害虫の盛衰

害虫というのは、その年によって活動状況が変わるようだ。
去年は、シマトネリコとジューンベリーにたくさん毛虫がついて、
ピンセットを手に探せば、毎日何匹も取れたが、今年はほとんどつかなかった。
ミントと青ジソに多かった青虫も今年はとても少ない。

一方、今年のバジルはオンブバッタにかじられて、いっぱい穴があいている。
隣の空き地の草が刈られてから、ますますうちへ移動してきた気がする。
水遣りすると、おもしろいほどぴょんぴょん逃げる。
すぐ戻ってくるみたいだが。

アメリカフヨウにつく青虫だけは、去年も今年も変わらず多い。
ただ、ハマキムシのほうは減ったみたいだ。



春に買ったシュガーバイン、室内に置いていたら、芽がみんな枯れてしまったので、
どうにでもなれとデッキに放り出しておいたところ、新芽がいっぱい伸びてきた。
でも、室内に入れるとまた枯れそうな気がして、入れることができないでいる。
シュガーバインは、茎の先端の芽が枯れると、そこからはもう脇芽が出ないで
元の方から芽が伸びてくるようだ。

白花の競演

カサブランカが咲いた。さすがユリの女王というだけあって、
直径が２０ｃｍ以上もあり、香りもすばらしい。
でも、背景のボケがないと、やはり写真の魅力はずいぶん減るなあ……。

この花、部屋の中から見ると、向こう向きでよく見えないし、
明日にも次の花が咲きそうだから、切って部屋に飾った。
２０畳以上あるのに、１輪で部屋の反対側まで香りが届く。
こういう香りは、エッセンシャルオイルにはぜったいにまねできない。


アシダンセラも咲いた。純白さではこちらも負けていない。
葉はグラジオラスそっくりで、ちょっと変わったつき方の花びら。
百均で見つけた球根だが、わたしは今までこの花を見たことがなかった。

　　　　　

明太子スパゲッティ

ショッピングのポイントを交換して、辛子明太子をもらった。
木箱入りのずっしりと大きな明太子で、前に近所で買ったものと比べると
辛さがとてもマイルドだ。そのまま食べてもおいしかったが、
今日はそれを使って明太子スパゲッティを作ってみた。
ネットで探したら、入れる調味料が異なる数種類のレシピが見つかったが、
今回はマヨネーズとめんつゆで作るタイプにした。
庭で採れた青ジソを飾っているが、食べるときに刻み海苔も追加してみた。
これはとてもあっさりしていて、びっくりするほどおいしかった。
素材の明太子がいいせいもきっとあるだろう。

デジイチが入院中でコンパクトデジカメで撮ったが、
やはり明太子の粒々までシャープには写らない。

成長著しい白花ハナミズキ

ウドンコ病になりかけていたハナミズキの消毒をしたのは１カ月前。
白花ハナミズキはすっかりよくなって、ぐんぐん新しい枝を伸ばしている。
今日測ったら、なんと５０ｃｍも背が高くなっていた。

でも、同じように消毒したのに、赤花ハナミズキは思わしくない。
全部ではないが、新しい葉のなかに白くなっているものがあり、
その白い葉は大きくならない。白花種に比べて赤花種は生長が遅いそうだが
ウドンコ病でなかったら、もう少し伸びていたんじゃないかと思う。
植えたときは赤花ハナミズキの半分の高さしかなかった白花だが、
数年もしたら、白花の木のほうが大きくなっているかもしれない。

ピンクガーデンへの遠い道のり

トルコキキョウが咲き始めた。これはピンクの八重だ。
一重で白にピンクで縁取りされた株もあるが、そちらはまだ咲いていない。

最近、わたしはピンクの花が好きなことに気づいた。
それも濃いのより、薄いピンクのものがいい。
（花の中で濃いピンクのつつじだけは昔から大きらい）
今咲いているもので、薄いピンクの花をつけているのは、
トルコキキョウのほかに、エンゼルトランペット、カラー、
ヤロウ、ニチニチソウ、カンパニュラ、エリカなど。
あと、オレガノケントビューティーとハツユキカズラの
きれいなピンク色の葉も好きだ。
でも、ピンクガーデンにはほど遠い。

庭で今一番目を引くのは、ダイヤーズカモミールの黄色い花。
少し前はシロタエギクのやはり黄色い花が目立った。
ヘメロカリスの赤もかなり存在感がある。
色を考えずに植えるからいけないのだが、
どれも植えてみたかったのだから仕方がない。
そのうちのかなりが宿根草だから、うちの庭はとうぶん
色の取り合わせがおしゃれな庭にはなりそうにない。