越川ゆう子さんという歌手にはこれまであまり印象がなかったのですが、2年前に越川裕子の芸名で『未練の出船』を出しています。このときは日本クラウンからで、今回はテイチクに移籍しての第一弾シングルとして、芸名の表記も変えての再スタートになります。
その9月15日に発売された新曲は『望郷ひとり言』で、タイトルどおり直球ど真ん中の望郷演歌といった感じです。
作曲は水森英夫氏で、哀愁味を帯びた王道演歌のメロディーがとても心地よい曲です。
内容は、地方から都会に出てきた主人公が、心のすき間にふと故郷を懐かしみ、帰りたいと揺れ動く心情を歌い上げています。
彼女の特徴は、どっしりと重みを感じる力強い歌唱で、こういう声は聴いていて落ち着きますし、安心感があります。
演歌ファン中心にカラオケでも人気が出そうな曲で、移籍と改名を機に知名度のアップ、曲のヒットが期待できそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=aI7Ew0_3U7M