今や名実ともに男性演歌歌手のトップスターとなったと言える山内惠介さん。昨年のNHK紅白では、ステージ外でナツメロを歌うという理不尽な扱いをされたものの、その人気は盤石です。
彼の待望の新曲は、3月2日発売の『誰に愛されても』です。2018年の『さらせ冬の嵐』以来の女性主人公の曲で、また同じようにドラマチックな構成になっていて、彼の持ち味を存分に活かした曲と言えるでしょう。
作詞はチェッカーズや中森明菜さんの曲をはじめ、歌謡ポップスを中心に多くのヒット曲がある売野雅勇氏、作曲はもちろん師匠の水森英夫氏です。
内容は情熱的な恋心を歌っており、タイトルの「誰に愛されても」に見られるように、たとえ他の誰かに愛される運命になっても、まごころはあなたのものだと強く訴えかけるものです。
2番の歌詞にある「世間にはぶられても」の意味がわからなかったのですが、国語辞典で調べると、仲間はずれにされるとのことだと知り、勉強になりました。
歌い出しは語りかけるように始まり、「運命に引き裂かれて」のところから感情がぐっと高揚する感じで、聴き応えがあります。
カラオケでも気分よく歌えそうで、男女を問わずおすすめの曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=U6tkT620u_s