竹島宏さんは一昨年の『恋町カウンター』、そして昨年の『噂のふたり』『夢の振り子』とリズミカルな歌って踊る歌謡曲が続きました。この路線は彼のファンを幅広く増やすという面では成功したと思います。
本日、4月15日に発売されたばかりの新曲『はじめて好きになった人』は、2017年の『月枕』以来の、じっくり聴かせる歌謡バラードになっています。
作詞:松井五郎氏、作曲:都志見隆氏のコンビは『月枕』からずっと続いていて、定番になった感があります。
内容は初恋の思い出をテーマにしたもので、特に歌詞がよく出来ていて、「流れゆく日々にそっと思い出を隠す」「あの日のさよならが またふいに季節をさらってゆく」などの味わい深い表現がたくさんあります。
メロディーはレトロな感覚の心地よいもので、竹島さんの優しい歌声によくマッチしていると思います。
せっかく予定されていた新曲キャンペーンやテレビ出演は、こういう時期だけに実施されませんが、彼はYoutubeで自宅で撮影したコメント映像を次々にアップしており、ファンを大切に思う気持ちが伝わってきます。
私も家に居ながらこの曲を聴いて覚えて、カラオケで歌えるようになるときに備えたいと思っています。
https://www.youtube.com/watch?v=JrTjuN4LbdM