若手男性演歌歌手の中で、存在感を増しているのが二見颯一さんです。
幼い頃から民謡に親しんできた実力を元に、デビューから3年、望郷演歌路線を中心に次々新曲を出してきました。
4月27日に発売された5枚目シングル『0時の終列車』では少し趣を変えて、演歌の定番の一つ、駅での別れの情景とその切ない心情を歌っています。
曲調はレトロな昭和歌謡の香りいっぱいのもので、懐かしさにひたりたい方には特におすすめです。彼の声や歌い方が、こういったレトロな気分にはぴったりと言っていいのかもしれません。
この曲はタイトルが目を引きます。「0」とか「0時」で始まる演歌はこれまでなかったように思います。各コーラスのラストの歌詞は「午前0時の終列車」なのですが、タイトルでは「午前」を入れなかったのが、インパクトがあってよかったと感じます。
カラオケでもきっと人気が出そうないい曲だと思います。