今月17日の土曜日、平戸の和みの堀江さんが、すっかりお休み状態になっている私の教室の皆さんに呼び掛けてくださって、なんと私の『古希記念同窓会』を主宰してくださいました。お料理はこれもまた感嘆詞付きの何と!!!で、以前東京の竹橋にあった『久司ガーデン』の料理長平田さんの『出張マクロビオティック・フレンチ』のコース料理です。平田シェフは現在九州久留米に移っておられて、『古民家レストラン・櫨(はぜ)』(0942-27-6750)を経営しておられます。平田シェフの手にかかって、お料理でない会場(旧教室につかっていた殺風景なところです)までもが、すっかりレストラン風に早変わり・・・・・美味しいハレのお料理に、旧交を温めて懐かしい時間を過ごしました。(きれいなお料理の写真は松見先生が、いつか上げてくださるでしょう・・・・・と、思います。)本当にありがとうございました。
お料理教室やヒレフリ山教室の再開を!・・・・・と何度も言っていただきました。お世辞ではなく本心からそう思ってくださるとしましょう。ありがたいことだと思います。ですが、お料理教室もヒレフリ山教室も、どちらかと言えば各人の発意を基本にしていました。現在ぶつかっている、あるいは何れぶつかるであろう疑問や問題・・・・・それが材料の切り方、下拵えの仕方、調理の仕方、盛り付け方・・・・・等々、それぞれが選んで考えるように。ヒレフリ山教室はもっとソクラテス方式・・・・・それぞれがどう思うか参加型の師もない弟子もない考える教室・・・・・のつもりでした。定期的な教室が不定期になって・・・・・それも中止して・・・・・5年は経ちました。『再開を!』と望んでくださった教室の参加者の皆様、考える時間も問題もたっぷりとあったと思います。その問題に決着をつけ、独立してください!!!!!お手伝いになら出かけて行きます。私の『ヒレフリ山教室』はブログ上に移転させようと思います。というか、それが最後に作ったカテゴリー『最終章・これを知るために』で、もう移転しているのです。確かに対話型ではありません。ブログ上で討論会はありませんが、きっとそれぞれの心の中で温め回答しておられると思います。私がソクラテスになれるかどうか(たわごとです!!!)・・・・・教室の中からプラトンが現れるかどうかにかかっています?????・・・・・!!!!!
『自分で知っていること』と『自分の知ったことを他人に話す(分からせる)こと』、この二つの間には『マクロビオティックを知っていること』と『マクロビオティックを実行すること』と同じくらい(あるいは、もっと)の隔たりがあります。若しも本当に自分の真実を知りたいと願うのであれば、勇気をもって踏み出してください。自分の知っていることを如何に表現できるか・・・・・相似象の宇野先生の悩みは『これでもか、これでもか・・・・・』と尽きなかったと思います。それを読ませていただいている私も『それは何ですか、それは何ですか・・・・・』と、なかなか埒のあかない生徒でしたし、今も引きずっています。でも先生の方向からずれないようにと心しながら話してみること・・・・・これが私を成長させてくれたと思います。ヒレフリ山はまさに私が登るべき山だったと思います。皆さんも自分の山を明らかにして登ってください。
平戸のお教室と、お教室で出逢った皆さんは、これからもずっと大切な同窓です。
お教室で学び始めたことは、私の人生の宿題となりました。
そのような機会を与えてくださり、ありがとうございます。
和子先生のお言葉を胸に刻んで、私の山を、一歩一歩登ります。
またいつかお目にかかれる日を、楽しみにしています。
どうぞ、御身大切に、お過ごしくださいませ。
インターネットってすごいですね。太平洋を隔てても、ブログの記事を読んでくださったり返信したり同じ時間に出来るのですから。近くに感じますね。