「平成歌謡塾」に神園さやかがゲスト出演し、『あしずり岬』を唄った。高校卒業を機に制服衣装から白のワンピースに替えたさやかをテレビで見るのは初めてになる。これまでは制服姿というインパクトがあったが、それがないだけに、より歌そのものが問われることになるだろう。『あしずり岬』は彼女らしい素直な唄い方がいいし、イントロや間奏でひざを屈伸させる振りが可愛い。
思い起こせば平成15年は、あさみちゆきに新しい歌謡曲の復権の可能性を感じ、神園さやかのレトロ感覚ともいえる青春歌謡演歌のさわやかさも強い印象があった。一方で同じ年にデビューしていた竹川美子の存在を知ったのは、翌年になってからだった。私はこの、あさみちゆき、竹川美子、神園さやかの3人を、勝手に「花の15年組ビッグスリー」と名付けている。一見タイプが異なるようでいて、素朴さやいい意味での素人っぽさに共通するものがあり、心をとらえる存在である。
思い起こせば平成15年は、あさみちゆきに新しい歌謡曲の復権の可能性を感じ、神園さやかのレトロ感覚ともいえる青春歌謡演歌のさわやかさも強い印象があった。一方で同じ年にデビューしていた竹川美子の存在を知ったのは、翌年になってからだった。私はこの、あさみちゆき、竹川美子、神園さやかの3人を、勝手に「花の15年組ビッグスリー」と名付けている。一見タイプが異なるようでいて、素朴さやいい意味での素人っぽさに共通するものがあり、心をとらえる存在である。