フェンネルシードの収穫

茶色くなったフェンネルの種を収穫した。
まだ熟していないものが、これと同じかそれ以上ある。
これだけの量でもお菓子やパンに使えるくらいはありそうだ。
植えたのは１株だけなのだが、すごく大きく育ってくれた。

これを収穫して置いていたら、部屋にほんのりいい香りが漂った。
自然に落ちた１粒をかじってみたら、サラダに入れたフェンネルの
生葉と同じ味がした。

意外にも姿のきれいなレモングラス

ガーデニング一年生にとって、なにをどう植えると美しいか
というのは、けっこう難しい問題だ。
近所の空き地に生えていたコスモスがきれいだったので種を蒔いてみた。
コスモスはわたしの背より大きく育ち、花もたくさん咲いたが、
思ったほど草姿はきれいでなかった。それに倒れやすい。

一方、実用目的で植えたレモングラスが、見た目もなかなかよい。



春には葉が３、４枚しかなくひょろっとしていたのに、今では
アメジストセージに匹敵するマッスとなり、庭で存在感たっぷり。
葉が風にさやさやと揺れるようすが美しい。
そのうえ、意外にしっかりしていて、強い雨や風にも倒れない。

とても使いきれないが、来月あたり収穫して、
冬のために冷凍保存しておこうと思っている。

技術の進歩がごみを作る

引っ越し前に、ＶＨＳビデオをかなり処分した。
それより以前にはβビデオをたくさん処分している。
今のＤＶＤもブルーレイが主流になれば、
また処分するはめになるかもしれないと思っていたが、
そうなる前に、はやくも問題が起きた。

引っ越し前はアナログＷＯＷＯＷだった。
ビデオの例があるので、映画などはよほど気に入ったものでない限り
保存していなかったが、その保存版としてＤＶＤに焼いた映画を
あらためてデジタルＷＯＷＯＷで見たら、もう捨てたくなってしまった。

問題は画質よりもテレビのサイズだ。
映画はもともと上下に黒い帯が入る。
そのうえ、左右の幅もカットされるとなると、
映画自体の画面はものすごく小さくなってしまい、
ワイドテレビで見ても、実質的には３０インチくらいしかない。
フルサイズに比べると、ひどく見劣りがする。

このまま技術が進歩し続けるとすると、
永久保存版にできる映像記録媒体はありそうにない。
その点、本はいいなあ。

秋の気配の涼しさ

この２、３日、とても涼しい日が続いている。
今日は日中でもデッキの温度計は２２度までしか上がらず、
秋の気配さえ感じてしまう。

とはいえ、以前の家では、秋の先を見越して、
また寒い冬が来るのかぁと憂鬱だった。
それがあるから、大好きな秋の到来も半分しか喜べなかったが、
今はそれがないのがうれしい。

庭にも、チョウよりトンボがよく来るようになった。
ラベンダーの花穂が気に入っているらしい。
雨の今日も、セージの陰になっている花穂には
一日中じっととまっていた。

グランドカバー対決

★ディコンドラ
　なんといっても、一番よく伸びるのがこれ。２株植えただけで、このとおり。
　写真ではそうは見えないが、ハナミズキの根元に広がる向こう側の株のほうがじつは面積が広い。


★四つ葉のクローバー
　玄関脇のシマトネリコの根元に植えた。
　初夏のころは、背が伸びて徒長ぎみだったが、暑さが増すにつれ
　背が低くなり、葉も小型になってきて、見映えがよくなった。
　増殖したら三つ葉のほうが多くなったが、適度に探す楽しみがあっていい。


★ポリゴナム
　これは、うちの石垣やその下の溝に自生していたのを移植したり
　種を取って蒔いたりしたのが育ったものだ。
　とても丈夫だし、模様入りの葉もかわいい。
　この場所以外にも、うちの庭のあちこちにこぼれ種で繁殖している。
　この写真の奥のコンクリート壁は玄関にあたる。
　玄関には床すれすれに明かり取り窓があるので、
　ここはこういう背の低い植物でないと光をさえぎってしまう。


★オレガノ
　グランドカバーにするつもりではなかったが、意外にも大きく横に広がった。
　空いた地面に移植したバジルを、すっかり取り囲んでしまった。