11月3日の恒例行事と決めた『父の背負子・随想古事記』のご案内です。ご案内を始めて10年になろうとしています。最近は何もかも気乗りしなくなり、今回自戒を込めてご案内をしています。ところで昔は、と言っても私が子供のころまでは、どこの家にも大国恵比寿の額があったような気がします。私が3歳か4歳のころその額を見ては、『ぴょんととんがっているのがえびっちゃま』と言っていた(あるいは教えられて言っていた)そうで、大国様は黒だったか白だったかの頭巾をかぶり、恵比須様は赤かったか金色だったかの三角形の頭巾だったような・・・・・。そんな子供にも親しまれた『だいこくちゃまとえびっちゃま』の額も最近はあまり見なくなりましたが、恵比須顔の見本の恵比須様・・・・・恵比須様って誰なのでしょうか。
大国様は、何となくオオクニヌシノミコトと重なっています。いつごろからか、大黒天と重なって崇敬を集めてきました。まあそれはいいとして恵比須様は???恵比須様は釣竿をもって鯛を抱えておられます。大漁の神様で、海岸地方の地名にも多い・・・・・恵比須の字はいろいろ当てられています。戎・胡・夷・蛭子・・・・・戎・胡・夷には、民族的なにおい。蛭子は、イザナギイザナミの最初のかわいそうな子・ヒルコ。そしてオオクニヌシの子(?、あるいは共同経営者?)の『スクナヒコナ』・・・・・こちらは三保の松原で釣りをなされたと言いますから、恵比須様にはぴったりです。指よりも小さい少彦名尊(スクナヒコナノミコト)出雲の国譲りに同意なされたとか、反対された弟君タケミナカタノミコトとは対照的です。そんなスクナヒコナノミコトは、大国主命と同じく医療薬剤の神様としても伝えられています・・・・・スクナヒコナっていったい誰なのでしょうか。えびっちゃまとスクナヒコナ・・・・・このお二方は、今でも私の謎です。
それでは、以下が毎回ご紹介している私の随想古事記です。読んで頂けたら、嬉しく思います。
父の背負子(随想古事記)
父の願い 2010-04-30
私の邪馬台国 2012‐10‐04
随想古事記・はじめに 2012‐10‐05
随想古事記Ⅰ・あめつちの・・・・・ 2012‐10‐09
随想古事記Ⅰ・イザナギとイザナミ 2012‐10‐12
随想古事記Ⅰ・アマテラスとスサノオ 2012‐10‐15
随想古事記Ⅰ・海幸と山幸 2012‐10‐23
随想古事記Ⅱ・関連記事便覧 2012-10‐17
随想古事記Ⅱ・神話と言語 2012‐10‐17
随想古事記Ⅱ・天津神と国津神 2012‐10‐24
随想古事記Ⅱ・アジアの神話と歴史 2012‐10‐31
随想古事記Ⅲ・大和の心1 2012‐10‐26
随想古事記Ⅲ・大和の心2 2012‐10‐27
随想古事記Ⅲ・大和の心3 2012‐10‐29
随想古事記Ⅲ・大和の心4 2012‐11‐02
随想古事記Ⅲ・大和の心5 2012‐11‐03
随想古事記Ⅳ・おそれながら・・私の仮説 2012‐11‐04
随想古事記・おわりに 2012‐11‐06
随想古事記前章・民族の形成 2011-04-11
随想古事記前章・五色人の謎Ⅰ 2011-04-13
随想古事記前章・五色人の謎Ⅱ 2011-04-14
随想古事記前章・五色人の謎補(私の五色人説) 2011-04-21
アインシュタイン博士の言葉 2012-08-17
私の『中朝事実』 2013-11-03