走裕介さんの新曲は、少し日が経っていますが1月26日に発売された『恋懺悔』です。
タイトルが重く深刻な感じで、聴くまでは切ないスローバラードとか、切な系のマイナー演歌といったものを想像していたのですが、実は違っていました。
イントロからリズミカルでビートが効いていて、これはロック調演歌だなと思いました。
内容は男性主人公がまあ不倫でしょうが、道ならぬ恋に悩んで葛藤して懺悔してといった心情を歌っていて、キーワードはずばり「罪」の一字です。この曲全体で何と「罪」が20回も出てきます。サビも「罪、罪、罪の罪づくし」とまさに罪づくしでインパクト十分です。
曲調が激しいので、懺悔しているより情にまかせて開き直っている感がありますね。
MVはホテルのような場所で、彼がベッドに座って女性を前にして歌っているという、ちょっと危なげな情景なのも演歌では異色と言えるでしょう。
一風変わった演歌ですが、それだけにカラオケでも歌い映えがするでしょうし、おすすめの一曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=RyVq8RMnRGs