inspiration-macrobiotique・随想古事記

マクロビオティックインスピレーション・随想古事記・日本語と歴史・バベルの塔・日々雑感

田平です。

2016-05-29 15:24:39 | 平戸

 

 

平戸・田平の自宅に半年ぶりに戻っています。日常の道具がみな多治見にあって何とは無しに不自由なお台所なのですが、それでも朝一番の仕事はお湯を沸かすこと・・・・・・鉄瓶にお水を入れると『チン・・・・チン・・・・・チン・・・・・』と鳴って(?)長閑なひとときです。

 

きれいな緑に取り囲まれています。柿の木の緑もひときわ鮮やかです。小さな柿の実が付いています。間もなく全部落ちてしまったんじゃないかと心配になるくらい落ちて絨毯のようになるでしょう。

 

 

どうだんつつじの赤い茎・・・・・かわいらしくのびやかです。かいうの白いお花が、何と平戸つつじの中から咲いています。どうやってそんなところに根付いたのか・・・・・?????この白いお花が好きで、弟に実家から株分けして水辺に移植してもらいました。つつじの中に植えた記憶はありませんが、植物もそれぞれの置かれた場所で頑張っているのだなあと思います・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・心ないお掃除さんにばっさりと切られていた蘇芳もくちなしも新しい枝を伸ばして新緑をつけてくれました。ホッとしています。                  

  

                                                 


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平成28年5月8日

2016-05-08 07:59:31 | 父の背負子3(雑記)

今年もまた、年に2回恒例の『随想古事記・父の背負子(随想古事記)』をご案内する日が巡ってきました。平成9年5月8日、父が逝きました・・・・・・早いものだと思います。父から受け継いだ背負子の中身を確認していく日々を生きています。

 

 

以下がこれまでご紹介してきた『父の背負子(随想古事記)』の記事内容です。多くの方のお目に触れることができるよう希望しています。

 

父の背負子(随想古事記)

        父の願い   2010-04-30
        私の邪馬台国   2012‐10‐04
        随想古事記・はじめに   2012‐10‐05
        随想古事記Ⅰ・あめつちの・・・・・   2012‐10‐09
        随想古事記Ⅰ・イザナギとイザナミ   2012‐10‐12
        随想古事記Ⅰ・アマテラスとスサノオ   2012‐10‐15
        随想古事記Ⅰ・海幸と山幸   2012‐10‐23

        随想古事記Ⅱ・関連記事便覧   2012-10‐17
        随想古事記Ⅱ・神話と言語   2012‐10‐17
        随想古事記Ⅱ・天津神と国津神   2012‐10‐24
        随想古事記Ⅱ・アジアの神話と歴史   2012‐10‐31

        随想古事記Ⅲ・大和の心1  2012‐10‐26
        随想古事記Ⅲ・大和の心2   2012‐10‐27
        随想古事記Ⅲ・大和の心3   2012‐10‐29
        随想古事記Ⅲ・大和の心4   2012‐11‐02
        随想古事記Ⅲ・大和の心5   2012‐11‐03

        随想古事記Ⅳ・おそれながら・・私の仮説   2012‐11‐04
        随想古事記・おわりに   2012‐11‐06

        随想古事記前章・民族の形成   2011-04-11

        随想古事記前章・五色人の謎Ⅰ  2011-04-13

        随想古事記前章・五色人の謎Ⅱ  2011-04-14

        随想古事記前章・五色人の謎補(私の五色人説)    2011-04-21

          アインシュタイン博士の言葉    2012-08-17

        私の『中朝事実』    2013-11-03


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荒川豊蔵資料館

2016-05-07 15:20:12 | その時々2

多治見近辺の道路には『平戸ツツジ』(?????)と思しきツツジが植えられており、5月になって満開になり微かなツツジの香りが漂っています。ツツジの花には初夏の輝く日光が似合う・・・・・と思います。そんな多治見に来て、一番の仕合せと思うことは、大好きな大好きな『志野』に直接触れたということです。多治見(厳密に言えば多治見地域)は志野の故郷なんです。

 

ここのところの記事でご紹介している通り、『志野』の空気の中にいます。そして『志野』といえば荒川豊蔵という方を置いては考えられません。先日5日その荒川豊蔵の窯跡に建てられた『荒川豊蔵資料館』を訪ねて、同じ空気を吸って来ました。そこにはもちろん志野もあったんですが、なんと乾山写しの様な作品や有田の様な陶器や・・・・・荒川豊蔵の実像に初めて近づくことが出来ました。そしてそこで既に絶版になっている著作『縁に随う』や白洲正子著『かくれ里』を紹介されました。

同じく興奮冷めやらずで帰宅した夫がすぐに本を注文してくれました。そして昨日2冊とも手元に届きました。荒川豊蔵の自伝のような回想録ですが、飾り気のない率直な文体で読みやすく、速さに呆れられながら読んでしまいました。本を読むことには自信があります。何しろ小学生の頃から(もちろんそれなりの本ですが)一晩に三冊というのがノルマでしたから・・・・・

 

これまではただ大好きだっただけで、『志野』=『荒川豊蔵』という以外何も知りませんでした。私はもともと詮索好きではないので、そのものにはのめり込む質ですが、その周りについてはほとんど興味がわかない・・・・・といった探求法でやってきました。『荒川豊蔵』という人についても『志野』を見ればよい・・・・・というやり方でした。ですが、この日本経済新聞社から発行された『縁に随う』・・・・・面白く読みました。
 
日本人にとって『荒川豊蔵』は『志野』を現代によみがえらせた人ですが、そのことが『荒川豊蔵』本人にとって血脈を辿るというか、アイデンティティを確立するというか・・・・・ご本人の言によれば『縁に随う』ということだったんだと思います。この書名にもなった『縁に随う』という言葉が、私の中で一つの区切りを作りました。私が知り得た中で現代の、あるいは昭和の偉大な人の四つのタイプが埋まったんです。作品の陰陽で分類をしました。
 
第一のタイプ(陽の陽)・・・・・荒川豊蔵・・・・・・・・・・茶碗(もの)
第二のタイプ(陽の陰)・・・・・初見良昭・・・・・・・・・・武道(ものの動き)
第三のタイプ(陰の陽)・・・・・楢崎皐月・川崎真治・・・・・言葉(心・歴史)
第四のタイプ(陰の陰)・・・・・桜沢如一・久司道夫・・・・・平和(真実のホラ)
 
 
 
どの先生も人間の真実(内なるもの)を追及なさっているのだと思います。それがご縁で私のつたないレーダーにも触れてくださったのだと思います。楢崎先生の『カタカムナ』と久司先生の『マクロビオティック』によって私は『マンダラゲ』なるものへと行き着きましたが、娘を通したご縁によって 辿り着いた初見先生の『成り行き』と今回の荒川先生の『縁に随う』とが私の『マンダラゲ』と表裏になりました。これが多治見に来た理由のような気がします。しみじみ大変仕合せな成り行きであり縁に随った結果だと思います。
 
 
 
 
 
・・・・・・・・どういうわけか、字体が途中で変わってどうにもなりません。どうしたらよいのでしょうか????

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土岐市の道の駅

2016-05-01 16:44:02 | 季節・週末散歩

中部地方の新緑は本当にきれいです。道路沿いの柔らかな新緑の色が目を楽しませます。一年前にも書いたような気がしますが、あふれる新緑のところどころに藤の花の紫、馬酔木とヒトツバタゴの白・・・・・ただただきれいとしか言いようのない初夏の風景です。そんなゴールデンウィーク・・・・・休みとはいえ休みでない産婦人科医の夫と、気分転換に近辺巡りのドライブに出かけました。

 

焼きもの好きの私は途中にあった『志野織部の里』という道の駅によってもらいました。焼き物は見るだけでも楽しいものです。ましてや大好きな志野ともなれば、推して知るべし・・・・・そこで夫が『美濃陶磁歴史館』の催事案内のポスターを見つけました。「近くだしせっかくだから行ってみよう。九州人にとってまたの機会があるとは思わないほうがよい・・・・・」と、寄り道をしました。そこには古い志野・黄瀬戸・織部の器や陶片がきれいに展示されていました。初期の志野は灰志野と呼ばれているらしく、想像していたより固くくすんで、思いのほか薄手でした。感嘆するばかりでしたが、係の方に写真の『元屋敷発掘誌』という資料集を分けてもらいました。するとその方が「すぐ上に窯跡があるから見学していかれたら・・・・・」と提案して下さったのです。

                        

行ってみてびっくり!!!!!こんなに壮大な先人の情熱の跡があるとは!!!!!写真を撮るには撮りましたが、これは本当に『一見に如かず』です。興味がおありの方なら、(機会があれば決して逃さず)見学をお勧めします。ただただ感嘆するばかりでした。薦めてくださった係の方に心から感謝しています。

                   

           

それからまた、今月の教室用にすりばちをいくつか探そうと、土岐市の駄知(だち)まで出かけました。折しも『だち窯やまつり』でとても賑わっていました。最近のすり鉢はとても多彩で、若者の感性にも合うと思います。ミキサーやプロセッサーも便利だとは思いますが、『すり混ぜる』というお料理の過程に穏やかな『すりばち』をもう一度取り入れていただきたいと思います。それからもう一つ、『すりばち』にとって大事な相棒『すりこぎ』・・・・・中部地方は山椒のすりこぎが豊富で、ともかく安い!!!!!九州では山椒はなかなか大きくなりません。苗を買ってきてもなかなかつかない・・・・・すりこぎの命は固さと重さ、名前がユニークな道の駅『どんぶり会館』で買いました。

どんぶり会館』ではもう一つ掘り出し物がありました。一本のままのヘチマのたわし・・・・・背中をこするのに便利です。早速使って大満足でした。重宝です!!!!!


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