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武漢発コロナウィルス騒動2

2020-05-24 13:21:28 | その時々・武漢ウィルス騒動・・・2020

少しずつ騒動もおさまっていき、少なくとも日常生活に平穏を取り戻せるのかなと希望を持っています。ただ非常事態に備える覚悟と社会整備を、私達日本人は意識的に迅速に具体化しなければならないと思います。

ただ今回の騒動のおどろおどろしさを実際に過ごしてみて、それで思ったのですが、日本は発酵文化の国・・・・・菌と仲良く暮らしてきました。もしかすると日本全土、菌の棲み分けが出来ていてもう他の菌の入り込む余地があまりないのかもしれません。まあ培地としての余地は人の体質による細胞が残っている程度かもしれません。ただそれも日本ではあまり多くなかった・・・・・らしい・・・・・これから宿主としての側の研究も進むとよいと思います。(ウィルスは菌よりももっと小さい生物でもなく無生物でもない?????・・・・・それでも増殖するのですから生物の始まりには違いありません。増殖は『食』を媒介して行われるのですから、私達の細胞が最適な『寒天培地』にならないことが感染の危険を半分にするカギだと思います。)

 

日本人は目に見えない存在を『ムシ』として扱ってきました。『ムシ』は本来人間の取り扱い外のものでした。それで『虫の知らせ』とか『虫が好かない』とか・・・・・。そういうものと共に暮らしてきたわけですから、『ムシ』の淘汰を受けてきたと思います。長らく共に過ごしてきた『ムシ』が今回の騒動でも威力を発揮したのだと思います。その『ムシ』の環境(つまり伝統的な生活習慣・・・衣食住の習慣)を大事に、これからも日本人の『ムシ』(お味噌とお醤油とお漬け物と、鰹節などのカビ付けによる発酵食品、それとお酒、染め物などのムシの工業)を大事にしたいと思います。

 

 

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令和2年5月8日

2020-05-07 20:27:04 | 父の背負子3(雑記)

明日は令和2年5月8日、恒例の『父の背負子(随想古事記)』のご紹介です。このカテゴリーを完成した2013年の翌年の5月からずっと続けています(死ぬまで続けたいと思います。)

ここのところ武漢発コロナウィルス騒動で、『中国』という国名をよく聞きます。この『中国』という、彼の大陸の国の呼称については、これまで一般的に使われている略称として使ったりもしましたが、かなりの違和感を持っています。そもそも『中国』という国は世界中のどこにもありません。世間でよく言われる『中国三千年』とか『四千年』とか・・・・・だけど『中国』などという国名は歴史上何処にもありません。『中華』とか『中原』とかいう言葉はあるけれども、それも国名ではありません。そして現在の毛沢東が建国した『中華人民共和国』を中国と呼んでいるのは日本人だけだと思います。英語圏では『清』の英語読み『チャイナ』(陶器を表す言葉にもなったチャイナについての記事『志野』も読んでいただけたらと思います。)が今でも使われています。それについて誰も変だとは思わないらしい。ですが、『中華人民共和国』と呼ぶのが正しいのであって、略した場合は『中共』が妥当だと思います。『シナ』というのも『シン国(シン邦)』という意味であって別に蔑称ではありませんが、『チャイナ』という呼び方の日本語版だと言えます。現在の日本人に『シナ』を蔑称のように思わせるのは、中華人民共和国側に清に対する嫌悪感があってクレームをつけられる(?・・・・・そうであれば、当然『チャイナ』にもつけるべき)のか、日本側にある『シナ』と呼んだ明治以降の日清関係の名残か・・・・・です。『朝鮮』という美しい国名が侮蔑を含んでしまったのと同じです。

私の探求のきっかけはいつも小学生時代にありますが、これもまた小学生だった頃の私の疑問が始まりです。『日本の中国地方はなぜ中国地方なの???』・・・・・と、私は思いました。そしていつも通り、疑問を投げかけられた父は小さな娘に答えました。『あれはねえ、『なかつくに』という意味なんだよ。』・・・・・『なかつくに・・・・・中つ国?????』・・・・・スサノオノミコトが大国主命にはなむけされた『葦原の中つ国』・・・・・この『中つ国』が『中国』で、『中国』と書いて『なかつくに』と読むのです。この『中つ国』が『真ん中の国・中央の国・中心の国』という意味になった理由は、その『中つ国』が歴史上中心の国だったから、つまり出雲の国が中心だったからです。スサノオノミコトが出雲と呼ばれる前、その国は『ナカツクニ』・・・・・つまり『ナカ』の国・・・・・蛇族、私が呼ぶところの『ワタツ人』の国だったからです。そしてそれが中心の国を表す美称になって残りました。そういうわけで、『中国』は現在の日本の『中国地方の呼び名』が正しいと思います。日本人が『中華人民共和国』を『中国』と呼ぶのは、朝鮮が事大として仕えたのと同じ精神構造で、無意識下に日本人が卑屈になっているか、或いは大陸への希望的観測かだと思います。聖徳太子の『日本(やまと)』を思い出すべきだと思います。以下が毎回ご紹介している私の随想古事記です。読んで頂けたら、嬉しく思います。

 

 父の背負子(随想古事記)

        父の願い   2010-04-30        

        私の邪馬台国   2012‐10‐04       

        随想古事記・はじめに   2012‐10‐05        

        随想古事記Ⅰ・あめつちの・・・・・   2012‐10‐09        

        随想古事記Ⅰ・イザナギとイザナミ   2012‐10‐12      

        随想古事記Ⅰ・アマテラスとスサノオ   2012‐10‐15       

        随想古事記Ⅰ・海幸と山幸   2012‐10‐23

 

        随想古事記Ⅱ・関連記事便覧   2012-10‐17        

        随想古事記Ⅱ・神話と言語   2012‐10‐17        

        随想古事記Ⅱ・天津神と国津神   2012‐10‐24        

        随想古事記Ⅱ・アジアの神話と歴史   2012‐10‐31

 

        随想古事記Ⅲ・大和の心1  2012‐10‐26        

        随想古事記Ⅲ・大和の心2   2012‐10‐27        

        随想古事記Ⅲ・大和の心3   2012‐10‐29        

        随想古事記Ⅲ・大和の心4   2012‐11‐02       

        随想古事記Ⅲ・大和の心5   2012‐11‐03

 

        随想古事記Ⅳ・おそれながら・・私の仮説   2012‐11‐04

       

        随想古事記・おわりに   2012‐11‐06

        随想古事記前章・民族の形成   2011-04-11

        随想古事記前章・五色人の謎Ⅰ  2011-04-13

        随想古事記前章・五色人の謎Ⅱ  2011-04-14

        随想古事記前章・五色人の謎補(私の五色人説)    2011-04-21

          アインシュタイン博士の言葉    2012-08-17

        私の『中朝事実』    2013-11-03

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