♬ 歌・唄・詩の日々

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村木弾 “さんざし恋歌”

2019年09月16日 | 演歌・歌謡曲

船村徹氏の最後の内弟子と言われた村木弾さんですが、船村氏亡き後は舟木一夫さんが彼をサポートしているようです。

7月31日に発売された新曲『さんざし恋歌』は、作詞が舟木一夫さん、作曲は徳久広司さんです。なお、「恋歌」は「こいうた」ではなく「れんか」で、あえてこう読ませる意味は何かと思いましたが、察するに男歌なので歯切れのよいイメージをねらったのではないでしょうか。

この曲の内容は、主人公の男性が、置手紙を残して去った恋人を想う切ない心情です。その置手紙には、さんざしの花が添えられていて、そこから色んな思いがかけめぐります。

「さんざし」は5月頃に白い花がたくさん咲く低木で、花言葉は「希望」「ただ一つの恋」「成功を待つ」ですが、この曲の内容では「成功を待つ」が一番合いそうです。

「夢を追うのをあきらめる あなたにはしたくない」の歌詞があり、去って行くけれど夢を追って成功してほしいとの願いをこめた手紙のようです。

曲は三連符が多用されていて、流れるような心地よさのあるメロディーで、男の哀感が漂う中に爽やかさのある、いい曲だと思います。

彼については『親父の手紙』を昨年の歌謡レッスンで習ったのをきっかけに知ったのですが、この『さんざし恋歌』は、ぜひ早く覚えて、歌ってみたいとの気持になりました。

https://www.youtube.com/watch?v=vaoFz0QLXf4
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