一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

425  積む薪に美学のありて冬構

2011年11月18日 | 

(つむまきに/ びがくのありて/  ふゆがまえ)

 

32年前のことである。一度も薪を割ったこともなく、薪の窯を焚いたこともないのに、穴窯を造り薪を割り始めた。今考えたら、全くの無謀な行為と言えるが、それが貴重な経験となり、今を支えているのは確かだ。 

 

寄りかかる壁のない所に薪を積むのは、結構難しい。いいかげんに積むと、必ず崩れるのだ。何度か崩して、ようやく崩れない方法を発見した。

そして、上手く積むためには、美しく積む必要がある。美学というのは、自作ながら少しオーバーな表現で照れるが、意気込みとしてお許しいただきたい。

 

コダチダリア(木立ちダリア)、皇帝ダリアとも

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする