前回の『朝のお味噌汁』に付け加えて、今回は『お汁について』・・・・・・
1.お汁の種類・・・・・味噌汁・すまし(清し)汁・うしお(潮)汁
2.具材・・・・・重いものと軽いもの(沈むものと浮くもの)・海のものと山のもの・季節・色・香り・・・などの取り合わせ
朝は『さっぱり』・夜は『どっしり』
3.朝はお味噌汁、夜はすまし汁かうしお汁・・・・・料亭では留め汁(最後にまた味噌仕立ての汁もの)が決まりだそうです。
4.お椀その他のしつらえ・・・・・朝は清楚に。夜は、必要があれば、趣向を。
5.お昼は???・・・・・適当に???お汁がかかったお料理は、お昼ご飯の普及とともに広がったのではないかと思います。
6.あとはひたすら自分の味覚を信じて、あるいは鍛えて、適当に・・・・・
『朝のお味噌汁』でご紹介した私の好みの朝用の麦みそ・・・・・『立科麦みそ』・・・・・これは本当に『清々しさ』を感じさせるお味噌です。私は大体のものを平戸の『自然食品和み』さんから送って貰っているのですが、これにはわけがあります。もちろん社長の堀江さんが友人(?先輩・・・・・・私にカタカムナの門を開けててくれた恩人でもあります。)だからということもありますが、独特の商品の賦活法(変性加工・EHボード処理)を開発していて、≪神様(あまりこんな言い方はしたくないのですが)がおつくりになったように≫戻してくれるからなんです・・・・・つまり、そのものが持っている本来の力を取り戻させているから、味もおいしくなるし体にも良い・・・・・というわけなんです。それで、乾物にも特有の古臭さがなくなり、私がどうしてもと思う立科味噌も『清々しさ』を失わず、お野菜以外のほとんどを宅急便で送ってもらう羽目になってしまうというわけです。同じ商品でも全く味が違うんです!!!
亡くなった舅の古くからの友人がいました。その方は内科の先生でしたが『うなぎ』が好物で、全国から取り寄せていらっしゃいました。その方が『うなぎが不味くなった』と悲しそうに仰ったので、堀江さんのところの『うなぎ』をお送りしたことがあります。とても喜ばれて『私の知る限り、あれが一番おいしい』と断言してくださいました。それ以後お届け物は『うなぎ』となりました。
こんなことをここで書くのは、もちろん『和み』さんのお客さんになっていただくのもよいのですが、それより自然食品を扱うお店の方に『和み』方式を取り入れていただけたらと思うからです。そうすれば、各地の自然食品を大事に考えておられる皆様のお役に立つと思います。この力の賦活、つまり生命力増加法は、当然対象物が神様のおつくりになったもの・・・・・命の力と形・・・・・以外に効果がありません。生命力のある食べ物とは、それが生きているかどうかということではなく、体の中で『その体の命の形を再構築する力のあるもの』ということなのです。それが神様の正体であり道(展開・証明)なのです。
宣伝広告は好みませんが、あまりにも違うものであることが多いのです。平戸からの宅急便はたった一日しかかかりませんが、それでもどうしても必要になる時があります。そんな時仕方なく買って出来上がったお料理にがっかりしてしまうのです。もちろん料理人の腕が一番かもしれません。でも、それでも、私は思います。
素材が一番!!!!
これ以外に何がありましょう。私はそう思います。鍋好きの私はお鍋の力をよく知っています。それでも、私はそう思います。素材が神様であるかどうか、神様に近いかどうか、それが一番です。