inspiration-macrobiotique・随想古事記

マクロビオティックインスピレーション・随想古事記・日本語と歴史・バベルの塔・日々雑感

緑!緑!緑!

2007-05-28 10:06:41 | Weblog
記事の更新に時間がかかるようになりました.忙しかったといえば忙しかったのですが、それでも出来ない筈はありません.此処数ヶ月なんだか気の向かない月日を過ごしています.あんなに泉のようにお話したいことがあったのと比べると、一体どうしたものかと自分でも訝しくなります.周囲の自然の変化に心動かされてはいるのですが、それも文字にして目に見えるものへと変化させることが出来ません.これは老化でしょうか?老境でしょうか?

春先から我が家の墓地の生垣にしている苧環の花が午後になると香りを放っています.バナナのようなというべきか、バニラのようなというべきか、そんな香りです.都会の方には想像しにくいでしょうが、我が家の敷地は三段になっています.一番下が病院の駐車場、二段目が自宅、三段目が墓地です.その駐車場から登ってくる石段のあたりまでの空気が香っているのです.訪ねてきた人から時々尋ねられます.その香りが落ち着いて花の時期が過ぎて、いまは緑の真っ盛りです.一番愛らしい緑は、ドウダンツツジの赤い茎とその葉の浅緑というか清緑というか、なんともいえないコンビネーションです.

新緑の色合いは多種多様、黒や赤から白までの緑です.緑を彩るほかの要素の色がその性質を決めているのだと思います.そしてもうアジサイが色づき始めました.硬く締まった緑色の蕾が、もうあの水色へと変わり始めています.私は昔からある水色のお饅頭のようなアジサイが好きです.アジサイは挿し木も株分けもしやすいので、随分増えてきました.大好きな色のアジサイが並ぶ庭への侵入路はこれから迎える梅雨の期間の楽しみです.
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家族と家属

2007-05-11 10:15:56 | Weblog
今朝の夢です.場面は、自分が考えているところ.家族って内から見れば個別的、外から見れば団結していて全体的.これは一人の個別の人間と相似象だが、もっと家族には家族内、或いは社会とのつながりがある.家族のうちには、親子がある.夫婦がある.兄弟がある.孫がある.社会に対しては仕事を通してのつながりがある.親戚縁戚関係がある.お隣近所がある・・・・・言葉があるとしたら、それは「家属」というではないだろうか?

そういう訳で、今朝私の造語が出来ました.「家属」.

何故このような夢を見たかというと、多分ここ数日柿本医院の新しい「糖尿病一週間プログラム」を夫と一緒に考えたからだと思います.マクロビオティックをしてきてどんな形でそれを社会と分け合えばよいのか、安心と幸福をどんな形で分かち合えばよいのか、どんな活動が一番自分達の置かれた立場と似つかわしいのか・・・・・

おりしも夫がふとつけたテレビの映画で、老師が弟子に向かって言った、「己だけが知って何になる」という意味合いの言葉.これは決定的な印象となりました.それでそんな夢をみたのだと思います.私達は家業である医業を通じて、マクロビオティックの安心と幸福も分かち合いたいと思います.これから少しづつそういったプログラムを運営していきたいと思います.必要がおありの方は、観光旅行をかねて九州の西の果てにお出でください.

http://homepage2.nifty.com/kakimotoiinn/で「お知らせ」或いは「今日の一言医療豆知識」をご覧下さい.
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えんどう豆ご飯

2007-05-08 21:25:21 | 季節・週末散歩

きれいなえんどう豆が届きました.弟からの初物到来です.早速豆ご飯にしました.姑は炊き込み御飯が好きでした.夫は炊き込み御飯はあまり好きではありません.夫は会合で留守です.好都合とばかりに豆ご飯!それで仏前にもお供えして、一人でたくさん頂きました.

えんどう豆の思い出は、子供達のお弁当.えんどう豆のおにぎりは子供達も大好きでしたが、豆は剥いて時間が経つと皮が硬くなります.それで豆ご飯のお弁当の時はいつも4時起き、豆むきをしました.初夏の思い出の味です.それともう一つはグリム童話でしたか、えんどう豆の上に寝たお姫様のお話.ばかばかしいような、なんとなく心に残るお話でした.真意は何処にあるのでしょうか.

私の好みですが、炊き込み御飯は玄米でないほうが美味しいと思います.乾燥した豆、例えば黒豆とか小豆とか、ひよこまめとかは玄米で美味しいと思いますが、生のえんどう豆やそら豆とか、竹の子とか・・・私は分づきに軍配を上げます.混ぜご飯は玄米と合いますが、味の雰囲気が混ぜご飯と炊き込み御飯では少し違いますよね.えんどう豆も竹の子も松茸も、炊き込み御飯が好きです!!今日は食い意地のはった記事になりました.

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出戻り??

2007-05-05 13:32:25 | Weblog
主人曰くところの家出より、昨日出戻りました.小淵沢は桃も桜も藤も菜の花も満開でしたが、我が家は大手毬もつつじも藤もすっかり花が落ちて新緑真っ只中、とりわけ柿の緑の美しい時季に突入していました.小淵沢では赤ん坊のようなドウダンツツジの緑も、庭先では勢いのよい少年のようです.これこそ「須賀(スガ、清)の地」ではないかと思います.長崎空港からの距離にいささか辟易していた私の心と体の疲れを洗い流してくれました.

留守中にお手元にも出回った「導引」は、マクロビオティックの基盤を広げてくれるでしょうか.それが私にできる翻訳という形での、久司先生のマクロビオティック普及活動のお手伝いだと思っています.皆様のマクロビオティックの「何故」にお答えできると嬉しいです.久司先生は私たちに、「無限宇宙から分けられた自分の『ワケミタマ』に目覚めよ、目覚めるためのものを食べよ、そうすれば世界は自ずと平和になる」とおっしゃっておられるのです.マクロビオティックは心身の本性のままに生きる道です.現在の隠された本性を再び顕すための道です.釈迦やイエスの時代にも既に分からなくなっていた私たち人間の本性!!!再び私達の認識に取り戻すためのお役に立てるのではないかと思います.

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