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マクロビオティックインスピレーション・随想古事記・日本語と歴史・バベルの塔・日々雑感

シマのおふくろエプロン

2020-12-10 15:19:34 | Weblog

愛用のエプロンがボロボロになりました。擦り切れたポケットの縁が痛々しい様相です。このポケットに夫が拾ってきた子猫(シマ)が

           

いつも入って、私の仕事を眺めていたりちょっかいを出したり・・・・・眠ってしまったら、そっとエプロンを外してソファーの上へ。危ないのはお魚を扱っているとき、手を切りそうになるので、先に子猫のお腹をいっぱいにしなければなりませんでした。カンガルー母さんになった気分でした。そんな思い出のエプロンが、そろそろおしまいです。生地も薄くなって、向こうが見えます。ひもも破れてきました。

それでも捨てられない・・・・・どうしたものでしょうか。お棺に入れてもらうものの箱にしまいましょう・・・

 

エプロンの袋に入りきれなくなったシマは、その後、私が事務仕事などで座ったり洗濯物の片づけに取り掛かったり・・・・・膝が空いてるのを見つけたらすかさずやって来ました。意地悪をして膝を詰めると、背中に飛び乗っておんぶ・・・・・もはや逃れるスベはありません。カンガルーネコからおんぶネコになりました。


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追記:武漢発コロナウィルス騒動まとめ8月

2020-08-29 14:45:41 | Weblog

追記です。いつもご紹介している『台湾ヴォイス』の林建良先生のニュースです。とても大切なことだと思うので、要点だけをご紹介します。それは、香港の男性が武漢肺炎に二度感染した、というニュースです。再発したのではなく、二度感染したのだそうです。男性は一度香港で感染して、PCRマイナスになり退院しました。それからヨーロッパへ行き帰国したのだそうですが、空港の検疫で引っ掛かり再度入院したのだそうです。そして驚くべきことに変異種に感染していたのだとか・・・・・

最初の感染でワクチンではなく自然免疫を獲得していたのに、その抗体は変異種に何の効き目もなく、あるいは4ヵ月も持つことなく、感染してしまった・・・・・そしてこういう場合、抗体は有害だったりするのだとか・・・・・ADE(antibody development enhancement)というのだそうです。ワクチンの効果が期待できないどころか、害になるのだそうです。エンレイム博士が言っていたのは、こういうことだったのですね。緊急事項だと思います。


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武漢発コロナウィルス騒動まとめ8月

2020-08-20 14:42:01 | Weblog

まず皆様にぜひ見ていただきたい動画があります。徳島大学名誉教授の大橋真先生の『学びラウンジ・PCR検査は何を検出しているのか』・・・・・ユーチューブの動画です。現在日本で起こっている感染騒動の実相だと思います。その中で明らかに教えてくださっている『PCR検査で一体何が判明するのか』、『私達の日常に起こっている異常事態もどういうことなのか』、この真実を私達は知らねばなりません。そして、そもそも問題のウィルスが単離同定されていないこと、したがってその病原性も確定されていないこと、また従って伝播性も確定されていないこと・・・・・このスタート地点が謎のまま残されていることを明示しておられます。

一体なぜこんな非科学的なことに世界がなっているのか、我が国も科学立国?????でなくて、技術立国でしたっけ・・・・・たしかにPCR検査技術立国になっています。何を探すべきか不明のまま、検査技術で陽性者を確認しています。おかしいですよね。

 

それからもう一つの真実は、香港から亡命したエンレイム博士の言葉です。彼女も、第一にすべきことは、ウィルスの特定だと言っています。0号患者を見つけること・・・・・すべては中共政府の隠匿の中にあって不明だと言っています。要するに現在のコロナウィルスとされているのが問題のウィルスかどうかもわからないと言っているのですよね。ただ分かっていることは、人工ウィルスで変異速度が速く、PCRマイナスになっても変異しながら人体に潜み続け、ある日突然サイトカインストームをおこして免疫不全に陥る・・・・・変異速度が速いので、ワクチンは不可能である・・・・・また予防的に抗マラリヤ薬・ハイドロキシクロロキンサルフェイトが有効で、予防薬にもなるので中共の幹部や研究者はみな服用している・・・・・と言っています。

ただその致命的事態に至る確率はわかっていない・・・・・単なる常在ウィルスで、時として致命症を引き起こすことがあるかもしれない・・・・・人工的に改造したウィルスのスパイクが、もしかすると、確信的ではなくて思いがけぬ『発狂スパイク』だった・・・・・ということかもしれません。そして案外、問題の根源は『ワクチン開発』にあるのかもしれません。よくよく心して、自分の置かれた状況を明らかにして、ホモサピエンスとして現れた地球上の生物としての自分の人生を考えるべきだろうと思います。


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去年の夏どういう訳か、ヘルペスに・・・・・

2020-08-05 19:56:38 | Weblog

これは去年の阿蘇の雄大な夏空です。20年ぶり(?)に阿蘇と菊池渓谷を訪ねました。この時は『雲湧く阿蘇』の大きな入道雲を見つけて、久しぶりにくつろいだ楽しい時間を過ごしました。やっと開通したばかりの菊池渓谷の道路でしたが、今年の大雨でどうなったのだろうかと気がかりです。

今年の梅雨はずっと大雨が続いて、球磨川や筑後川が氾濫しました。今も泥まみれの惨状で、我が九州の同胞が辛い日々の中にいます。平戸も大雨警報で、離れて住む子供たちを心配させました。最近の雨は屋根の樋も何の役にも立たないほどの土砂降りです。今年はユーチューブのおかげで、この大雨が揚子江の大雨と関連しているのがよくわかりました。我が国の梅雨もチベットの雪解け水が関係していることを実感しました。

 

ヘルペス騒動はその去年の旅行の時、なんとなく違和感を抱え疲れのようなものを感じていたのですが、平戸の自宅に戻ってから顔面に帯状疱疹が噴き出しました。汗がつらく、左の瞼が特にひどくてほぼ完全に目がふさがってしまいました。産婦人科でも時々起こる疾患なので、主人から薬をもらって飲みました。まだ少し目が開いているとき、思いついて写真を撮りました。ヘルペス最盛期には、金魚のランチュウを思い起こしました。見るのも嫌だし、顔も洗えない・・・・・、あんまり汚いので患部だけ・・・・・お見せします。これでもまだ最悪ではないんです。自分の顔に驚きました。

            

熱は出るやら、辛いやら・・・・・福岡に戻って膨れが治まって赤味だけになって、念のためと皮膚科を受診しました。そして、帯状疱疹と単純ヘルペスはお薬の量が違うんだと言われました。「痛いでしょう」と言われる先生に、「はい」と答えると、もう残念ですが手遅れで、神経痛が少なくとも2年くらいは残ることが多い、と言われました。また、頭部の帯状疱疹は脳に危険があるので、点滴をするのだともいわれました。ビックリしましたが、それまでに至らなかったのは幸運でした。それから2ヵ月ばかりは疲れやすくて、よく横になりました。とうとうその年の同窓会も欠席してしまいました。赤味はなかなか退かず、ちょっとやつれた老醜を晒しますが、こんな状態が3ヵ月続いたような気がします。ですが、こんなに枯れて、後遺症の神経痛にもならなかったのは、娘がくれた『グレープフルーツ・シード・エキストラクト』という西洋ハーブ液のおかげです。かなりの殺菌作用があって、真菌などにもよく効きます。毎日塗ったり、飲んだり・・・・・私は『インディアン・ハーブ(インドのハーブ)』と略称して重宝しました。痛みも軽減してくれました。半年くらいは赤いシミのような痕跡が、特に瞼に残りました。今でもあるのかな?????という感じがします。

実は平戸の和みの堀江さんも老齢(何しろ88歳・・・・・と、一昨年の転落騒動の後遺症?????)で、目下ヘルペスと格闘中です。堀江さんは仕事柄『健康に生きる』ということに格別の思いを持って暮らしていますが、人生ってそれぞれの重荷を背負っているものです。先祖伝来のものもあれば、自分が長年作ってきたものもあります。ストレスというものは、どんな形にでもなって、現れてきます。それをどう受け止めるかという問題は、誰でもが抱えている人生の宿題ですから・・・・・特に私達のようなマクロビオティックの徒は、『悪いものは食べてこなかった』などとどこか自負があって、反省しない傾向がある・・・・・それを分からせるために、現れているとも言えます。そういう自分にお詫びをするのは、早ければ早いほうが良い・・・・・そんな堀江さんにヘルペス体験記も書いたほうが良いと勧められて今回記事を書きました。インディアン・ハーブをお見舞いのつもりで上げました。

 


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武漢発コロナウィルス騒動4・私達はいったい何をしているのか

2020-08-01 10:38:08 | Weblog

何かがおかしい・・・・・・最初に抱いた疑問が少しも解決しないまま7ヵ月も過ぎて、今日はもう8月になってしまいました。コロナウィルス騒動には二面性があります。一つは、コロナウィルスという病原菌(?)の面。そして今回明白になったもう一つは、どうして最初からコロナウィルスが原因であるとわかっているのかという面。

 

皆様にお勧め、というか絶対に見なければならないと思う、ユーチューブ動画があります。それは、徳島大学名誉教授の大橋真先生の『学びラウンジ』というシリーズです。今日8月1日付の動画は、コロナウィルス騒動の疑問点を見事に浮き彫りにしておられます。そして分かったことは政府も自治体の行政府もマスコミも、何一つ科学的根拠をもって対策をしていない、あるいはそれを隠しているということです。その思惑は同じではないと思います。政府も国民生活あっての政府だからです。マスコミ報道でもユーチューブでも何かと政府を悪者にしたがる傾向が大きいと思いますが、私達が選んだ政府であることを忘れてはならないと思います。もちろん現在の選挙制度ではおかしな人たちが選ばれることもあります。政府が国民の幸福に奉仕する義務があるのに対して政府を支える国民の義務というものもあると私は信じています。何か言えない何かがある!!!!!そしてそれは仕方のないことだろうし、それに尽きると思います。

 

何の関係もないとは思いますが、50年くらい前のアメリカ映画を思い出しました。はっきりと覚えているわけではないのですが、『アンドロメダ星雲の・・・・???』とかなんとかいう題名だったと思います。それは病原菌でもウィルスでもなく、アンドロメダ星雲の生命体?が体内に侵入するのですが、被害地域の最後の生き残りが飢えて泣く乳幼児とアルコール中毒の老人という設定でした。そしてそのウィルス様のものが侵入すると増殖して血液が砂のようになって死んでしまう・・・・・もしかすると別の映画だった?????

アメリカの解剖学的所見によれば、今回の武漢発コロナウィルス肺炎で亡くなった患者さんはすべての臓器に血栓が出来ていたとか・・・・・・

 

もしかするとこのウィルスについては世界の秘密であって、存在はわかっていたけれど対処法がない・・・・・その段階で中国共産党下の軍事施設である研究所が漏らしてしまった!!!!!・・・・・?????血液がやられたら、多細胞生物は終わりです。だから、今回の武漢発コロナウィルス肺炎はただの風邪だというのに、世界各国の政府が必死で何とかしようとしているのかもしれません。ただの風邪だけれども、このウィルスに負けて増殖させたら血液が異常事態を引き起こす因子を持っているのかもしれません。それでこのウィルスの増殖の期間が2週間くらい・・・・・それをやり過ごして体力を維持できれば、乗り越えられる・・・・・?????血液を正常に戻すことが出来るのかもしれません。

 

私達一般人としては、すべてが解明されるまで、身を慎む以外になさそうです。ただ個人的レベルの体力強化で、マクロビオティックもこれから大いに必要とされるだろうと思います。要は、どれだけこのウィルスを増殖させない体かどうか・・・・・ウィルスにとって住みつきにくいかどうか、つまり餌にならないかどうかということに尽きると思います。

 


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武漢発コロナウィルス騒動3・ウィルスの正体

2020-07-14 10:46:10 | Weblog

昨夜衝撃的事実を確信して眠れなくなりました。香港から米国へ亡命したウィルス学者でもあり免疫学者でもある女性のニュースを見たからです。彼女は幸いなことに間一髪の危機的状況にありながら亡命に成功して、ウィルスの正体に関する情報提供をしたそうです。その情報が世界の人々を助けることになると、彼女の家族を危険にさらすことになってもと覚悟したのだそうです。

4月末に亡命申請をしてこれまで取り調べを受けて初めてメディアのインタビューとのことですが、現段階で発表されていることは、『抗体が出来ても役に立たない。ワクチンはおそらくできない。人類を滅亡させるかもしれない。』ということだそうです。これは藤井厳喜先生『台湾ヴォイス』というプログラムの情報です。4月の初めの記事『2020コロナウィルス騒動の謎』を書いた時も、この『台湾ヴォイス』の情報を自分なりに消化してまとめました。その時の私の結論は、『インフルエンザのような感染方法を持ったエイズウィルス』だというものでした。

『台湾ヴォイス』は藤井先生のご友人の林建良先生が担当されているプログラムですが、この方は日本の医師免許まで持っておられる医学博士で、熱い血を持った台湾の愛国者です。台湾と中国大陸の緊張関係に身を置いておられるせいか、私達日本人の呑気さとの差をまじまじと見せていただいています。山峡ダムなどの中華人民共和国情報も一番早く正確です。その林先生によると、『抗体が出来ても役に立たない。ワクチンはおそらくできない。人類を滅亡させるかもしれない。』という免疫的に人間にとって致命的性質を持つウィルスは、現実に既に存在してエイズウィルスやC型肝炎ウィルスだとおっしゃっていました。自分の確信が本当だというのは嬉しいことなのかもしれませんが、その恐ろしさを思って眠れなくなりました。

幸い、どういう訳かわからないまま、日本人はこのウィルスの猛襲を受けていません。だけど、これからどうすれば良いのでしょうか。検査をしたところで、生産的でない潰えてしまうものに国のお金という国民のお金を減らして、財政が窮乏して相互扶助が成り立たなくなるのかもしれません。要するにお手上げのウィルスに対して、それぞれが覚悟を決めなければならない事態だろうと思います。私には『マクロビオティック』があると思っていますし、カタカムナによって教えられた『力の波動』があり、これで対処していくつもりです。これまでの人生の成果である『知ったこと・身につけたこと』で勝負するしかないのだろうと思います。

 

先日遅まきながらユーチューブなるものを知ったと書きました。若者たちには当たり前のことだったのかもしれません。ですが、この玉石混交の情報システムは、知ることによって安心を得ることが出来ます。我ら老人組は人生経験から選択力があります。ユーチューブは老人がアクセスすべき情報システムだと思います。私のおすすめは、この藤井厳喜先生のプログラム『ワールドフォーカスト』と『台湾ヴォイス』で現実認識を、若い(?)上島嘉郎先生の『ライズアップジャパン』で誇りと希望を、馬渕睦夫先生の『ひとりがたり』で歴史の事実を・・・・・で、この三つが私のユーチューブ大学聴講講座です。是非多くの方々に、この価値あるプログラムに参加していただきたいと思います。


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長崎大水害の記憶

2020-07-04 09:34:33 | Weblog

揚子江流域の大水害のニュースは、日本の情報機関(マスコミ)では何一つ報道されていませんが、ネットで多くの人々の知るところとなっています。災害のスケールも日本とは桁違いで、一ヶ月も降り続いているのだそうです。そのすさまじい悲惨さと、日本人とは違った人々の逞しさとを見せつけられています。そして、今日はとうとう熊本県球磨川流域での水害のニュースを痛ましい思いで見ています。

このところ気になっていたのですが、ニュースなどで示される天気図には大陸の雲の様子も気圧の様子も、何一つ示されません。唐突に東シナ海で前線が始まっています。揚子江全域につながっているのだろうな・・・・・と漠然と想像はしていましたが、アジアの天気図は示されていません。そういえば、あの長崎大水害の時も20日ばかり雨が続いて、大陸から伸びた『湿舌』とかなんとか解説がなされたことを思い出しました。

 

あの長崎大水害の夏、私たち家族は春に長崎から佐世保に移転しました。長崎の住居があった城山町でもご近所の方が被害に遭われました。小さな子供達と家に閉じ込められた佐世保での期間、子供の手の触れた柱にはカビが生えました。多分あの時も・・・・・揚子江流域でも水害が起こったんだろうな・・・・・と思います。揚子江も黄河も氾濫の歴史で彩られています。三皇五帝の事績も治水の歴史です。

 

山がちな日本では、川はほとんどが急流で、海に流れ込んでしまうけれど、そんな川でも氾濫が起こるのは盆地か平野部・・・・・人々の暮らしの場です。人口が増えるにつれて、最も危険な場所へ人家が立ち並んでいくのは自然の流れなのだろうと思います。そんな自然の道理に逆らっている人間の無理の積み重ねは自然の転覆で清算されてしまうのかもしれませんが、知恵を絞って危険を避けるのが為政者の務めでした。『信玄堤』は我らが日本の近世の治水のシンボルですよね。ですけれど、揚子江流域の人々は見捨てられたとしか考えられません。ささやかな子供を囲んだ幸せも顧みられることもなく、あろうことか、武漢のウィルスもみんな濁流にのみこまれてしまうんですね。これが東シナ海に流出するのだとか・・・・・豊かな漁場は汚染されてしまいます。日本列島がアジア大陸の東の果てにあることをしみじみと感じています。私達日本の気象条件もアジア大陸のタクラマカン・ゴビ砂漠やヒマラヤ・崑崙山脈とつながっていることをヒシヒシと感じています。

私達は助け合って、何よりも身を慎んで、自然の一部・蟻と同じで何一つ変わらないのだということを肝に銘じて生きていくしかありません。そのうえで、人間として日本人としての今を生きていくことが、それぞれの昨日を明日につなぐことなのだろうと思います。


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本のご紹介「台湾を・・・・」

2020-04-29 10:20:37 | Weblog

本を二冊ご紹介したいと思います。まずは、最近私が聴講生になった藤井厳喜先生の本。

  私には台湾についてずっともやもやがあります。それは私が小学生だった頃・・・・・その当時はまだ戦後間もなくていろいろな巡回映画やらお話やら、挙句の果てには、見世物のような怪力ショーまで小学校でありました。そんな中で、そのお話には感動して胸を熱くしたのですが、それがいったいどういう状況下で起こったのか、その後どうなったのか、それは歴史上どこにあるのか・・・・・いまだにわからないからです。

 

それは、多分福岡県豊前市の八屋小学校での思い出です。全校児童が講堂でお話を聞きました。その講師がどういう人だったのか、どうして台湾のお話をしたのか・・・・・・全く分かりません。だけど私にとって60年以上忘れられないお話になりました。

台湾には色々な部族の伝統が残っていて、(私は日本が台湾を清から割譲された後の話だと思うのですが)その統治に日本人がどのように苦労したか、そういうお話でした。その行政官は村民から慕われて成功していたのですが、ある時村人が相談にやって来ました。村人が言うには、『先祖代々受け継いできた祭礼が間近になった。自分たちは首狩り族で、生贄の首を祭壇にお供えしなくてはならない。何十年かに1回のお祭りで、今度だけ許してくれ・・・・・』というものでした。その行政官は、心を尽くして説得を試みたのですが、どうしてもうまくいきませんでした。

最後にその行政官は今度だけ、これから自分の言うことを聞くならと、許可を与えました。『今度の月夜の晩、衣をかぶって横笛を吹いている男がいるから、その男の首を取ってよい。が絶対にその被り物を取らずに首を取るように。』と約束させました。(子供心に私は、弁慶と遭遇した牛若丸のような衣装を想像したことを覚えていますが、それは時代錯誤の子供の間違いだったと思います。)そして、村人たちは本当だろうかと思いながら待ち構えていると、確かに男が現れて村人たちは飛びかかりました。その男が逃げずにじっと見たので、村人たちはちょっとひるんだそうです。それでも儀式を挙げなければならない村人たちは、その男の首を取りました。そしてその首をあらためて、村人たちは泣きました。それからどうなったのか、覚えていません。私も胸がいっぱいになって、泣いていたからです。

その行政官は、『ゴホウ(まさか?)』という名前だったという記憶なのですが、これも定かではありません。このお話の実際は何だったのか・・・・・知りたいと思います。それに我が平戸は『国姓爺合戦』で有名になった鄭成功ゆかりの地です。清に追われた明の王女(栴檀王女)を助けて鄭子龍・鄭成功親子が台湾に立てこもるお話です。鄭成功は平戸で生まれました。今でも鄭成功の記念碑があります。台湾と平戸とは繋がりがあり、『国姓爺せんべい』というワッフルのような格子模様の焼き跡がついたおせんべいが好きでした。このお話の真実を知りたいとずっと思っています。

 

本のご紹介から離れてしまいましたが、私達日本人にとって台湾という琉球列島の行きつく先の国が日本にとってどういう位置にあるのか、明治の先人たちがその重大な意味を理解していかなる苦労をして台湾統治に乗り出したのか、その台湾の人たちは如何にその時代の良いところを守り続けているか・・・・・台湾には20世紀に台湾人の『万葉集』が生まれたくらいです。その統治がどんなものだったかは推して知るべきだろうと思います。田中首相が唐突に台湾と断交して中華人民共和国と国交樹立した日を覚えています。あれはいったい何だったのか・・・・・その行きついたところが今回の『武漢発コロナウィルス騒動』だったのかと思わずにはおられません。台湾は見事に今回の騒動を処理しています。日本人にはもう一度台湾を考えてみる必要があると思います。国民は何故台湾と断交したのかを実感していません。それを埋めるために格好のテキストだと思います。

 

もう一つは娘から新刊が送られてきました。親として少し大人びた(?)娘を発見しました。

娘なので、多少のひいきをお許しいただいて、読んでいただければと思います。それにこれからはマクロビオティックも日頃の必要性を増すと思います。

 


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心の底から悲しいこと

2020-04-24 09:40:45 | Weblog

今回の武漢発コロナウィルス騒動の中、心の底から悲しいと思うことがあります。今回私達が初めて直面する事態で、かけがえのない家族が万が一発病して亡くなったとしても、亡骸に取りすがることが出来ない、泣くこともお別れを告げることも出来ない・・・・・通常私達は亡骸を見て自分の悲しみを認識し、悲しみながら諦めていく・・・・・このプロセスが絶対に必要だと思います。大体すでに瀕死状態になっていても、なかなか大事な人の死というものを認めたくないものです。死なれてみて、初めて愕然とするものです。多分多くの皆様も同じだと思うのですが、私も弟の死や両親の死をそうやって乗り越えてきました。

 

これはいったいどういう事態なのか、戦死の通知を受け取った家族の悲しみと同じかすかな希望を引きずって嘘のような諦めのつかない悲しみを引きずるのだろうかと思います。この胸を締め付けられる辛さは、どんなに想像してもわかるものではないと思います。伯母は満州から子供を連れて引き上げ、シベリアに抑留された伯父を思い続けました。伯父の死は40年以上わかりませんでした。

また子供の頃聞いた母の話が蘇ります・・・・・東条夫人とそのご家族は、戦犯の家族という理由で降りかかる言われない誹謗中傷をじっと耐えられた・・・・・昨日までお隣さんだった同胞がそんなことをどうしてしたのだろう・・・・・と子供心に思いました。今感染者や医療従事者の家族がそういう言われない事態に陥っているんですよね。私達日本人もそんなにつまらない民族だったのだろうかと、日本のアイデンティティを取り戻そうと考えている私としては、悲しみでいっぱいです。

 

 


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父の空気を漂わせている男

2020-03-22 14:34:24 | Weblog

父の空気というか、雰囲気というか・・・・・そういう男の人を見つけました。国際政治学者の藤井厳喜という方です。もちろん父とは分野も違うし、年齢も違う・・・・・私達と同世代だと思います。風貌も違う・・・・・だけど、私は父を見つけた!!!と思いました。

父は職業軍人でした。敗戦後、真逆に陥った社会の判断基準の中を、自分の信念の国家観で生きました。母から漏れ聞いた父の苦悩に娘の私は聞きました。『どうしてお父さんはいつもにこにこしているの?』父は答えました。『玄関の前で、にこっとしてから、只今と言うんだ』・・・・・私達は母の『お出迎え!』との掛け声で、一斉に(狭い我が家の)お玄関に飛んでいき父を迎えたものです。

藤井先生も国際経済学の学者さんなのですが、戦後70年以上もたっている自由の国日本で、左翼でないという理由で大学の教授になられなかったらしいのです。右翼と思われているらしい・・・・・父も右翼と目されて自衛隊退官後は本州製紙の寮の舎監になりましたが、要注意人物とみなされてかお巡りさんが時々巡ってこられたとか・・・・・そのお巡りさんとは仲良しになったと言っていました。父は『自分は真ん中だ!』と言っていました。そんな『真ん中』のにおいをこの藤井先生に感じています。

今私は再び若返って(?)学生になり、毎日この藤井先生の講義を聴講しています。どんな風に思われるかは、ご自分でお試しになってください。無料のユーチューブの講義もありますから。現在日本は未だに、アカデミアもマスメディアも左翼なんです。ですから、多くの人々が知らず知らずに左翼傾向になっています。今は亡き西部先生は、50年以上も前に左翼の道を突き進んで、とどのつまりを体験なさった方です。そして、結局人間の守るべきものは先祖代々守ってきた良き伝統だということを体験なさった方です。西部先生の真ん中は『伝統』という言葉で表されると思います。自分にとっての真実をつき詰めるべきなんだと思います。歳はとっても、学生にはなれると思います。


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オーガニック直売所タネト

2020-03-13 14:49:39 | Weblog

雲仙市千々石で娘夫婦が関わっている直売所です。夫が覘いて貰ってきてくれた案内カードです。この人参の美味しそうなこと・・・・・娘達は『種』というものに人生をかけているようです。何しろ『種』というものは、生命が発見した不老不死の答えなのですから。そして『種』というものが自分の未来なのですから。私のブログのテーマは同じ命でも『来し方』による未来だけれど、娘夫婦のテーマは『行く方』で、未来に直接携わろうという覚悟を感じています。たくさんのお仲間がいて、いろんな方々のお世話になっているようです。

                   

 

最近は『種』の危機のようです。命のつながりの基本である『種』、これまで商売の道具にしてしまうのは、『生命の自滅』への道だろうと思います。『種産業』はあってもいいけれど、『種』にだけは『自由』を残していかねばならないと思います。『種』を独占するのは、生命への冒涜だと思います。そういう意味で娘夫婦たちの企画が大きくなるようにと願っています。この『タネト』という命名・・・・・なかなかです。『ト』という音は、もう傍らにある関わり合いを感じさせます。半分の空間がこの直売所で、もう半分を埋めるものが娘たち夫婦の仲間であり、あるいはそこに買いに来てくださる方々・・・・・なかなかだと感心しています。

 


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やせ我慢

2020-03-03 13:35:39 | Weblog

まさかまたトイレットペーパー騒ぎを見ることになろうとは・・・・・・あれは石油ショックの時、私は長女を妊娠していて、夫がトイレットペーパーを一袋買ってきてくれました。マンション暮らしは水洗トイレが必須だし、水洗には流しても良いトイレットペーパーが必須・・・・・でもその一袋が無くなるころには騒ぎもおさまっていたのではないかと、あんまり覚えていませんが思い出しました。

 

近頃よく思うのが、世の中にやせ我慢をしている男が少なくなったなあ~~~~~ということです。子供の頃よく聞かされました。

     『そもそも、サムライというものは・・・・・

      腹がへっても、ひもじゅうない!!!

戦後の食糧難の時代です。お芋や大根で量を増やしたりしていた時代です。子供のお弁当にも不足して、友達と分け合ったり、珍しい『人参いも』と交換してもらったり・・・・・みんなお腹を空かしている時代でした。

 

要するに『サムライ』というものは、ひもじい素振りはしない、ということですよね。『サムライ』とは何だろうと思ったものです。今回の世情で考えさせられました。『サムライ』を漢字で書くと『侍』『士』・・・・・何かしらに『仕えるもの』のことですよね。『侍』ならば主君に、『士』ならば志に。だから時にはやせ我慢をしなければいけないこともある・・・・・男の正しいやせ我慢が男の度胸であり、女の度胸はそんな夫や息子を世の中でやせ我慢させること・・・・・現代は女も社会に出て活躍するのですから、その時は女も『サムライ』になって、社会でやせ我慢をしなければなりません。家にいる女として思うのは、やせ我慢がない男ってつまらないと思います。夫や息子には、やせ我慢をしてもらえる女でいたいと願っています。


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令和二年1月31日

2020-01-31 14:02:40 | Weblog

令和になって初めてのお正月、世界情勢は騒々しい毎日でした。このところは、日本のマスコミ報道はコロナウィルス肺炎のニュース一色の様相です。

 

それにつけても私にとっての昭和の偉人のお二方の予言は的中しています。カタカムナの楢崎先生は『世界は民族紛争で混乱するだろう』、マクロビオティックの桜沢先生は『感染症の脅威にさらされるだろう』という内容の予言をしておられました。まさに今世界は、民族紛争と感染症に右往左往させられています。

桜沢先生はその解決策もちゃんとマクロビオティックに示しておられます。世間は予防法にばかり注意を向けていますが、そもそも感染する人体・・・・・つまりウィルスにとっての『培地』には何の関心も寄せていません。これこそが、感染するかしないかを分ける大きな要因であることを無視しています。人間の健康は『口』に鍵があることを思い出すべきだと思います。マクロビオティックは、マクロビオティックとかしこまらずに、もっと日常的に取り入れた一般的なものになる必要があると思います。

楢崎先生はカタカムナによる解決策を一般的にはお示しになれませんでした。ですが、日本語の響きという認識機能に関わる波動の働きで、それぞれ個人のインスピレーションとして、私には私の『随想古事記』として、解決策を見つける方法を示しておられます。民族というのはその人の『血』である以上、入れ替えることはできないものです。アレクサンダーもヘレニズム文化は作りましたが、ヘレニズム人は作らなかったのではないかと思います。もう『槌』をもって『大和』を作る時代は終わってしまいました。言語学的音の作用(カタカムナ)である『認識機能』で認め合う以外にありません。

 

今年一年が、穏やかで少しでも世界中の人々にとってより良い日々の積み重ねであるよう、祈らずにはおられません。

 

 


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西部先生三回忌

2020-01-20 21:31:25 | Weblog

今夜は西部先生三回忌のお逮夜です。ここのところ、『西部先生はいらっしゃらないんだなあ~』としみじみ思っていたら、夫がユーチューブなるものに西部先生が先生の言われる”自裁死”なさる直前の映像を見つけて見せてくれました。あらためて先生はさばさばと、これまた先生の言われる”口から下の体が思うようにいかない”ご自分の体と決別なさったのだと思いました。私の『ライオン丸』だった西部先生は、あれだけの波動をご自分の認識波動として空間に放出されたのですから、残された私達はその気さえあればいつでも先生に遭遇することはできます。だけど、『父恋し』、それから『高坂先生恋し』と思うように、『西部先生恋し』と思います。そんなお逮夜に西部先生の映像を見て、夫と西部先生をしのんで懐かしい時を過ごしました。


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あけましておめでとうございます

2020-01-06 10:04:26 | Weblog

暖かい日続きのお正月で、片付けながらの私にはありがたいお正月でした。老夫婦二人のお正月は、質素の一言・・・・・お屠蘇とお雑煮、数の子とおなます、その他数品というもので、新年を祝いました。挙句の果てには、体中痛いなと思っていたら発熱騒ぎで、夫はお正月早々からマスラオ派出婦・・・・・今日になってやっと元に戻りつつあります。夫に迷惑をかけたお正月でした。

 

昨年暮れから世界中の様相が急変しています。数年前のロシヤのクリミヤ併合(?)の事件から発生した国際的な意見・・・・・安倍総理も国境の変更は許されないと表明しました。その時持った違和感は、『現代の国境は永遠に維持されるべきものなのか?』という疑問です。それならば、北方領土は?????北方領土は未解決の問題として私達には残されているけれど、ロシヤ人には既存の事実?????このまま何十年何百年と続けば、どうなるのか?????そうしているうちに朝鮮半島は韓国の政権のおかげできな臭くなってきましたし、年末にはトランプ大統領がイランとのどうにもならない関係へ踏み込みました。アメリカファーストという身勝手で世界をかき回しているかに見えます。中近東は人類の歴史の始まりのような地域・・・・・多分アメリカ400年の歴史では思いもつかない展開になるのではと危ぶんでいます。結果的に何をやっているのかということは判断できませんが、クルドの人々にも同情を禁じえません。

私達日本人は国を守ることを忘れるほど・・・・・国は国民に恩恵を垂れる、つまり国の仕事は福祉だと勘違いをして暮らしてきました。その第一の恩恵は国防・・・・・つまり占領されないことだと意識を変えなければならない事態になっていることを自覚すべきです。世界中で、そんな事態になりかねない危うさが広がっているように思います。

 

そんな新年の感想です。大好きな駅伝三昧の三が日でしたが、こんな平穏な日々を守り通せるようにしたいと思います。私達には変えることの出来ないものがあります。それは『どこに生まれるか』ということです。誰の子に生まれるか、何処の国に生まれるか(近頃は平気で国籍を変えることが出来ますが・・・)、私達は少なくともそのことで他人を責めてはならないと思います。夫が加地先生の『儒教とは何か』という本を買ってきました。そこには儒教の教えとして、私の持論である『私達は先祖の生まれ変わりとして生きている』というものと同じものがありました。叔母が儒教の学者の家に嫁いで身近に祭儀を見たこともあって、改めて孔子様と儒教とを結びつけて考えることが出来ました。今年は話題が、日蓮上人と孔子様になるかもしれないような予感がしています。


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