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東京見えたか?

2013-12-28 10:55:15 | 教室情報

今年の秋の『ヒレフリヤマ教室』のことだったと思いますが、それは宇野多美恵先生の『鎖骨』に関わる説が話題に上ったときのことでした。私達人間の骨格は、『鎖骨』の形態で大きく二分されるとおっしゃっているのです・・・・・・・そして、それは『Y字鎖骨』と『水平鎖骨』だとおっしゃっています。そしてこれが、人間の自由度に大きく関わってくると・・・・・・その見本がピエタの『イエス』像とミロの『ヴィーナス』像だと・・・・・・・

イエスは苦悩の見本として、ヴィーナスは神の似姿として・・・・・・・人間の自由を妨げているものは『苦悩』・つまりお釈迦様の言う『煩悩』です。その苦悩度を表しているものが『鎖骨』の形態だと・・・・・・・そしてそれが人間の骨の進化の終着点・つまり『自由さ』という精神性の現れだと・・・・・・・

 

だからといって、つまり『水平鎖骨』を持っているからといって、人間の至るべき『自由さ』に到達しているとは限りません。『イエス』ほどの精神性も『Y字鎖骨』として描かれ、何も考えていない『水平鎖骨』は現代の巷にも溢れています。だけど『水平鎖骨』は人間骨格の目標であることは間違いないと思います。それは精神性・つまり『カシラ』の自由さに必要なのだと思います。

これを知った時、自分の家族を見渡しました。まず自分は・・・・・幸い(?)水平鎖骨でした。ならば・・・・・夫は?子供たちは????・・・・・みんな同じく水平鎖骨でした。敬愛してやまない父は??・・・・・苦悩のY字鎖骨でした・・・・・・・これはどうも個人的達成度とは無関係にあるもののようです。私の先輩であり友人でもある『和み』の堀江さんは言いました。「Y自鎖骨を自分で水平に近づけるよう努力して、だんだん変わってきた」・・・・・80歳にして今も変わり続けています。要するに持って生まれた幸運(?)であって、決定的なものではないと思います。苦悩によってのみ到達できる境地もあるし、ありがたみもある・・・・・・・

こういったことを考え合わせて思い出したことが、子供の頃のこと・・・・・・・父が言いました。「頭を天からつっているような姿勢で立ったり歩いたりするんだ。」・・・・・・猪頚にならないようにとの教えです。それから教室のみんなの驚きの『遊び(?)』・・・・・これが今日の題名『東京見えたか?』です。

まず大人が、そうですね、多分未就学児くらいの子供に聞きます。特に時々現れる若い叔父さんたちがよく聞きます。もちろんいたずらっけのある父も子供たちに聞きました。「東京、見せてやろうか?」「うん!見せて!見せて!」・・・・・・叔父さんは真面目な顔で窓の向こうを指さします。後ろを振り向いた子供達の耳を手のひらで押さえて、そのまま釣り上げるんです!!!!そして聞きます。「東京、見えたか?」痛みと驚きの経験で、目を白黒させて、大人たちは大笑い・・・・・

一体これは何だったのだろうと思います。教室に参加している中でも誰も知りませんでした。旧松浦藩の習慣???夫の母方は鹿町(松浦藩)ですが、そこでも一般的だったようで、我が子達も洗礼を受けました・・・・・・これは首を引き抜く(?、あるいは持ち上げる)ための洗礼だったのでは・・・・・・みなさまはどう思われますか。似たような習慣をご存知ではありませんか。それを知りたくて、今年最後の記事にしました。よろしくお願いします。どうぞ良いお年をお迎えください。

 

それでは今日も:

        私達は横田めぐみさんたちを取り戻さなければならない!!!

 


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イキな塩

2013-12-21 10:31:44 | マクロビオティック

『イキな塩』といえば、言わずと知れた(というか、何度もご紹介しているので)平戸の『和みさん』のお塩ですが、ちょっとご紹介したいことがあります。

目下、鍋の季節!!!それで我が家でも鍋好きの主人は、定食が鍋!!!という事態です。私もまあそれなりにご相伴しています。私は『鱈』が一番好きです。それで『ブクブク装置』の登場といきたいのですが、それがなくても簡単に美味しくできる方法があります。(もちろんこれには素性の良いお魚を見つける目が必要ですが、それは各人鍛える以外にありません。鍛えようと思えば道は開けるものですから、大丈夫!!!)

きれいな切り身を見つけます。私は生の真鱈を選んで買ってきます。通常塩天華(同じく『和みさん』のお塩)のレギュラーを溶かした薄い塩水でサッとくぐらせるように洗います。それからもったいなくも『イキな塩』の1%くらいの塩水をバットに並べた切り身にひたひたくらいの量作り、丁寧に洗います。(冷凍している場合はその中で解かします。)そしてザルにあげ、熱湯を回しかけます。冷水にとって熱をとり、ザルに並べて水気を切ります。

これでびっくりするくらい美味しくなります!!!生臭さももちろんないし・・・・・・お豆腐に気になる臭みが移ることもありません。お試しあれ!!!

 

それでは今日も:

        私たちは横田めぐみさん達を取り戻さなければならない!!!


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ネルソン・マンデラ大統領

2013-12-19 15:56:49 | 日本語・古事記・歴史・日本人

現代アフリカの偉大な指導者マンデラ大統領(Nelson Mandela)がなくなりました。アパルトヘイトの南アフリカ共和国(私たちの子供の頃は南ア連邦でした。)で、人類融和を成し遂げようとしたマンデラ大統領・・・・・・・その悲惨な歴史を思うたびに、我が朝廷の『大和政策』を思わずにはいられません。マンデラ大統領が我らが日本の歴史を知ったなら、感動で熱い涙を流さずにはいなかったでしょう!!!

民族の融和・・・・・この錬金術に成功した国が歴史上あることを私たちは自覚すべきだと思います。カテゴリー『父の背負子・随想古事記』で連載しましたが、私たちの歴史は世界のお手本だと思います。そして現代を生きている私たちも、日本人としてのその道を生き続けるべきだと思います。

 

それでは今日も:

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札幌に行ってきました!!

2013-12-13 09:38:26 | Weblog

初めて北海道の大地に降りました。主人の叔父が急に亡くなったのですが、仕事を空けられない主人の名代で、生まれて初めて北海道の地を踏みました。新千歳空港で降りて思いのほか暖かく、荷物を待ちながらどうやって札幌に行こうかと考えているところに、主人の従弟から『バスがある』とのアドバイスにインフォメーションへ直行・・・・・・・・・なんと5分後に発車とのタイミングの良さでした。

車窓から外を眺めていると、航空自衛隊千歳基地の前を通りました。『あ、あ・・・・それで新千歳空港と言うんだ・・・・・』と思いつきながら、若きジェットパイロットだった父が何回か飛行訓練で降り立った千歳基地の『トキ・トコロ』を共有できたような懐かしさでいっぱいになりました。

千歳基地を懐かしく思ったのはそればかりでもないような気がします。千歳周辺から札幌に向かう道の風景が、久司インスティテュートに向かうニューヨークからボストンへの道の風景とよく似ていました。ただ広い広大な冬枯れの木立の色・・・・・・・・・雪の大地・・・・・・・・札幌麻生駅に降りた頃は、本州や九州の人間にしてみれば『まだ4時なのに・・・・・』、もうすでに暗くそれに綿雪が降りしきっていました。

札幌に2泊しましたが、お天気にも恵まれ心配した寒さにも遭いませんでした。それでも帰途についた日、札幌の朝は雪でした。また便利なバスで新千歳空港へ・・・・・・・・車窓からの景色を確かめるように眺めながら向かいました。空港はすっかり晴れていました。札幌より南にある千歳は暖かい?????空港や基地の施設としては望ましい気候なのだろうと思いました。心配したような雪の影響もなく、飛行機は無事に離陸、中部国際空港に予定より早くつきました。中部国際空港も名鉄の乗り入れで大変便利です。名古屋まで28分、おかげで疲れませんでした!!!

 

それでは今日も:

        私たちは横田めぐみさんたちを取り戻さなければならない!!!


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