今年も父の祥月命日を迎えました。父が亡くなって『ソラ』になってしまい放り出されてしまった娘が、やっとの思いで父の遺産である背負子を整理し父の命の続きを生きているつもりです。
年子の弟が生まれたこともあって、私は母を弟に譲ってお父さん子になりました。母から聞かされたのでそう思うのですが、『おかあちゃは・・ちゃん。』と言って、父と寝たらしいのです。聞き分けの良い幼い娘がいじらしくもあり、母としては寂しくもあったと回想を聞いたこともあります。私は軽業が得意(?)だったらしく、集まりがあるたびに父の肩に上り、手を広げて立ったり、くるりと回転したりして、余興をご披露していたのをおぼろげに覚えています。
私は父が大好きでした。私にとって今に至るまで、この世で最も素晴らしい人でした。そんな父から培われた私のアイデンティティが、父の背負子の中身です。そして受け取った背負子に加えるべきものが、最後の私のカテゴリー『最終章・これを知るために』・・・・・それを今書き続けようとしています。誰もが親から受け取った背負子に何かを加えるべきなのだと思います。そしていま私は誰かに手渡すべく、若者を探しています。
父の背負子(随想古事記)
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