購入したCDで大城バネサの『シベリア鉄道』を繰り返し聴いた。今回は歌詞について書いてみたい。いいと思うのは1番の歌詞だ。2番はモスクワ広場、キーロフ・ペルミといった固有名詞を入れ、3番は民族楽器バラライカで、いずれもロシアを直接表現している。1番はそういった名詞はないけれど、シベリアの荒涼とした大地の情景が浮かぶ。また、感情面での悲しみから希望への転換があり、それが荒野を突き進む鉄道の情景とあいまってこの曲のスケールを大きく感じさせている。
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