいと思うことはたくさんあるけれど、私の知りたいことを、大抵の人は知りたいとは思わないらしい・・・・・ということを悟り始めたからです。みんなそれぞれ、知りたいと思うことを模索する・・・・・それが人生なのだなと思います。ものぐさになった私を置いてきぼりにして、庭ではつつじは満開になり、白くきれいなオオデマリも輝くように咲いています。赤と緑の楓も新緑が美しく、ドウダンつつじの新緑も・・・・・・・初夏になってしまいました。色とりどりの山の緑がきれいです。
ところで、私のお台所に近代兵器(?)、シャープホットクックを取り入れることにしました。変わった形ですが、初めて新幹線を見た時のようです。口を利く電気釜で、戸惑ったりもしています。マクロビオティックの徒として火力には最低でもガスをというのをモットーにしてきました。ですが歳をとってきてみると、スープや煮物を作るのに、火加減を見たり時間を気にしたりしないで、片付け仕事に取り掛かることが出来るというのが魅力的で、今回ちょっとだけそのモットーを捨てることにしました。物忘れ予防に体をすっきりさせるスープや体をホッとさせる甘い野菜の煮汁などを作りたい・・・・・このお鍋は、火力の調節をAIでやってくれるのです。ですが問題が一つ・・・・・今まで調味料を計ったことがない・・・・・材料を見て、煮え具合を見て、目分量でやっていたのですから。
仕方なく調味料は、最初に少しだけ『イキな塩』を加えて、出来上がりに足して加熱延長をすることにしました。黒入り玄米スープもうまくできました。筍もおいしく炊けました。火から離れてほかの仕事ができるのがうれしいことです。お鍋を焦がす心配が消えましたし、思いのほかうまくできそうです。つわとあぶらげの煮物のようなものもうまく炊けましたが、とろとろ煮込むスープのレパートリーを広げようと思います。病気ではありませんが、このところ免疫力という体力に目が向けられています。そんな日々の暮らしにお役に立つのではと思います。それから独居老人や忙しい新米母さんにはうってつけではと思います。私は二人暮らしなので小さいほうを選びましたが、思いのほかサイズが大きく場所を取るかもしれません。だけどどこにでも置けますから・・・・・。ともあれ、おいしくできた取り合わせのスープメニューは、時々お知らせしようと思います。