突然変異したクモが人間を襲って、糸でぐるぐる巻きに……
というシーンは映画でよく見るけれども、実際にクモが
それをやっているのを初めて見た!
クモの巣に虫がかかっているのは何度も見たことがあるし、
それにクモが取り付いているのも見たことがある。
でも、どれひとつとしてぐるぐる巻きにされてはいなかった。
私が気づいたときは、すでに獲物はすっかり見えなくなっていたが、
クモはまだ周囲を回って、糸を巻いている最中だった。
そして、獲物は生きていて、体をまっすぐにしたり、曲げたりしていた。
一見、かわいそうに思えるが、先日WOWOWで見たドキュメンタリー
「いのちの食べかた」を見たあとでは、クモのやり方など、
全然むごたらしくなくて、詩的でさえある。
このドイツ製ドキュメンタリーにはまったくナレーションも字幕もなく、
生物(植物も動物も)が食用にされる過程を映像として切り取っている。
人間の食用になるために生まれ、育てられた家畜は、最後に機械的に解体される。
流れ作業で腹を切り裂き、内臓を掻き出し……
ある女性は、ぶら下がった豚が目の前に来るたびに
はさみでぱちんぱちんと足を切り落としていた。
そのあとカメラは、作業をしていた人たちが、汚れのついた服のまま
黙々と昼食を食べているようすも淡々と写し続ける。
人間というのは、なんともすさまじい。
庭のハナミズキにクマゼミがやってきた。そのうるさいこと!
窓を開けていると、テレビの視聴に差し支えるほどだった。
最近、クマゼミが増えていると新聞に書いてあった。
わたしが子供のころは、クマゼミに出会うことはめったになく、
ほとんどがアブラゼミ、たまにニイニイゼミがいたらラッキーという感じだった。
今年初めてバジルソースを作った。
去年の秋に作ったものが、ほぼなくなったのでいいタイミングだ。
このように板状にして凍らせておくと、好きなだけ割って使える。
ただ、同じようにして作ったのに、今年のものは黒っぽいできあがりになった。
どうしてかなあ。
ほんとうに久しぶりの晴れ。でも、明日からまた雨模様らしい。
グロリオーサの第1陣の花が終わったあと、脇芽が伸びてまた花をつけた。
グロリオーサのつぼみはすき間があいていて、雨が吹き込んでしまうが、
下から流れ落ちるので、ほかの花より雨に強そうだ。
八重のマンデビラなどは、軒下に入れてあったのに、重なった花びらの
何枚かが茶色くなってしまった。
アゲハを撮ろうと狙っていたら、飛び立ってしまった。
ちょっとぶれているが、飛んでいるところは撮るのがむずかしい。

仕事に余裕ができたので、久しぶりにお菓子作り。
これはベーキングパウダーではなく、イーストで膨らませている。
焼きあがったとき、あまり膨らまなかったので、重いかなと思ったが、
口の中でほろほろと崩れた。柔らかいというより、もろい感じ。
焼きたては、表面がさくっ、中がほろほろの感触がとてもよかった。
1日置いたら、表面のさくっがなくなったが、ほろほろ感は健在。