このところ今ひとつ話題に乏しい感じだった演歌・歌謡曲ですが、面白い歌手がデビューしました。その名もカレンという演歌歌手らしくないネーミングの現役女子高生です。何でもメジャーデビューの条件が、手作りのインディーズ盤CDを1ヶ月で1000枚売るということで、路上ライブでその目標をクリアしたという根性の持ち主です。
デビューシングルが両A面の「泣くなオカメちゃん/未練坂」で、「泣くなオカメちゃん」は、紅屋おかめが1978年に出したコミカルな味わいのある曲のカバーです。「未練坂」は、つんく♂が作詞作曲していて、現代的な感覚の歌謡演歌になっています。
彼女の歌唱はなかなかしっかりしていて、パンチがあります。ルックスはそんなに「オカメ」というわけでもなく、エクボが可愛く、明るくて健康そうなイメージの女の子です。
ところで現役女子高生といえば、先日取り上げた神園さやかさんの6年前のデビューのときを思い出します。彼女もエクボが特徴でした。今度のカレンさんは、より現代的でエネルギッシュな感じがします。未知数だけにこれからどのように成長していくか楽しみがあります。