一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1597   誘われて素足のままに星月夜   公平

2015年10月22日 | 

  「星月夜」とは、秋に満天の星が輝き、月夜のように明るい様を言う。月が出て明るい訳ではない。主に、天の川が照らす明るいことを言う。

  ところが例えば、私の住む熱海で夜空を見上げても、天の川はほとんど見えない。東京や横浜など、都市の明かり(街灯やネオンなど)が、空気中のちりにに反射するからだ。淋しいかな、夜空が明かる過ぎて、銀河はほとんど見えないのだ。

 だから実際この句、星月夜ならぬネオン月夜なのではないのか、と勘ぐってしまう。

チャ(茶)、チャノキ(茶の木)とも(椿科)

コメント
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