横田めぐみさんのお父さんが亡くなりました。2月には有本恵子さんのお母さんが亡くなりました。さぞ無力感ばかりの辛い日々を送られたことだろうと思います。
これはひとえに、私達日本国民が欺瞞に満ちていたことによると思います。人生の時間が限られていることを知りながら、『話し合いの解決』を『話し合い』のできない相手に求め続けたからです。そもそも国民を守る原動力が、友邦との信頼にあるという『夢』を見続けたからです。いいでしょう、私達は自分の身の上に『拉致』という不幸が降ってわいても、『夢』を待ち続ける以外にないことを覚悟すべきです。それだけが、同胞を連れ去られるという主権侵害を傍らに置き続けた国民の償いでしょうから・・・・・こんな国の在り様でいいのでしょうか。
香港ではいよいよ自由が奪われようとしています。そもそも香港は旧清領・・・・・イギリスが香港を取り上げたのは清からでした。清と現代の中華人民共和国を同じだと思ったのが間違いであって、植民地の香港領民に独立したいかどうか確かめるべきだったと思います。まあ、英語圏では同じ『チャイナ』ですから、同じだという認識だったのかもしれません。中華人民共和国は自国領内の香港を制圧するだろうと思います。香港はこれから困難な独立戦争(?)が待っているのかもしれません。独立する以外に自由を維持することはできません。中華人民共和国は共産党の国ですから。
私達は最低自分の立場を表明すべきだと思います。
香港とチベットとウィグルの独立を支持します。
インドネシアがオランダから独立を勝ち取ったのと同じように、困難を克服しなければなりません。
今のままでは、日本は経済的関係を重視して、見て見ぬふりをすることになろうかと思います。自国民を助けることも出来ないのですから、仕方ありませんよね。偽善と欺瞞にまみれた日本人に成り下がったのですね。私達の国会と政府が何もできない(?)のは、選んだ私達が何もできないからですよね。拉致被害者のご家族に、『私達は何も出来ません。』と言うしかないのですね。日本人のアイデンティティを取り戻したいというのがブログを続ける意味でしたが、ひどい挫折感を味わうこの頃です。今日は怒りがこみ上げてきました。私達は、恥ずかしさと絶望で、父祖の種(タネ)を名乗ることが出来ません。
和子先生の怒りが、フロリダまで飛んできました。
横田滋さんが存命中に、めぐみさんを取り戻せなくて、悔しいです。
“私たちは最低自分の立場を表明すべきだと思います”……同感です。
コメントをありがとうございました。仲間になっていただいて、嬉しいです!