前回に続いて、私が歌手・竹川美子を初めて知った昨年2月10日のNHK歌謡コンサートのことを書いてみたい。歌もさることながら、私に彼女を強く印象付けたものは、持ち歌『江釣子のおんな』を唄う前のトークであった。こういうとすごく上手に気の利いた話をしたように聞こえるが、そうではない。彼女は緊張した面持ちで、「日本人の心を唄う歌手になりたいという気持がありまして、和の基本を身につけるために、三味線や日本舞踊を勉強しているんです。」と何とか前もって考えていたことが言えたという感じだった。でもそこから伝わってきたものは、ひたむきさ、まじめさ、一途な気持ち、そういった好意的なものばかりであった。思わず「がんばれよ」と励ましたくなる何ものか、輝きを内に秘めた原石の持つ魅力のようなものを彼女に感じたのであった。
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