今月の教室をはさんで一週間余帰郷しました。いつものように大いなる余慶をいただいて、暖かいお天気に恵まれました。数ヶ月でも人気の絶えた田舎の大きな家というものは、ストーヴを焚いてもなかなか暖まりません。ただただ冷えています。最初の晩は寝室で一晩中ストーヴを焚きました。それでもお日様の力は本当に偉大で、次の晩からは大丈夫でした。
博多から乗った特急みどりの車窓から見えたのは満開の梅の花!!!・・・・・・・あ、あ~春だな~~と心温かくなりました。自宅の庭には大好きなドウダンツツジの赤い茎・・・・・・これは何とも言えません。まもなくカマキリの巣からも、いたいけな小さい薄緑色の子どもらが、溢れ出るでしょう。大きなカマキリはちょっとその気になりませんが、生まれたてのカマキリの子の感触は、曰く言い難く愛おしい・・・・・・!!!そんな感じです。
教室も終わって、久方ぶりに再会した懐かしい面々ともまたお別れして、今回は平戸の『春の幸』を夫に持って帰ることにしました。選んだのは平戸名物、天然のヒラメとウチワエビと黒アワビ!!!!!・・・・・・・そして早速、我が故郷の味を友人に食べさせたいとの夫の希望で、昨夜のメイン・メニューはヒラメのお造りにアラの煮付け、ウチワエビの味噌汁・・・・・・大好評でした。もちろん夫も平戸人の面目躍如(?)、生き返りました。
アワビは自分用に残して置きましたので、今夜はアワビの酒蒸しにしたいと思います。というのも、アワビは送るにあたって冷蔵しすぎると死んでしまうのでちょっと気になりながら、届いてすぐに梱包を開けました・・・・・・・すると豈図らんや、のびている!!!!!・・・・・・どうしよう、惜しいことをしたなあ・・・・・・・と思いながら調べてみると、なんとか生きています!!!!!こんな時は伝家の宝刀(?)!!!・・・・・
イキな塩で塩水を作りました。そしてアワビにふりかけて塩水で濡れている紙でおおって一晩休ませたんです。そしたら元気を回復しているではありませんか!!!!!大感激、うまくいきました。イキな塩って本当に生きな塩です。松見先生のところで作って味見していただいたこともある『アワビの塩辛』は無理ですが、酒蒸しくらいは充分できると思います。
それでは今日も:
私たちは横田めぐみさん達を取り戻さなければならない!!!