東京の我が家は井の頭公園に面した、平戸人としては高層マンションの上部ですが、そんな相当の高さまで蚊が上ってきます。そんな蚊を見つけるたびに、蚊の能力のすごさに感嘆しています。井の頭公園の池のボウフラは鯉や亀(?)の餌になっているのでしょうが、食物連鎖の妙と言うべきか、必ず天敵との遭遇をすり抜けて生き残る命があるように仕組まれています。そんな蚊が上ってきたのかと、ひととき感慨にひたるというわけです。その次の瞬間には私が天敵(?)になるのですが・・・・・
とまれそんな蚊の餌食になる時は、必ず私の血が蚊の好物、というより食べるべき食べ物に偏っている時!!私の場合で言えば、果物を食べすぎた時!!これはてきめんです。そして蚊はビールも好きみたい・・・・・!!ビールと言えば、ムカデもビールが好きなのではと思ったことがあります。ビールの飲み残しにムカデがいました。研究のテーマになるかもしれません。そんな人の吐く息や汗のにおいにひかれて蚊は上ってくるらしいのです。まあもっと上階の人々のおこぼれで立ち寄るのかもしれませんが・・・・・・?でも咬まれたということは蚊の餌になったということですから・・・・・・。
とこんな蚊の話がどうしてヨモツヒラサカに関係するのかと言いますと、先日私の本の中でご紹介したイザナギノミコトのくだりに出てきた果物のお話につながっています。イザナギノミコトが飾り物を投げ捨てられると追手のヨモツシコメの好む食べ物が生えてきました。ヨモツシコメが貪り食う時間を稼いでお逃げになります。この葡萄と筍のお話は本にご紹介しました。実はこのおはなしにはもう一つ続きがあります。ヨモツヒラサカに桃の木が生えていたのです。そしてそこになっていた桃の実をイザナギノミコトは投げつけられるのです。そして桃の実が追手を撃退したというのです。イザナギノミコトはお喜びになって、桃の実に名前をくださいます。オホカムツミノミコト・・・・・・。
古事記には桃の実がそんな特別のものとして語られています。私達は桃太郎という童話も知っています。そして私達にはあまり馴染みのないお話かもしれませんが、東洋では『西王母』という女神も桃を手に持っています。桃仁や桃核には薬用があるし・・・・・。
ただイザナギノミコトは桃の実を投げつけられたのです。その実で追手を撃たれたのです。礫のように固かったのだと思います。どちらにしても現代の私達の思う桃ではなかったような気がします。蜜の滴るような桃では貪り食わせる時間稼ぎにはなっても撃退は出来なかったでしょう。その間にヨモツヒラサカに大岩で戸を立てられたのです。そしてここでイザナギノミコトとイザナミノミコトは岩を間に立てて向かい合われます。イザナミノミコトは黄泉の国の大神としてこれから『一日に千人を殺す』と言われます。それに対してイザナギノミコトは『一日に千五百人を生もう』とおっしゃるのです。
これにより日本の国は人口が増えることになって豊かな国になることに決まったのですが、現在は少子化ですね。黄泉の国の大神様、イザナミノミコトの勢力が大きくなってきています。黄泉の国の食べ物を好む人が増えてきているのでしょうか?????そしてもう一つ余談ですが、「足びきの」という枕詞をご存知ですよね。これは山坂にかかる枕詞ですが、その始まりもこのヨモツヒラサカにあるといわれています。イザナギノミコトが追手を振り切って険しい坂を「足を引きずりながら」やっとの思いで逃げられた私達の言語学的な記憶です。それで『足びきの』は山坂にかかるのです。『足びきの』という言葉を聞くと、私達は山坂、ひいてはイザナギノミコトを思い出すようにインプットされています。これは「ホツマ伝え」という伝書にかかれています。
とまれそんな蚊の餌食になる時は、必ず私の血が蚊の好物、というより食べるべき食べ物に偏っている時!!私の場合で言えば、果物を食べすぎた時!!これはてきめんです。そして蚊はビールも好きみたい・・・・・!!ビールと言えば、ムカデもビールが好きなのではと思ったことがあります。ビールの飲み残しにムカデがいました。研究のテーマになるかもしれません。そんな人の吐く息や汗のにおいにひかれて蚊は上ってくるらしいのです。まあもっと上階の人々のおこぼれで立ち寄るのかもしれませんが・・・・・・?でも咬まれたということは蚊の餌になったということですから・・・・・・。
とこんな蚊の話がどうしてヨモツヒラサカに関係するのかと言いますと、先日私の本の中でご紹介したイザナギノミコトのくだりに出てきた果物のお話につながっています。イザナギノミコトが飾り物を投げ捨てられると追手のヨモツシコメの好む食べ物が生えてきました。ヨモツシコメが貪り食う時間を稼いでお逃げになります。この葡萄と筍のお話は本にご紹介しました。実はこのおはなしにはもう一つ続きがあります。ヨモツヒラサカに桃の木が生えていたのです。そしてそこになっていた桃の実をイザナギノミコトは投げつけられるのです。そして桃の実が追手を撃退したというのです。イザナギノミコトはお喜びになって、桃の実に名前をくださいます。オホカムツミノミコト・・・・・・。
古事記には桃の実がそんな特別のものとして語られています。私達は桃太郎という童話も知っています。そして私達にはあまり馴染みのないお話かもしれませんが、東洋では『西王母』という女神も桃を手に持っています。桃仁や桃核には薬用があるし・・・・・。
ただイザナギノミコトは桃の実を投げつけられたのです。その実で追手を撃たれたのです。礫のように固かったのだと思います。どちらにしても現代の私達の思う桃ではなかったような気がします。蜜の滴るような桃では貪り食わせる時間稼ぎにはなっても撃退は出来なかったでしょう。その間にヨモツヒラサカに大岩で戸を立てられたのです。そしてここでイザナギノミコトとイザナミノミコトは岩を間に立てて向かい合われます。イザナミノミコトは黄泉の国の大神としてこれから『一日に千人を殺す』と言われます。それに対してイザナギノミコトは『一日に千五百人を生もう』とおっしゃるのです。
これにより日本の国は人口が増えることになって豊かな国になることに決まったのですが、現在は少子化ですね。黄泉の国の大神様、イザナミノミコトの勢力が大きくなってきています。黄泉の国の食べ物を好む人が増えてきているのでしょうか?????そしてもう一つ余談ですが、「足びきの」という枕詞をご存知ですよね。これは山坂にかかる枕詞ですが、その始まりもこのヨモツヒラサカにあるといわれています。イザナギノミコトが追手を振り切って険しい坂を「足を引きずりながら」やっとの思いで逃げられた私達の言語学的な記憶です。それで『足びきの』は山坂にかかるのです。『足びきの』という言葉を聞くと、私達は山坂、ひいてはイザナギノミコトを思い出すようにインプットされています。これは「ホツマ伝え」という伝書にかかれています。