言葉だけは似ているけれど、小池都知事の都民ファーストとトランプアメリカ大統領のアメリカファーストの『ファースト』は全く違ったものだということに、今更気付いて、やっと納得(?)が行きました。
小池都知事の都民ファーストは、都民の利益が都民の代表である都議会や都民のために働く都職員によって損なわれないようにする(現在は損なわれている)と言っており、トランプアメリカ大統領のアメリカファーストは、アメリカ国民の利益を他国や全世界の利益より優先する(現在はアメリカが自腹を切って世界の安全のために貢献しているのに報われない)と言っているのですよね。都民ファーストは内部問題で敵は内部(都民の一部)にあり、アメリカファーストは対外的な問題(敵は外国)なんですね。
小池さんの笑顔に騙されて(?)おざなりにしていましたが、二つのファーストが全く別の構造を持っていて、必然的に問題の種類も解決方法も全く違っていることをやっと認識に上げることが出来ました。キャッチフレーズには騙されないようにしないといけませんね。まあともかくも、内部の問題である方が簡単ではあるけれども、矛盾も近くにある・・・・・対外的な問題は、回りまわって自分に降りかかるかもしれないけれど、意識的には簡単である・・・・・どうなるんでしょうね。