2年目のアスチルベが咲きそろってきた。
去年より株が大きくなったので、花穂の数が増え、背も伸びた。
これを植えたのは家の東側で、ここは午前中はよく陽が当たるが、
午後は陰になるという、日陰を好む植物には理想的な場所だ。
そのせいかどれもよく殖え、ゆったり植えたつもりだったのに、
今ではかなり窮屈になってしまった。
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中でも、アマドコロとアジサイの殖え方がはげしい。
実生のクリスマスローズは、今でこそアマドコロの陰に隠れているが、
順調に育てばアマドコロやアスチルベとぶつかってしまうだろう。
アマドコロは3年目だが、最初の年はほんの4、5本しか茎が出なかったのだ。
今年はラムズイヤーを押し分けて、その間からも茎が出てきた。
宿根草は殖えるものだとはいえ、将来を見越して、
最初から間隔をあけて植えるのはなかなかむずかしい。
植えた当初はまばらに見えてしまうし、種類によっては
大きい株になるまで何年もかかることがあるから。
じっさいのところ、今が理想的な混み具合なんだけど。