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サキハエタマヘ

2016-06-24 22:35:04 | 自然食品和みさん

いつもご紹介している平戸の自然食品店の和みさん(0950-23-2566)に、今回新しい商品(商品名『サキハエタマヘ』)が発売されたのでご紹介したいと思います。特にご紹介するわけは、堀江さんの意を汲んで『サキハエタマヘ』と私が命名したからです。この上なくうるわしい名前だと自画自賛しています。

ご存知の方も多いと思いますが、堀江さんのところにたどり着く方々の中にはマクロビオティックなどの食事法を勉強するには1.手遅れ、2.高齢でやり直す意欲がなく時間切れ(?)、3.意欲があっても応急処置が必要・・・・・などといった難しい局面にある方々もたくさんいらっしゃいます。そういう方に、願わくば健やかに人生を全うできるように・・・・・何かしらの切り替えのチャンスが見つかるように・・・・・何とかして意欲に添う気力を取り戻せるように・・・・・等々あれこれ食を通したお手伝いをする堀江さんの心を思って『サキハエタマヘ』という名前を選びました。

 

これは今流行り(?)のペプチド食品です。ペプチドというのは(私も詳しくは知りませんが)アミノ酸結合の一つで、私達生命の消化吸収過程のたんぱく質の姿です。胃や腸などの消化管の中では、太古の昔私たちが単細胞から群生単細胞になって多細胞動物になる過程に、生命として獲得した『食』という機能がそのまま生きているといってよいと思います。ですから、なにしろ、その太古の状態を復元したともいえるような(たんぱく質が消化された状態にある)ペプチド食品は吸収されやすい・・・・・今力を失っている消化機能にとってはとても大切なことだと思います。次ののために今の『』を生かすための『サキハエタマヘ』です。

もう一つとても重要なことがあります。それは私達の生活環境の宿命である『酸化』です。生命にとっては『老化』、食品にとっては『劣化』。『食』の基本は、太古の昔のまま、生きた細胞同士の取り込みあいです。ですから生き生きしたものでないといけません。そこに堀江さんの工夫があって、自然食品和みの商品は生き生きとしていてその生き生きさ(生命力)を食べた人が取り込めるように・・・・・との願いが込められています。最も大切な工夫は、『天然エネルギー変性加工』といいます。これは(私の感想ですが)『酸化』・・・・・つまりこの地球上の経時変化ともいうべき宿命の改善というか、生命力が失われるにつれて起こる秩序から無秩序への変化を巻き戻し(生命力を付与し)て生命力を維持させる・・・・・というか、したがって美味しさなどを含む品質の向上維持に寄与する独特の工夫です。

 

世の中にある食品は、すべて酸化のプロセスに置かれています。だから採れた瞬間から、出来上がった瞬間から、酸化が始まり悪くなります。加工食品は特に速く進みます。最終的には有害になって毒になります。毒にならない間、つまり新鮮で有益(栄養)から有益さは落ちるが無害(腹の足し)までの間が私達の食品になる時間です。ですが、エネルギーレベルで言えば有害・・・・・つまりその食品を食べることで自分のエネルギーレベルが低くなるが、自分のエネルギーで相殺され見た目にはわからない食品もたくさんあります。自然食品や有機栽培食品も例外ではありませんし、かえって最初から良くないものと違って変化は速いかもしれません。サキハエタマヘはペプチド粉末です。粉末は酸化の危険が大きく堀江さん(有限会社トキ・自然食品和み)の『天然エネルギー変性加工』等の工夫なしでこの食品はありえません。おかげで利用しやすい美味しいインスタントスープが出来て、見守ることしかできない人への贈り物や自分用の『だし』として利用できるということになりました。

 

今回は堀江さんの願いに私の願いを重ねて、商品の名付け親になりました。それで特別に記事を書きました。どうぞお調べになってください。そうすれば必要な方のところに『サキハエタマヘ』が届くのではないかと願っています。

 

追記:たけのこご飯の具材(たけのこ・あぶらげ)の味付けに利用してみました。たけのこ特有のえぐみがとれ、ほんのり昔懐かしいかしわご飯のような味で、とてもおいしく出来ました。


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大企業の偽善

2016-06-21 19:27:11 | Weblog

スマホの機種変更をしようと思って、ソフトバンクショップに出かけました。実は数日前に行きつけのソフトバンク店で希望の機種がなく取り寄せ予約をしていたのですが、それがないと分かって親切な店員さんがどのお店に在庫があるかを調べて連絡をしてくれました。行き届いた対応だと心楽しくなりました。それでさっそく出かけたところ、あいにくそこの店員さん(家電店だったので一人しかいない???)の具合が悪くなって早退したということでした。翌日は出勤する予定とのことだったので、予約をして帰りました。

翌日行ってみると、家電店の店員さんが「具合が悪いとの連絡で欠勤してます」・・・・・何いいい~~~~~約束だったはず!!!!!連絡番号もわかっていたはず!!!!!・・・・・病気は仕方がない!!!!!だけど、なんで連絡してくれないの!!!!!お客の時間と手間はどうでもいいの!!!!!昨日来て、帰ったのよ!!!!!そんな対応でいいのですか!!!!!

 

これはソフトバンクに苦情として連絡しておかねば・・・・・と、ソフトバンクのホームページから苦情係を探しました。これがなかなか難しい・・・・・というより不可能です。やっとのことで、携帯からは(なんのことはない)157、固定電話からは0800-919-0157、というのを探し出しました。だけど・・・・・だけど・・・・・ガイダンスの番号は、決まりきった対応用のもので、オペレーターにつながるものはありません。携帯からも、固定電話からもやってみました。同じことです!!!!!何としてでもつないでやる!!!!!と、お店に電話して、オペレーターにつなぐ方法を教えてもらいました。ややこしい方法です。そしてやっとつながったソフトバンクの総合案内のオペーレーターさんに苦情を言いました。責任感のない店員さんのことを・・・・・・と言いたいところですが、それよりもなお、ソフトバンクの会社としての偽善にです。

苦情を受け付けたくないとしか思えません。録音してあるんだろうから、経営陣に聞いてもらってね、と念を押しました。一方的に会社の言いたいことだけを押し付けて、苦情は聞きたくない・・・・・さん、もしお名前のように正義を行いたいのでしたら、その方法はただ誠実であることだと思います。世の中に多額の寄付をなさって素晴らしいと思います。だけどその富を作り出す利用者の苦情をくみ取る窓口の広さが、誠実さの証明ではありませんか。広告のお父さん犬とお母さんの樋口可南子さん・・・・・意表をついて好きですが、長年のソフトバンクから違うのにしようかしら?????と、憤っています。

 

そういえば十数年前、姑を亡くした舅の代わりに郵便局に行った時のことを思い出しました。忌明けも過ぎ寂しくなってやる気が失せた舅が言いました。「和子さん、郵便局に行ってノン子(舅は姑をそう呼んでいました)の貯金を解約してきて・・・・・」それで私は郵便局に電話をかけ、必要書類を聞きました。言われたとおりに委任状も用意して郵便局の窓口に行きました。そしたら何かが足りないといわれ、仕方なくまあ近くだから取りに戻りました。そして再度窓口まで・・・・・そしたらまた何かが足りないと言われました。何いいいいい~~~~~・・・・・だから電話で最初に聞いたじゃない!!!!!それでも一回目の足りないは、そういうこともあるだろうと、取りに戻って持ってきたじゃない!!!!!ひとつづつ取りに行かせる気?????私は暇じゃないのよ!!!!!そうやって遠くから来るおばあさんにも意地悪を言うんでしょ!!!!!いいだろう。私のいとこがそうだ、監察官よ。それに言いつけてやるから!!!!!

そう言ったら、「もういいですから・・・・・」と言われました。何いいいいい~~~~~い~い?????・・・・・今度はそれが無くてもいいの?????だったら初めからいいんじゃない・・・・・・そんな話がある~~~~~よくない!!!!!って、怒りに怒ってそれでも舅のお金を受け取って帰りました。だけど、どんなにしてもおかしい・・・・・それでいとこの監察官に言いつけました。知りませんでしたけれど、監察官というのは、苦情係ではなく、局員の不正を調査する係らしいのです。だけど、それはあまりにひどいから、管轄外だけれど局長を知っているから注意をしておくよ、と言ってくれました。

私はそれで終わらせるつもりだったんです。だけど、監察官の威光が素晴らしかったのか、局長さんと係の方と二人連れ、こともあろうに舅に詫びに来たんです。私は舅にも夫にも言ってなかったのに・・・・・・一部始終を聞いた舅と夫からその人達は、またまた叱られて・・・・・まあ田舎のこと、利用者に優しくすると誓わされて、その事件は終わりになりました。

 

組織というものは、概してそういう組織のための組織になるらしい・・・・・だから、経営者は『苦情窓口』を大きく広くしておくべきですよね!!!!!ソフトバンクが隠しておきたいもっともな理由があるのかもしれません。だけど、それくらいの余裕はある大会社だと思います。そうそう、そのオペレーターにどうしたら苦情が言えるのか聞きました。つながるように設定してないよね、という私の感想を認めて教えてくれました。『157』に電話したら、ガイダンスの番号のところで、『#10』と入力すると、オペレーターにつながるそうです。

 

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お台所便利帳

2016-06-11 21:12:39 | Weblog

平戸帰省中のこと、夫への平戸の海の幸を・・・・・と、恒例の冷凍便の中身を調達に海岸の市場へ行きました。今回は、オゴゼとアジとみずいかと、そして見事なアワビを手に入れました。

                   

 

アワビの塩辛を作ろうと思って・・・・・、久しく使っていない包丁を研がねばならない羽目に・・・・・・ところが愛用の砥石は多治見にある!!!!!ちょっとしたその場しのぎにはお皿の裏で十分なのですが、今回はそれくらいではすみません。何しろ薄く小さく切らねばなりません。困った末に見つけ出したのが、若かりし頃?????子供たちが小さいころ要望に応えてハイカラな食卓にと?????長崎のキッチンハウスで買ったグラタン皿(最近はお料理の下ごしらえに利用しています)・・・・・この裏が立派な砥石になりました!!!!!

 

                     


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すりばち料理教室を終えて

2016-06-02 08:14:37 | 教室情報

久しぶりの教室で、懐かしい面々・・・・・楽しく過ごすことが出来ました。ありがとうございました!!!!!新しい(?)すり鉢のご紹介をしました。きれいな手描きのトクサ模様のすり鉢。すっきりしたグリーンのすり鉢。黒いの・・・・・白いの・・・・・。私もあの常滑焼の茶色いのしか知りませんでした。でも最近のすり鉢はお台所を楽しくすると思います。

 

実習は、カワハギのつみれ。カワハギは平戸地方では、キユーロッポ!皮が臭くて嫌われていました。だけど近頃はフグに似ているとかで高級魚?????・・・・・お清ましにしました。若者向きには揚げ物にも出来ます。白和え2種。従来通りの具材ともう一つは、ブロッコリーとコーンにしました。カボチャの季節にはカボチャもおすすめです。ぬた料理2種。イカとわけぎのぬた、それからキャベツのぬた。このキャベツが好評でした。卵焼きをお豆腐でマクロビオティック風に緩めて作りました。卵焼きのソースが柿本和子オリジナルの『おろし大根ケチャップソース』・・・・・おかげさまでかなり賑やかな食卓になり好評でした。マクロビオティックでない家族や友人とも同じ食卓を囲めると思います。

 

すり鉢のあれこれ、用意した山椒のすりこぎ・・・・・欲しいと言ってくださった参加者さんに引き取られていきました。すり鉢の優しい波動を取り入れたお料理はもちろん、すり鉢があることであちこちのお台所が楽しくなることを願っています。次回は10月の予定です。

 

コメント (2)
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